大学院に行くなら大学を変えるべき
こんにちは。「大企業の善し悪し」です。
読者さまの中には大学院進学を考えている方もいらっしゃると思います。
私は化学系の理系で、大学は横浜国立大学、大学院は東京工業大学と異なる大学を卒業しました。
一言で言うと、大学院を変えて本当によかったと感じています。
二言目を添えると、人生が変わったくらい良い経験になりました。
そのくらいよかったです。
この記事では、大学院進学時に大学を変える(院転する)メリットを、私の経験からお伝えしたいと思います。
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0. 本記事でお伝えしたいポイント
① 就職活動の際に強いエピソードになる
② 大学院試験は大学受験よりも比較的難易度が簡単で、学歴を上げやすい
③ 経験値の幅が広がり、知識や思考の幅が広がる
1. 就職活動の際に強いエピソードになる
一つ目のメリットは「就職活動の際に強いエピソードになる」ことです。
大学院進学で大学を変えると「受験」を通過しなければならないのに加えて「環境」「研究内容」なども大きく変わります。
そのため、大学院進学前後の人生経験は、就職活動の際の強いエピソードになり、面接官に非常に好印象です(実際、私も面接官のフィードバックで言われたことがあります)。
また、よく噂で大学院を変えても採用の際には「学部の際の大学を見られる」と言われていますが、ほとんどの場合大学院の大学こそ見られます。
ですので、大学院進学で大学を変えることは就職活動に非常に有利なことなのです。
2. 大学院試験の方が大学受験よりも難易度が低く、学歴を上げやすい
二つ目のメリットは「受験突破が比較的用意で学歴を上げやすい」ことです。
大学受験は、国語、英語、数学(IA、IIB、III)、日本史、世界史、倫理、政治経済、物理、化学などの科目から、私立大学であれば2~3科目、国立大学であれば多くて6~7科目を網羅的に勉強する必要があります。そのため、受験勉強期間は半年〜1年以上です。
一方で、大学院受験は大抵の場合、英語と専門科目の二科目です(英語はTOEICまたはTOEFL)。
私の場合は、英語と化学の二科目が受験科目で、勉強期間は4ヶ月程度でした(もっと少ない人もいました)。
大学受験では「東大」に行くのは難しいですよね。
ですが、大学院受験で「東大」に行くのは実はそれほど難しくなかったりします。
このように、大学院受験は大学受験と比較してライトで、比較的に容易に受験を乗り越えることができるのです。
3. 経験値の幅が広がり、知識や思考の幅が広がる
三つ目のメリットは「経験値の幅が広がり、知識や思考の幅が広がる」ことです。
私は大学時代化学を専攻していましたが、化学と一握りに言ってもその中身にはさらに専門分野が分かれます。
(例えば、有機化学、無機化学、分析化学、高分子化学、生化学など、、、)
ほとんどの化学系の学生は、大学4年生でそのいずれか1つを専門分野とする研究室に配属され、そこで大学院まで3年間を過ごします。
私は大学院進学で大学を変えたことで、大学では生化学、大学院では高分子化学と情報工学と3つの分野の研究に触れることができました。
これはなかなかないことです。
この経験は、私が化粧品メーカーに入社後も非常に活きていて、他の研究員と比較した際の大きな「優位性」となっています。
4. まとめ
本記事では、大学院進学の際に大学を変えるメリットについてお話ししました。
大学を複数卒業しているという経験は、自身の知識の幅を広げることに繋がり、社会人になってから大いに役立ちます。
もちろん、大学院受験や大学院に入ってからも大変なことは多くあります(他の記事でまとめたいと思います)。
ですが、大学院進学を考えている方には、私は100%異なる大学に進学することをおすすめします。
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