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リール投稿を活用する

3−1 リールとは?

Instagramの投稿は写真だけではなく動画も投稿でき、リールとは動画をInstagramに投稿すること。以前は動画として投稿できたが現在動画は全てリールとして扱われる。最近はTikTokやYoutubeショートなど再生時間の短い動画がシェアを伸ばしており、Instagramも負けじとリールの機能をアップデートしている。
リールの優れた点は写真の投稿以上に拡散力が強い点で、フォロワーが少ないアカウントであっても10,000リーチ以上することは決して珍しくなく、多くのユーザーにリーチさせたいならリールは有効な手段になる。
リールは写真投稿と違い、画面全体に表示されるため迫力のある映像を作ることもでき、積極的に活用していくことでアカウントを大きく成長させることができる。

初めて10000いいねを超えた投稿もリール動画。この時のフォロワーは約6,000人程で、写真投稿へのいいね数は800前後。このリールは300,000人にリーチしたためフォロワーの50倍近い人数にリーチすることができた。凄まじい拡散力。

3−2 リールを作る際の注意点

私のように夕焼けの動画をそのまま使う場合もあれば、静止画を組み合わせて動画にしたり、イラストやアニメーションを使った動画など、リールには多くの種類があるため、自身のジャンルに適した形式でリール投稿していく必要がある。
どの形式でリールを作成する場合でも、必ず意識しないといけない注意点が二つあり、一つはBGMと動画の内容(タイミング)を合わせること。もう一つは動画の最初の3秒以内に目をひく内容を載せること。
リールではBGMとの親和性が非常に重要で、BGMと動画の内容があっていない場合は拡散されにくい。場面に合った流行の音楽を付ける(BGMでも検索・おすすめされる為)ように意識すると同時に、音楽のテンポに合わせて動画を作ることができると拡散されやすい。
例として、初めてリールでバズった下記の投稿はBGMに合わせて静止画をアニメーション付きで切り替えたもの。編集は全て無料アプリのCap Cutで完結するため、風景写真を投稿している場合でも有効な手段の一つと言える。
最初の3秒以内に目を引く内容を載せなければ行けない理由は、多くのユーザーがリール動画を見始めた最初の3秒間で動画が面白いか面白くないかを判断すると言われているため。アプリのリールタブからおすすめリールを見ている時などは特に最初の3秒が重要になってくるため、結論を最初に持ってくるよう意識して動画作成しなければ行けない。
また、動画作成時の注意点としてサイズを9:16のサイズ(スマホの画面いっぱいのサイズ)で作ること。このサイズ以外だと画面に余白が発生してしまい、余白がある動画はない動画に比べておすすめされにくい
加えて、リール内に他社のロゴやウォーターマークが入っている場合もおすすめされにくくなる。無料編集アプリのCap Cutなどは動画の最後にロゴが入ってしまうため、必ずカットしてから投稿しなければいけない。

TikTokの動画を他のSNSにシェアする際、動画内にロゴが入ってしまう。このロゴやウォーターマークがあるとTikTokの動画に限らず拡散されにくくなる。
初めて100,000いいねを超えたのもリール。普段投稿している夕焼け写真をBGMのリズムに合わせてアニメーション(動き)付きで切り替わるようにしたもの。最終的に2,200,000リーチ、126,000いいねの大バズり投稿になり、この投稿だけで7,000人以上のフォロワーを獲得するも、副作用に悩まされることに・・・・。

3−3 リールの副作用

自身のジャンルに合わせてリールを作成することで、写真投稿よりも格段に多くの人にリーチさせることができ、アカウントの成長を加速させることができるものの副作用がある。それは高頻度でリールを投稿しなければリールからフォローしてきたユーザーは離れやすいという事。
私が220万リーチしたリールを投稿したのは6月25日。バズり始めたのが7月10日、7月25日ごろバズりが収まりこの1ヶ月間で増加したフォロワー数は9,000人、フォロワー数は25日時点で29300人前後。7月26日以降のフォロワー数がどうなったかというと8月20日時点で29,200人、9月10日時点で28,900人と45日間に渡りフォロワーが減少していった
なぜフォロワーが長期間減少していったかというと、リールを見てフォローしてくれた人たちは、同じようなリールが見れると思ったからこそ私をフォローしたため。しかしこのような動画を頻繁に出すことは、当時の私には難しかった為普段通り写真を毎日投稿していたところ、動画目当てのフォロワーが離れていってしまった。
単純な増減数で言えば45日間で400人のフォロワーが減少しただけに見えるが、実際にはこの45日間も毎日投稿しており、1投稿で10〜15人のフォロワーを毎日獲得していた。そのためこの45日間で私のフォローを外したユーザーは1,000人近くに上る。フォローを外してくれるユーザーはまだありがたいが、ミュート設定されるとゴーストフォロワーになってしまい、エンゲージメント率(投稿を見た人に対➗アクションした人✖️100。フォロワー数に対してリーチ・アクションした人の割合の意味でも使われる)が大きく下がってしまうためアカウントには大きなマイナスになってしまう
普段の写真投稿は、アルゴリズムがその写真を好きそうなユーザーに向けておすすめしてくれるが、リーチはこのおすすめの割合がかなり広い。写真の場合は「夕焼け」が好きな人にピンポイントでおすすめされるが、リールは「風景動画」のような大きな括りでおすすめされるため、自身のジャンルと少し逸れたユーザーにも届く。これが写真投稿よりも拡散力が強い原因の一つであり、広く・浅く拡散されるのがリールの特徴と言える。質の高いリールを毎日投稿することがアカウントの成長スピードが一番早い。すごく大変だけども

エンゲージが高いほど拡散されやすくなる。フォロワーがモリモリ減っていくのは精神的にキツいけど、ゴーストフォロワーになってしまうとエンゲージが下がるのでもっとキツい・・・。フォローしたけどちょっとイメージと違ったな。という場合はフォローを外した方が相手にとってはありがたいケースも多い。フォロー外すのちょっと忍びないけどね。

まとめ

・リール(動画投稿)は写真投稿よりも拡散力が強い。
・リールはBGMとの親和性がとても重要。BGMは動画に合う雰囲気で流行のものを選ぶとGOOD。
・リールの最初の3秒に目を引く内容、興味を引く内容を入れなければスキップされてしまうことが多い。
・リールは9:16のサイズで作成し、余白を作らない。
・リールに他社のロゴやウォーターマークを残さない。
・リールは広く、浅く拡散される。
・リールからフォローしてきた人たちは、同じようなリールが見られることを期待している。
質問があればInstagramにDMくださいね!


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