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コラム 「違いのあまり分からない男」

【むかしむかし発行していたメルマガの記事から】 
毎朝、自分でコーヒーを挽いてドリッパーで淹れている柴犬だけど、こだわりは少しだけ。紹介しているお店はかなりなくなってしまって、悲しい。コンビニの100円コーヒーがあんがいと美味しくて複雑な気持ち。(=^・^=)

「違いのあまり分からない男」                      by 吉田柴犬(当誌編集長)

 柴犬もコーヒーが大好き。それもエスプレッソ系のコーヒーが一番好き。でも、猫助顧問も書いているように、エスプレッソを自分ちで飲むのはなかなか大変なことです。ということで、家ではペーパードリップでオーソドックスにコーヒーを淹れています。あ、それで思い出したけど、コーヒーを「淹れる」という言葉はいいですよね。

 で、豆はもっぱら風変里家で買っています。ここの古典ブレンド 100g430円が柴犬家の定番商品。実は最近、別のお店の豆を飲んでたり、インスタントコーヒーを飲んだりしているけど、ダメね、ここのじゃなきゃ。淹れ方にはあまりこだわりがないけど、たっぷりの豆を粗挽きにして、濃いめに淹れる、というのが基本方針。佐藤、じゃない、砂糖、ミルクなどは入れないで飲みます。あー、美味しい。

 これに対して、外でコーヒーを飲む、という行動は、少し意味が異なる、と柴犬は思っています。どちらか、というと、純粋にコーヒーを飲む、というよりは、コーヒーを飲む、という動作に意味がある場合があるからです。あー、まわりくどい、よーするに、お店で飲むコーヒーは雰囲気や、時間を買ってる場合が多い、ということですね。(^^.) 純粋にコーヒーを飲みたいだけならドトールが一番美味しいと柴犬は思います。きらいじゃないけど、スターバックスもこのジャンルのコーヒー屋さんだと思っているのですが、おしゃれ、だと思っている方が多いおかげで、変に人が多くって困ります。

 雰囲気というか、時間を買うほうのお店のおすすめをいくつかご紹介しましょう。

 まずは、鴨江の喫茶店、カフェ・フラット。ここは少し年輩のご夫婦で切り盛りしています。コーヒーのバリエーションも多いですが、シンプルなブレンドがとても香ばしくて美味しいと思います。夏に飲んだアイスカフェオレも美味しかった。サンドイッチやケーキと一緒にどうぞ。

 ちょっとお高いけど、鴨江のザインもいいね。ここは基本的には紅茶メインのお店だけど、コーヒーも美味しいし、何よりも落ち着いています。時間がたっぷりある時、人のおごりの時(^^.)は、ここでしょ。

 ジャズが好きな方には、佐鳴台のハーフ・ノート。ここはなかなか美味しいコーヒーに前田のクラッカーがついてくるのが嬉しいです。
  
 ロケーションがいい、というところは、富塚のアートフェラーナ・カフェ。ここはインテリアショップの2F。天気のいい夕暮れなんかに行くと、佐鳴湖の景色は抜群なので、デートコースに加えておいてください。

 だんだんコーヒーから離れてきたけど、和地のぬくもり工房なんかも喫茶店じゃないけど、庭で飲めるコーヒーは抜群に美味しいでです。

 ケーキがメインで、コーヒーは脇役だけど、佐鳴台のバレンタイン、富塚のAKIYAMAなどのお店では、店内でケーキがいただけます。で、コーヒーも、もちろん飲む。特にバレンタインなんて、パリのカフェみたいで女の子とデートにいいですね。

 エリア的に偏っていて申し訳ないけど、佐鳴台在住の柴犬ですから、どうしてもこの周辺になってしまうわけです。だって、わざわざ車で遠くまでお茶をしにはあんまり行かないんだよね。(^_^.) 

 最後に柴犬の提案するニュービジネス。スタバなんかでも売ってる大型のマグカップ、それも車のドリンクホルダーに入るのに、コーヒーをいれて、売る商売。次からはコーヒーだけ、買えばいいわけです。朝なんか車の通りの激しい道沿いで通勤客向けに売ったら、売れまくると思うけど、ダメでしょうか。柴犬だったら、毎日、買うけど、ね。【柴】


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発行日: 2001.03.04 発行 第101号

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