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人的戦力をどこに向けるかを考える =自律するチームのつくり方=

会社員としてチームを率いるリーダーの誰もが自分の裁量次第で大きくもなり小さくもなる経営資源は、ヒト、モノ、カネ、情報のうち、どれでしょうか。

僕は、ヒトと情報だと思います。

そこで、今回は、ヒトについて考えてみたいと思います。


「ヒトという経営資源は簡単には大きくできない」と思われるかもしれません。確かに、人の数を増やすことでヒトという経営資源を大きくすることは簡単にはできません。でも、今いる人(=チームのメンバー)を生かすことでヒトという経営資源を大きくすることは工夫次第でいくらでもできます。

人の生かし方にもいろいろな方法がありますが、ここでは、意外と見過ごしがちなチームメンバーの 『関心をどこに引き付けるか』 について考えます。


人は、一度にそれほど多くのことを考えたり、2つ以上のことに集中することはできません。これはチームを率いるリーダーの誰もがわかっていることだと思います。

では、(チームとして)成果を上げようとしていることに対して、今、この瞬間、メンバーの関心がどれだけそこに向いているか、考えたことはあるでしょうか。メンバーの関心をそこに引き付けるための言動をリーダーである自分は常にしているでしょうか。

メンバーの関心がそこに向けば向くほど確実に成果は上がります。

チームとして成果を上げようと思ったら、人的戦力の一つ、“メンバーの関心” が今どこに向いているか、そして、どこに向けるか、一度考えてみる価値はあると思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。

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