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コラム 「シアトル系コーヒーに関する学術的考察について」

【むかしむかし発行していたメルマガの記事から】 
今では言わなくなってしまったけど、スターバックス、タリーズなどのいわゆるスペシャリティコーヒーを、昔はシアトル系コーヒーと呼んでいた。この当時は、静岡県浜松市にはスタバもタリーズも出店していなくて、ドトールとカフェ・ベローチェぐらい。(今ではカフェ・ベローチェはなくなってしまった。(´・ω・`))

「シアトル系コーヒーに関する学術的考察について」
by 吉田柴犬(当誌編集長)

 こないだ、大阪は梅田で、Seatle's Best Coffeeという、いわゆるシアトル系コーヒーショップに初めて入りました。浜松では11月21日、鍛治町にオープンするショッピングモール「ザザ シティ浜松」の1F玄関横に、「スターバックスコーヒー」が登場する予定です。

 シアトル系コーヒーショップの特徴は、1)おしゃれな店内、2)セルフサービス、紙コップ、3)エスプレッソ系を中心にメニューが豊富、4)ドトールとかと比べるとプライス高め、と言えます。

  なぜ流行るか、という日経トレンディ的に考えると、いろいろ考えられるんだけど、オリジナルの米国では、美味しいコーヒーの飲める日本のような喫茶店という種類のお店がないこと、日本では、お洒落だから、というのがその最大の理由だと思います。

 柴犬は海外旅行で美味しいコーヒーを飲んだことは一度だけしかなくて、それも、ドイツ統一前のベルリンのホテルなんだから、いつも不思議に思っていました。大きなペーパーカップに美味しいコーヒーとベーグルをテイクアウトして、オフィスで朝食、なんてニューヨーカーっぽいですねえ。(^^.)

 それに比べると、日本人はコーヒーにうるさい、といいながら、本当にそうなの?(・。)?(。_・)? と柴犬は思っています。オフィスではコーヒーメーカーの煮詰まったコーヒーをがぶがぶ飲んで、喫茶店でアメリカンコーヒーとかいうのをオーダーする、、、。浜松でも美味しくて、雰囲気の良い喫茶店はとても少ない、と柴犬は思っています。

 で、シアトル系コーヒーのお味はどうか、というと、柴犬がオーダーした、カフェ・コンパーナのミドル350円は、エスプレッソにホイップクリームをたっぷり浮かべたもので、とても美味しかったです。ただ、紙コップでコーヒーを飲むというのは、ちょっとマイナス。店内で持参用の専用カップも売ってるけど、そのためにわざわざ持ってくるのもねえ、、、。陶器のカップも選べるといいな、と思いましたが、スタバはどうなんでしょ? そしてお値段は高くはないけど、安くもないかな。ドトールなんかが佐鳴台にできれば、柴犬はオッケーなんですけどね。【柴】

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発行日: 2000.10.29 発行 第92号

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