断言する。ノーザンファーム生産のキズナ産駒が、5年以内にGⅠを獲るということを。
走る。これからのノーザンファーム産キズナは。去年までとは、違う。確実に。断言する。何れ、近い将来、ノーザンファーム産キズナは、GⅠを獲る。
— Yoshichika エイシンヒカリ産駒応援団 (@M_YOSHICHIKA) April 11, 2021
今日、ノーザンファーム産のキズナ産駒が、桜花賞で3着に来た。去年まで走らなかったノーザンファーム産キズナが、3着に来た。
潮目が、完全に変わった。
この2つの写真を見比べて頂ければ、判然(はっきり)と解る。ノーザンファームは、キズナ産駒の育成が得意ではなかったことが。何れの写真も賞金順だ。昨年の3歳世代は、ビアンフェやマルターズディオサ、ディープボンドなどのキズナ産駒が重賞を制し、マルターズディオサとディープボンドはクラシックに出走した。が、活躍したキズナ産駒の中に一頭も、天下のノーザンファーム生産のキズナ産駒は、いなかった。初年度産駒のノーザンファーム産キズナを見る限り、クラシックで活躍する末脚鋭いディープ産駒の生産、育成が得意なノーザンファームは、切れ味勝負が得意でない産駒の多いキズナ産駒の生産、育成は得意ではないのだろうというのが、初年度を終えた去年までの見解だった。
然し今日、GⅠ桜花賞という大舞台でノーザンファーム産キズナ産駒のファインルージュが、3着に入った。完全に潮目が、変わった。
「ノーザンファーム産キズナ産駒は、走らない。」
それは、過去の遺物となった。これからは今日を境に、
「ノーザンファーム産キズナ産駒は、走る。」
早急にそう認識を変えなければ、自分が時代取り残される。あの頃は良かったと、そう語るのも確かに楽しいが、競馬は記憶の中のものだけでは、ない。今、そこにある競馬を楽しむ。これが競馬の一番の醍醐味だと、私は思う。だが、今を楽しむ為には、今のあらゆる状況を知らなければ、楽しさが知らない分だけ、減る。知れば知るだけ、楽しめる。それが、競馬だ。競馬の深さこそが、楽しさだ。POGと真剣に向き合い、POGと、競馬と共に生きれば、競馬に対する理解が、より深まる。POGをより楽しむ為には、今を知る必要が、ある。今、今日起きたこと。それは、今まで走らなかったノーザンファーム産キズナ産駒が、走った。ノーザンファームの事だから、当然、この程度で終わることは、決してない。だから、断言する。ノーザンファーム生産のキズナ産駒が、5年以内にGⅠを獲るということを。
POGをやるのであれば、昨年までのキズナ産駒のセオリーは、兎に角、何が何でも非ノーザンだった。だが今日、それは変わった。過去の常識は、非常識、若しくは時代遅れの意見へと、変貌した。意見が変わったのでは、ない。状況が変わったのだ。同じ意見でも、状況が変われば、常識にも、非常識にもなる。ノーザンファーム産キズナ産駒走らない。その見解は今日、非常識へと変わった。POGに参加し、キズナ産駒の指名を検討しているのであれば、ノーザン産を狙え。初年度産駒が13頭、今年の3歳が11頭、そして今年の2歳が、14頭。ノーザン産キズナ産駒は、数が少ない。が、年々質は上がっている。この14頭の中にGⅠ馬がいるかもしれない。
そして、もう一つ、判ったことがある。今日、ファインルージュは、上がり3位の33.7を繰り出した。ノーザンファーム産キズナは、キレる。ディープ牡馬最高傑作と思われたコントレイルが、コケた。そしてその上、コントレイルは、然程、キレない。キズナは、極上の末脚を見せた。ダービーという最高の舞台で。凱旋門でも4着と、健闘した。ディープの後継は、キズナかもしれない。ノーザンファームの象徴だったディープインパクトから、キズナやコントレイルをノースヒルズが出した様に、今度はノーザンファームがノースヒルズの象徴であるキズナから、ディープ系の最高の切れ味を継承する馬が、現れるかもしれない。
大事なことなので、最後にもう一度言っておく。競馬に絶対はない。だが、私は今日、確信した。だから敢えて言う。
ノーザンファーム生産のキズナ産駒が、必ず、5年以内にGⅠを獲る。