有馬記念が、やってくる。


画像1

 有馬記念が、やってくる。今年もこの季節がやってきた。暮れの大一番。一年の総決算。だが、今年を象徴する三頭の三冠馬たちは、残念乍ら出走しない。だがそれは、逆に言えば、混戦必至。どの馬にもチャンスがある。それが、今年の有馬記念だ。
 林修は、言った。有馬記念に参加しないのは、国民の義務を果たしていない、と。そうまで言われたら、一国民として、一競馬ファンとして、参加しない訳にはいかない。参加しようじゃないか。果たして見せよう。国民の義務を。そして馬券的中者という数少ない勝者に、なって見せようではないか。そう、数少ない勝者に。数少ない?そうだ。今年の有馬の勝者は、少ない。ラッキーライラックも、フィエールマンも、ラヴズオンリーユーも、来ない。荒れる。だから、今年の有馬記念の勝者は少ない。これが私の結論。
 人の数だけ、競馬がある。同じ競馬を見ていても、思うこと、考えることは、十人十色。だから、私の結論と違う結論があったっていい。いや、あるべきだ。私の結論は、言った。あなたの結論は、どうだ。最後に笑うのは、私か、あなたか。それとも他の誰かか。今年の暮れの大一番が、愈々、やってくる。

いいなと思ったら応援しよう!