IndieWeb とマイクロブログ
個人ブログ 2024年6月16日の記事 より転載
IndieWeb という言葉は前から知っていて興味があり、ずっと「自分自身の手作りブログ」というのをやってみたかった。
ちなみに The IndieWeb Movement とは、次のようなコンセプトの運動を指すらしい。
Owning your domain and using it as your primary identity
Publishing on your site (Optionally Syndicating Elsewhere)
Owning your data
ざっくり言うと、
自分のドメインで
自分のサイトを公開し
自分の持つコンテンツを発信しろ
ということだ。うん、素晴らしいじゃないか。
私も10年以上前にロリポップサーバを契約して WordPress サイトをホストしていたことがある。その時は確か大学院生で、北欧雑貨を輸入してヤフオクで売るせどりの活動記録を記事にしていたっけ。懐かしい。
他にも Tumblr や Medium にほどほどの文章をしたためて公開していたことがあったが、ここ5年ぐらいずっとそうした活動から遠ざかってしまっていた。
去年は Twitter から距離を置いて、BlueSky をはじめてみた。それだって殆ど更新できていない。マイクロブログさえ長続きしない。
けれど、今週になって突然のように書くためのスペースが欲しくなってしまった。
そんなわけでドメインもまだ決まっていないが、ヘッドレスCMSサービスである Newt にアカウントを作成し、とにかくこの文章を打ち始めている。
ドメインか。メールアドレスにも使っている文字列 "yoshiaki.st" なんてドメインはどうだろう。
ところで ".st" ってどんなドメイン?そもそも存在するのだろうかと調べてみると、どうやらサントメ・プリンシペの国別コードトップレベルドメインらしい。へぇ、中央アフリカ。いつか行ってみたいものだ。
ちなみに、既存のヘッドレスCMSプラットフォームを利用している時点で、私がやろうとしていることは IndieWeb とは言えないのかもしれない。
けれど、ブログをホストしてしばらくして書くことにまた慣れてきたら、例えば Rails で自分自身のヘッドレスCMSを作って乗り換えたっていいだろう。
…そこまでたどり着けたら、自分にとってはすごいことだ。
なんせ私は、全く本当に、物事が長続きしない。
カメラ、小説の執筆、家具、アクアリウム、観葉植物、ピアノ、ロードバイク… 本当に色んな趣味があったが、1年以上続いたものはひとつとして無い。
それでもやっぱり私は書くことが好きだし、デザインするのも好きだ。これが何かになるかもしれないし、何にもならないかもしれない。ただ、何かを「書く」ためのスペースが必要だっただけだ。
あまり気負わず、また何か書きはじめてみよう。