希望

スノードロップという花がある。その花言葉は「希望」、けれど他人から贈られると「あなたに死を望みます」という意味に変わってしまう。

物事に関連付けられた解釈は人それぞれでいいと思う。

スノードロップの花言葉の解釈もそれぞれあっていい。
僕は、自分の希望を他人任せにしてはいけないと解釈している。

自分のなかにせっかく芽生えた“希望”を誰かに渡してしまったら、手放してしまったら、それはとても寂しい。
きっと渡してしまった自分も、渡された相手にとっても喜ばしいことではない。

僕は、ちゃんと死ぬ為にしっかり生きていたい。

僕のなかに生まれた希望はちゃんと自分で育てて、その育った希望が誰かの希望へと繋がる生き方をしていたい。

今、それこそ必死で生きている。
人生のなかで一番勉強して、一番誰かと共存しようとしている。

自分の正しさとそれ以外の正しさ。
どちらが正しいと選別するよりも、正しさの種類を受け入れようとしている。

明日はひさしぶりの講演会。
僕の一番好きな「吉田祥吾」に戻れる日。
自分の能力を思う存分発揮できて、自分を一番好きでいれる場所。

僕は今大きな人生の変化の只中に生きてる。

無心に頑張る日々。

そして、「僕の一番好きな吉田祥吾のまま」では、絶対に見ることも理解することもできなかったはずの世界を知ることができている日々。

生まれ変わっている。

両方の世界の中立にいる。

どちらでもないことは孤独だ。
それでも、その場所からじゃなければ見えないモノがある。

知識だけではない。
経験というのは圧倒的な現実であり、否定することが出来ない、とてもつもない力だ。

ちゃんと死ぬ為にちゃんと生きるんだ。

伝える場所が増えてるという圧倒的事実。
僕は恵まれている。

苦しいこと、きついこと、そんなのは当たり前にあるけれど、“僕だけにしかできない生き方”と経験を生まれてからずっと継続中。

自分の希望を灯すお手伝いができている人生。
そして、それが僕自身の希望をも灯してもらっているという感謝。

ありがとう。

ありがとう。

明日が来ることがこんなに待ち遠しい。

きっと、きっと。

一番好きな吉田祥吾よりも、もっと好きになれる気がする。

だって、今僕が過ごしている日々には、たくさんの“生きる力”と、“誰かを想う心”が生まれている。
頑張って、踏ん張って、喜んで、怒って、関わって、諦めないでいる人達がいる。

その人達と日々を過ごせているんだもの。

きっと、もっと、好きになれる「吉田祥吾」がいる。