春うらら
今年も梅の花を見に行けました。
ろうばいの香りに癒されつつ、花粉症の自分は花粉に悩まされる季節に。
昨日はメーカーさんによるサロン内での講習会。
カラー材の新色の使いこなしから、パリコレクション、ニューヨークコレクション、ミラノコレクションといった各地のファッショントレンドの話。
映画「プラダを着た悪魔」が好きな自分としては、やはりこういったヴォーグの世界のようなファッションのトレンドを知るのと知らないのとでは大きな違いがあるのだなと映画のシーンが思い出されます。縁がないようなところで身につけている服も、そういったコレクションのトレンドの流れを実は受けているということ。
そして、理美容業に携わる身としては、改めて似合わせについて考えさせられました。
ヘアカラーの色味やヘアスタイル。今、この色味が流行りだからとかではなく、目の前のお客様のファッションだったり、職業、ライフスタイルに似合う、もしくはさらに良く魅せられる提案をすることが大事だということ。
都心部ではこういったことが当たり前かもしれないけれど、地方においては、やはりクロスをかけてしまい、首から上の部分だけを鏡越しに見て仕上げてしまうことが多々あるのではないか。と自問自答。
最新の技術や情報を得つつ、目の前のお客様をしっかりと理解する、理解しようとする姿勢が大切なのだと思います。100%理解することはもちろん無理。でも最初から理解しようとしないのか、理解したいとするのかは大きな違いがある。
そんなことを改めて考えさせられました。
そして、これからコロナ禍の社会はまた変わろうとしています。
脱マスクに向けての準備をしている人も多いと聞きます。
スキンケアが対前年240%という企業の話も耳にしました。
2極化が進む業界。
お客様の生活に寄り添った店舗でありたい。
そう、ますます強く願います。