番外編 「柴犬東京日和 ~ 豆柴と初めて2人だけで行く1泊旅行 ~」2002.7
【むかしむかし発行していたメルマガの記事から】
娘と初めて二人だけで1泊で東京に出かけた時のお話。(=^・^=)
「柴犬東京日和 ~ 豆柴と初めて2人だけで行く1泊旅行 ~ 」
(登場人物)
柴犬 浜州鳥編集長でこのサイトの主宰者 37歳
豆柴 柴犬の長女 2歳
熊こ 柴犬の奥さま、だから豆柴の母。
A山兄弟 柴犬の親戚の兄弟 共に50歳代 福島在住
プロローグ
ひょんなことから豆柴と2人で東京に1泊で旅行に出かけることになった。親戚のA山兄弟@福島在住が東京にミュージカルを観にくるのに合わせて、東京で会おうということになり、一人で出かけることにしていたんだけど、豆柴も連れていけるのではないか、と思ったのがきっかけ。本人に言ってみるとと、東京がどこかは知らないくせに、「行くーっ!」と言ってみたり、「行かないのーっ!」と言ってみたり、どうもよく分からないので(^_^.)、東京に行くと、キティちゃんやスプーに会えるよ、ととりあえず教えておく。
ぷらっとこだま
前に使って満足度の高かった「ぷらっとこだま」のグリーン車を使おうと思って、事前にJR東海ツアーズのカウンターで旅行申込みをして、チケットを買っておく。事前に予約しなければいけない、乗車時間を変更できない、という欠点があるけど、安くて(なんたって普通車の指定券よりも安い!!)、ゆったり座っていけて、さらに缶ビールかペットボトルのジュースがつくなんて、素敵! それにグリーン車は空いていて、ほとんど隣の席に乗客が来ない、というのがねらい目。
※後日調べると、JR東海ツアーズのサイトでは予約が可能みたい。
http://www.jrtours.co.jp/
(1日目)
02.07.13 Sat.
新幹線
朝、起きて準備をして、浜松駅までくま子に送ってもらう。親たちはホントに連れて行くのか? 大変だからやめろ、とか、うるさい。肝心の豆柴はキティちゃんに目がくらんで、けっこう行く気あり。くま子はそれが複雑ならしく、豆柴に、さびしくない?とか、泣かない?とかしつこく聞く。駅での別れはけっこうあっさりしていて、豆柴も泣いたりしなかった。
こだま460号 浜松 10:42発 東京 12:46着
おむすびころりん
駅の売店で絵本を買うことにする。昔話がいいだろうということで、迷った結果、食べ物がのっているのが決め手で、「おむすびころりん」にする。500円もしない本で、安いし、しかたがないけど、絵がいい、とはお世辞にはいえない本。
オレンジジュース
ホームの売店で、飲み物引換券でオレンジジュースをもらう。普通だったらビールかお茶だけど、豆柴がなっちゃん、なっちゃん、、、と騒ぐので仕方ない。
こだま号のグリーン車はほとんど乗客がいない。ラッキーなことに隣の席にも誰も座っていないので、豆柴を隣に座らせてリラックスできる。買った「おむすびころりん」を何度か読んでやると、途中、眠くなって、おしゃぶりをくわえて寝てしまう。上着をかけてやって、今度は自分が雑誌を読む。前日まで2泊で大阪に出張だったせいもあって、東京へ行く実感があまりない。そのうちに豆柴が起きて、オレンジジュースを飲んでいるうちに東京へ着く。
山手線
東京駅で山手線に乗り換えて、渋谷まで行く。両手が使えるよう、ショルダーバッグとデイバッグで出かけてきたけど、豆柴を抱っこして移動するのはなかなかきついものがある。土曜日の午前中なので、車内は空いていて、途中から座ることができる。豆柴には「これからA山のおじちゃんがいる渋谷に行くんだよ。」と言うと、「東京に行く!」と言う。しばらく、東京の中に渋谷っていうところがあって、、、と説明を試みたけど、不可能であると判断をして、説得はあきらめることにする。(^_^.)
渋谷マークシティ
待ち合わせをしているのは、A山の宿泊先のエクセルホテル東急。最近できたホテルみたいで、事前にサイトで確認すると、井の頭線の駅の上にできた駅ビルみたい。なかなか良さそうなホテルで期待がもてそう。渋谷に着いて、2Fの改札からそのまま通路でつながっているのは便利。新幹線の中でA山から電話をもらって、もうチェックインしているということで、ルームナンバーも聞いておいたので、そのまま部屋に向かう。
渋谷エクセルホテル東急
http://www.tokyuhotels.co.jp/jp/TE/TE_SHIBU/index.shtml
渋谷マークシティ
http://www.s-markcity.co.jp/
Wさん夫妻
ホテルの部屋にはA山2号(弟)と古くからの友人というWさん夫妻がいた。今日は2号だけ宿泊で、1号は明日福島から出てきて、合流する予定。Wさん夫妻には柴犬も初めてお会いする。穏やかそうな方達で、A山2号とは同級生で小学校から高校まで一緒で、子供の頃から世話になったとのこと。豆柴はA山2号とは2回目だけど、1歳になったばかりの時だし、覚えているはずがない。豆柴は珍しくあまり人見知りをしないで、すぐに慣れて部屋の中を走り回る。
部屋はバリアフリー(車いす対応)のツインルームなんだけど、普通のシティホテルのツインの2倍はある広さで驚く。大阪で泊まったビジネスホテルの部屋だったらこの1/3ぐらいだろう。高層で部屋からの眺めも良くて、昔、働いていた渋谷駅南口、桜ヶ丘、代官山方面の景色が見えるのがうれしい。ついでにバストイレもチェックすると、ここも広く、アメニティグッズも充実していて、快適そう。
トイレ
思い出して、豆柴をトイレに行く。ここ数日、トイレでおしっこが出るようになって、時間を見て、トイレに連れてくように言われていたのを思い出す。おむつパンツを脱がせて、洋式便器に大人と同じように前を向いて座らせると、ちゃんとおしっこは出たけど、勢いが良すぎて、ほとんど、便器の外にこぼれてしまう。(^_^.) 豆柴をほめて、それからトイレットペーパーでおしっこを拭く。
デパ地下のお弁当
ご飯をどこかに食べに行こうと行っていたけど、結局、Wさん夫妻がデパ地下でお弁当を買ってきて下さるというので、お言葉に甘えることにする。さすがに渋谷の百貨店激戦区だけあって、美味しそうなお弁当。豆柴もエプロンをして、お刺身とか、ハンバーグを食べる。ご飯を食べながら、いろいろな話をする。A山2号に同級生がいる、というのは当たり前なんだけど、ちょっと不思議な気がする。
デパチカ・ドットコム
http://www.depachika.com/index.html
渋谷散歩
Wさん夫妻がお帰りになって、少し渋谷の街中を散歩しよう、ということになる。特にあてはないけど、東急ハンズとかLOFTにでも寄ろうということになる。豆柴に靴を履かせて、「今からA山のおじちゃんとお散歩に行くけど、豆柴は歩ける?」と聞くと、「うん。おじちゃんは歩ける?」と聞くのには参る。「おじちゃんはあるけないの。だからこのくるまにのっているんだよ。」というと、車いすに興味津々みたいで、A山2号が電池を取り替えたり、予備電池を取り出したりのを、質問攻めにしている。そのうちに自分も乗りたい、と言い出すんじゃないか、と思ったら、さすがにそうは言わなかった。
ロフト
まずはロフトに行ってみることにする。たまたまスターウォーズ展をやっていて、入場無料ということなので、柴犬と豆柴だけで中に入ってみることにする。等身大、といってもどのぐらいが等身大かどうかは分からないけど(^^.)、ヨーダの人形が入り口にあって、柴犬が(^^.)興奮する。豆柴を前に立たせて、デジカメで写真を撮る。ライトセーバーを持って、写真が撮れるというコーナーもあるので、豆柴に持たせて撮らせてもらう。豆柴もまんざらではないようで、うれしそうな顔をして写真に収まる。A山2号はセラミックの高級包丁を買う。それから文具のフロアに行って、豆柴にセールで安くなっていた子供用の色鉛筆と、手のひらサイズのスケッチブックを買う。あとアンパンマンの入浴剤@300円を買って、お風呂に入るとき使おうね、と言っておく。
渋谷ロフト
http://www.loft.co.jp/shop/shibuya/index.htm
ロフトを出て、NHKの方に歩いていくと、おしゃぶりをくわえていた豆柴の目がとろんとし始めて、すぐに寝てしまう。新幹線でも30分ぐらいは寝たけど、さすがに疲れたんだろう。豆柴を抱っこして、NHKからまたセンター街に歩いて戻る。豆柴も12キロぐらい体重があって、午後遅くなったとはいえ、暑い中を抱っこして歩くのはさすがに腕にこたえる。
駒形どぜう渋谷店
センター街にやっと戻ってくると、駒形どぜうがあることに気づく。渋谷店が前からあるんだけど、ここには入ったことがなかったので、豆柴が寝ている間にビールを飲むことにして、入る。車いすが入れるかどうか、確認をすると、大丈夫みたいで、豆柴が寝ているのを見て、わざわざ奥の席に案内してくれる。
生ビール(中)を二つ頼んで、もちろんどぜう鍋をオーダー。他にもろきゅう、冷や奴、鱧天ぷら、揚げ出し豆腐などを頼む。どぜう鍋はさすがに美味しかったけど、あとからささがきごぼうを追加で入れたら、ぐっと美味しくなった。どじょうとごぼうって合うというのを改めて実感したけど、そう考えると、どじょうそれ自体って、ものすごく美味しいというものではないんだ、ということが分かる。
豆柴はかなりの間ぐっすり眠っていたので、A山2号とかなりの時間、ゆっくり話をする。そのうちに起きたので、ジュースを頼む。とりあえずこの店は出ることにして、お土産用のどじょうの佃煮を2つ買う。
ここのお店の接客はさすがに老舗だけあっててきぱきしてきて気持ちがいい。
駒形どぜう渋谷店
http://www.dozeu.co.jp/shibuya/index.html
つばめグリル
ぶらぶら駅前まで戻ってきて、マークシティの専門店ビルでトイレに行く。A山2号がお好み焼きなら食べられる、というので、東急プラザの裏を歩いてみるけど、良さそうなお店はない。結局、マークシティに戻ってきて、レストランフロアに行ってみる。するとお好み焼きではないけど、つばめグリルがあったので、ソーセージでまたビールを飲もうということになる。(^_^.) トマトのサラダ、ソーセージの盛り合わせで黒ビール、グラスワインを飲む。つばめグリルだけにハンバーグとかシチューを食べたいところだけど、さすがに食べられない。(^_^.) 豆柴もソーセージが気に入ったみたいで、ハーブとかこしょうがきいたソーセージをばくばく食べる。最後にはあんまり口に入れすぎたみたいで、おえっとなって、吐いてしまったけど、それでもケロッとしている。
つばめグリル
http://www.tsubame-grill.co.jp/
ドナテロウズ
満足して部屋に戻ろうと思ったけど、豆柴が大好きなアイスを買ってやろうと思い、同じフロアのドナテロウズでコーンのジェラートを買う。豆柴に見せると食べたがって、うるさいので、部屋に着いたらね、と言い聞かせて、ホテルの部屋に戻る。豆柴はまたエプロンをつけて、うれしそうにジェラートを食べる。
アンパンマン入浴剤
お風呂に入ろうと思って、お湯をためる。ロフトで買ったアンパンマンの入浴剤を取り出すと、丸い固形になっていて、中に人形が入っているみたい。人形は8種類ぐらいあって、どれが入っているか分からない。お湯に入浴剤を入れて、しばらく待っていると、メロンパンナちゃんの人形が浮いてきて、豆柴は大喜び。身体を洗って、頭を洗って、タオルで拭いて、パジャマを着る。興奮しているみたいで、なかなか寝ようとしないけど、11時前には寝息を立て始める。寝相が悪くて心配なので、壁側に寝せることにする。
(2日目)
02.08.14 Sun.
スターバックスコーヒー
朝、起きて、どこかご飯を食べに行こうと思うけど、せわしなさそうなので、何か買ってくることにして、一人で外に出る。センター街の入り口にスターバックスコーヒーがあるので、サンドイッチ、パンとコーヒーを、豆柴用には大好きなドーナツとオレンジジュースを買う。部屋に戻って、朝食を食べて、豆柴は昨日買った色鉛筆とスケッチブックで遊ぶ。柴犬のつき合いがあんまり悪いので、そのうちA山2号に、「うちかいて!」とか、「らいおんかいて!」とか、いろいろ注文を出し始める。A山2号の描く絵が気に入ったみたいで、しばらくの間、これで遊んでいる。
A山1号登場
そのうち、福島から朝出てきたA山1号が到着。A山のおじちゃんが2人いる、ということで、豆柴も少し驚いたみたい。それでもすぐに慣れてしまって、おじちゃん、おじちゃんとなついているのはちょっと不思議。
東急本店
A山が東京に出てきた本来の目的のミュージカルに行くために、東急本店に向かう。開演は午後からなので、どこかで食事をすることにする。結局、途中に良さそうな店もなかったので、東急本店の地下に行ってみることにする。久しぶりに来た東急本店はとてもきれいになっていて、地下には紀伊国屋が入っていてびっくりする。何を買うということもなく、ぶらぶらして、早めの昼食を地下のどこかで食べようということに。カウンターの飲茶のお店を見つけて座る。お店の人に聞くと、豚トロ坦々麺がイチオシとのことなので、柴犬はそれをオーダー。他にシュウマイ、肉まんなどを頼む。豚トロ坦々麺は確かに美味しかったけど、辛いので大汗が出る。豆柴はエビシューマイとかを少ししか食べないので、おにぎりを売っているお店で、大好物の鮭おにぎりを1つ買う。
東急百貨店
http://www.tokyu-depart.co.jp/
カフェ
ご飯を食べて、BUNKAMURAの1Fのカフェで休憩。やっぱりミュージカル " Swing" を観に来ている人たちなのか、おばさま方の姿が目立つ。柴犬はコーヒー、豆柴はオレンジジュースをオーダー。こっそりおにぎりも食べさせる。一休みして、3Fまでエレベータで移動して、入り口で別れる。柴犬たちの帰る時間と向こうの終わる時間がどうなるか、微妙なところだけど、とりあえず、豆柴と2人で、NHKに行くことにする。またまたNHKを目指して坂を歩く。ホントに暑い日で、気温35度以上あるのは間違いない感じ。
BUNKAMURA
http://www.bunkamura.co.jp/
NHK
NHKにやっと着いて、スタジオのとなりにある子供向けの建物に入ると、BSの収録スタジオなどがのぞけるしくみになっている。ここで午後1時も過ぎて、豆柴がいつも眠くなる時間だと思っていたら、やっぱりおしゃぶりをくわえて寝てしまう。(^_^.) 仕方なく、豆柴を抱っこして、ワールドカップのスペイン戦の再放送をハイビジョンで観たりして30分以上も時間をつぶす。やっと目が覚めたので、「スプーがいるよ。」と教えると、寝ぼけたまま立ち上がって、自分よりも大きいスプーなどのぬいぐるみの前まで歩いていって、さすがにうれしそう。スタジオを再びのぞくと、BSの番組が始まって、林家しんぺいとか、吉本の女優の島田なんとか、という人がハイテンションでしゃべっているけど、豆柴は喜んだのは最初だけ。次は原宿のキディランドに行こうと思って、NHKを出る。
NHK2002みんなの広場
http://www.nhk.or.jp/event/tent2000/cover4.html
代々木公園&竹下通り
とりあえず代々木公園を抜けて、原宿駅方面へ歩く。いわゆる若い路上パフォーマーがたくさんいる。アンプなど音が出るモノは禁止されているみたいで、そういう意味では地味なものが多い。お笑い系もけっこういるけど、どれもあまり面白くない。(^_^.) それにしても東京って、普通の人ほど変なファッションをしているところだと思う。原宿駅について、竹下通りを歩いてみる。もう何年ぶりだろうと考えるけど、前に通ったのがいつなのか思い出せない。ダイソーのファンシーなお店があって、入ってみたかったけど、通り過ぎる。ずっと豆柴を抱いているので、かなりくたびれてくる。
キディランド、野沢直子
ようやくキディランド原宿店にたどり着く。冷房が効きすぎていて、風邪をひきそうなぐらい。お店の奥に行こうとすると、1Fのレジにベビーカーを押している野沢直子そっくりな人と目が合った。ハーフっぽい子供を2人ぐらい連れていて、多分そうだろう、と思ったけど、その前にあまり変な格好をした人を見すぎていて、芸能人の方が普通っぽくておかしかった。よく考えると頭の上にちょんまげみたいにしてて、浜松だったら十分に変な人なんだけど、東京じゃ普通というか目立たないんだよね。
ハローキティ
ハローキティのコーナーは4Fにあって、豆柴はもう大興奮。結局、小麦色に焼けたキティちゃのクッション(後からボーイフレンドのダニエル君だと知る(^_^.))、キティちゃんのシャンプー、キティちゃんのタオル、昨日大喜びだったアンパンマン入浴剤を買って、満足する。
キディランド
http://www.kiddyland.co.jp/
タクシー
だんだん時間がなくなって来たので、渋谷駅に戻ろうと思って、青山通りを歩き出したけど、暑くて疲れて、我慢できなくなって、タクシーに乗ってしまう。(^_^.) たばこ臭いタクシーでも冷房も効いているし、文句もいえない。途中、A山から電話をもらって、向こうも終わったみたいなので、ホテルで会うことにして、109の前まで迎えに行く。ホテルの部屋に行って、お茶とジュースを飲んで一休みする。最後に豆柴とA山兄弟で、記念写真を撮る。A山兄弟はもう1泊して福島に帰る。
おにぎり、ほっぺたうん
渋谷駅まで行って、山手線で東京駅に向かう。構内にユニクロのショップがあったので、着替え用の Tシャツ@1000円を買う。早めに出たので、時間的にはまったく問題がないけど、自分が疲れてしまって、どこかに寄る根性がない。ぷらっとこだまは一度改札を出てから再度入場しなければならないので、八重洲口に一度出る。おにぎりの専門店を見つけて、おにぎり3個と鶏から揚げを車内用に買っておく。
一応、東京土産も買っておこうと思って、大丸の地下、「ほっぺたうん」に行く。定番だけど、個人的に大好きな花園饅頭のぬれ甘なっとと、水饅頭を買い込む。
大丸東京店
http://www.daimaru.co.jp/tokyo/index.html
花園饅頭
http://www.tokyo-hanaman.co.jp/
大泣き
新幹線の車内はさらに人が少なくて快適。また豆柴を隣の席に座らせて、ゆっくり帰ることにする。豆柴は、色鉛筆とスケッチブックで訳の分からない絵を一人で描いていたけど、そのうちにかんしゃくを起こして、なきはじめて、最後には大泣きする。周りの人にも申し訳ないので、通路に連れてって、泣かないで、と頼んでみると「○○の絵が描けないの~ (;>_<;)ビェェン 」と言っているみたい。どうも、自分の思ったとおりに絵が描けないことにいらいらしたみたいなので、豆柴はまだ小さいからしょうがないの、となぐさめる。考えてみれば、これまで一度も泣いたり、ぐずったりしなかったのは偉かったと思う。(^^)\(゜゜)
こだま475号 東京 17:13発 浜松 19:14着
駅にお迎え
夜の7時過ぎに浜松駅に到着。駅にはもちろんくま子がお出迎え。柴犬が運転をして、後ろの席で二人で話をしながら帰る。豆柴も「おかあさんにあいたかったの、、。」とか調子のいいことを言っているけど、けっこう本心かもしれない、と思いながら、家に帰る。
エピローグ
豆柴にとって、東京に行ったこと、A山のおじちゃんに会ったことはなかなかインパクトがあったみたいで、よく「豆柴、とうきょうにいったねー」とか言うようになった。「東京で誰に会ったの?」と聞くと、「Aやまのおじちゃん」とちゃんと答える。
1泊2日の忙しいスケジュールだったけど、柴犬にとっても楽しい小旅行だった。
WEEKLY E-MAIL MAGAZINE "HAMAMATSU SHOPPING &DINING GUIDE" HAMASUDORI
週刊メールマガジン 浜松ショッピング&ダイニングガイド「浜州鳥」