#2 Excel脱却! Accessクエリだけで業務効率 抽出が楽々
前回#1では、ExcelデータをAccessに取り込んでテーブル(表)に変換しました。
この操作により、データの操作がより楽しくなります。
テーブル化することで、さまざまな機能を活用できるからです。
次回以降では、このテーブルを使ってAccessの基本的な操作と抽出方法について詳しく解説します。
楽しみにしていてくださいね。
↓前回の内容です
Excelでは、特定のワードを含むデータをフィルターして抽出したり、ピボットを使って行ごとの個数を集計したりすることができます。
さらに、関数を使えば、さまざまな抽出条件を追加することもできます。
しかし、Accessのクエリを使えば、操作がより直感的になります。
たとえば、
抽出条件を保存できるため、次の抽出の際に再設定する手間がかかりません。ピボットのように設定したらクリアして次の抽出、といった無駄がありません。
複数の条件を組み合わせて設定することができます。例えば、ワードに「山を含み、県で終わり、川で始まり、かつ田を含まない」などです。
複数列にわたる条件抽出も可能です。例えば、「電話番号が携帯電話で、神戸に住んでいて、60歳以上の男性」といった条件です。
中抜きの抽出も可能です。たとえば、「20歳以下と35歳〜40歳のデータを除いた残りのデータ」などです。
必要な列だけを取り出して表示したり、列の並べ替えが簡単にできます。
これらはほんの一例です。
次回は、前回のサンプルを使用して、特定の列のみを表示したり、列の並べ替えや項目名の変更について解説します。
お楽しみに!