自分の母親がこんな風に想って産んでくれていたら、と願うように書いた歌。
けれど、一向にまとまらなかった難しかった歌。その歌が完成したきっかけは、ある病院で集中治療室のなかで歌わせてもらったこと。そこで自発呼吸の出来ない我が子を見つめながら、何気ない日常の会話をしていたお母さんの姿。文字に出来ない本当に自然な姿が目にも心にも焼きついて離れなかった。そこで歌わせてもらった未完成の「うまれてきてくれてありがとう」。その出逢いで最後の歌詞が生まれた。
「喜びも悲しみ苦しみ安らぎも君と共に　抱きあって笑いあって喧嘩して求めあって　そうやって生きていこう」

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