歯を削るドリルの滅菌について
歯を削るドリルは唾液や血液により汚染されます。
米国疾病対策センターは標準予防策として患者の血液、体液、排泄物,傷のある皮膚や,粘膜を感染の可能性のある物質とみなして対応することで,患者と医療従事者双方における感染の危険性を減少させることを提唱しています。
その米国疾病対策センターや厚生労働省および日本歯科医師会は歯科用ドリルを患者ごとに交換し、滅菌することを勧めています。
2017年厚生労働省のアンケート調査で、歯科用ドリルを滅菌している歯科医師は3%と報告されています。
よしだ歯科医院ではドリルを複数、用意しています。
滅菌は真空にして複雑な形状のドリル内部まで滅菌できる器械で行っています。
歯科用ドリルは患者ごとに交換し、滅菌処理を行っています。