Ultima Online 回顧録その8
前回(回顧録その7)は、UOでのギルド活動を振り返りとした。
今回は回顧録最終回として、引退するまでのUO生活を思い出しついでに雑に紹介していこうと思う。
まずは、UO生活の中でのエッセンス達。
ユーザーイベント
UOでは、当時ユーザーが独自にイベントを開催していた。
例えば、飛鳥屋台街。
自分が所属するASUKAサーバでは、トラメルで屋台街として、定期的にユーザが集まって交流する場があった。
たまに拠点であるベスパーでも開催しており、そこで何人かの知り合いができたものである。
調べてみたところ、今でも続いているみたい。
それ以外にも、死にツアーと称して、極悪なモンスターが大量にいるエリアへのゲートを開いて、有志で突撃するといった感じの突発イベント等も。
RPコミュニティとしてのUO
ロード・ブリティッシュとして登場するリチャード・ギャリオットの言葉「ブリタニアの民よ、エンターティナーたれ」 というものがある。
なんでもノリと勢いで世界を楽しみ盛り上げようぜといった雑な受け取り方を俺はしていたけども。
UOはRPGであることから、いわゆるロールプレイ(RP)をガッチガチにキメてるプレイヤーも多くいた。
古くはTRPGのノリ。
プレイヤーが操作するキャラは自分の投影、アバターではなく、生い立ちや設定を持った1人の人格として、雑に言うとなりきりで遊ぶ人々のことである。
時々、RPぽい人と出会うと、不慣れな自分は対応に悩んだ!
だって急に他のRPプレイヤーと世界の住人ノリで会話始めるんだもの・・・
ダメとは言わないけど、個人的には難しいノリかな!
今も、なりきり系は見る分にはいいけど、会話するのは疲れるしw
RPしてる人はだいたい古参だったイメージ。
しかし、RPやってるわけじゃない人にまでRPで話しかけてくるのは、押し付けがましいなって思ったり思わなかったり。
単なる質問にRPで難しく返されると、めんどく・・・いや、最終的には慣れたけど。
次にゲームシステム達
ショッピング
UOでは、プレイヤーが家を店として店員NPCを並べて、ショップ化もできる。
レアなお宝や、日用品(秘薬、訪台)などなどの販売。
中には巨大な城をまるまるデパートのようにしているプレイヤーもいて、数ある店巡りをするだけでも楽しかった。
自分も、念願の家を手に入れた後は、店員NPCを並べて、店へのルーンを町で配って宣伝したりもしていた。
まさにプレイヤー主体の世界ってところが、MMOの楽しいところ。
ダンジョン攻略
ギルドメンバーとともにいくダンジョン巡りは、とても楽しいものであった。
スキルに応じてメンバーの役割が様々なので、協力する感じはとてもよい。
自分がプレイしていた終わりの方は、フェルッカダンジョンにボスが出るような仕様が導入され、他のプレイヤーと協力しての所謂レイド戦みたいなものが、アツかった。
報酬も、スキル上限を上げるスクロールだったり。
※使うと通常は100のところ、最大120だったか125だったかまで上がるなど
また、高額で当然売れるので、ショップに並べる目玉としても優秀だったので、メンバーが揃ったときは、よく狙いに狩りにいっていた。
そして、ゲームシステム外?の楽しみ
オフ会
なんだかんだで、別ギルド所属して以降は、ギルド内や友好ギルドメンバー開催のオフ会に呼ばれることも増えたので、タイミングあえば参加しにいっていた。
若い人(※当時は自分も若い人側)から、おじさんおばさん世代くらいまでと、UOのプレイヤー層は広かった。
なお、今みたいなウェイウェイした感じはなく、落ち着いた人やあからさまにヲタクな人が中心だったかな。
もちろん、ちょっとかわいい子なんかもいて、今思えば「姫」みたいな感じだったんだろうか。
オフ会に同席したある女性プレイヤーは、自分のギルドを持ったギルマスでもあり、メンバーにチヤホヤされていた気がする。
もちろん、最終的にはメンバーとの恋愛問題をぶっぱなしていた気がした。(※俺はそのギルドのメンバーじゃなかったし、傍観者であったが)
で、やっぱり、恋愛問題出ると、そのあとギルドが崩壊するのが既定路線だった。つまり、崩壊していた。
こういうのは今も変わらないのかなwっていうか、ギルマスがそれだったから当然か・・・。
とまあ、ゲーム内外、いろいろ楽しいことはあった。
とはいえ、同じゲームを長くやれるMMOだとしても、ある時期に急に飽きだったり、生活が変われば離れる時がくる。
自分は十分満喫しきったし、MMOに割ける時間も卒研などがあったりで減っていって引退を決意した。
UOのプレイ期間は約2年ほどだったかな。
最後は、家を売り払い、一緒に引退する友人とともにブリ銀前で金をばらまいて終わった。
これがまた、最後に楽しかった。
ばらまくと人が集まって、銀行前はプレイヤーまみれw
中には「引退しないで・・・」っていってくる見知らぬ人もいたけど、引退の時は一回やってみたかったし、仕方ない!
そんな感じで、自分のUO人生は幕を閉じたのである。
UOで得たフレンドのうち、何人かは今でも交流がある。
自分の結婚式にも来てくれるほど、仲良くなれたメンバーが出来たのは、一生モノの宝なんじゃないかな。
以上、UOの回顧録は今回で終了。
こうやって、書き起こしてみると、どんどん思い出すことができるし良いかもしれないね。
調べる対象について、浅かったり広かったり振れ幅大きい記事を中心に。 何かしら調べてほしい、聞きたいなどの依頼は気が向けばやるかもしれないです。