【カナダ】ニュースの屑籠 番外編 カナダグースにアタックされた写真スタジオオーナーと愛犬たち
カナダのメディアには、実際、COVID-19(567禍)以外のニュースでメインでないものは動物類のトピックしかないみたいです。またしても、“生き物”の話題です。今度はカナダグース! あの高額なダウンジャケットには関係ありません。カナダガンあるいはカナダガモと呼ばれる鳥です。
4月13日朝、カナダ西部アルバータ州の州都エドモントン市で写真スタジオを経営するロバート・ブレイさんが、愛犬2匹を連れて車でスタジオまでやってきました。車のドアを開けて外に出た途端、1羽のカナダグースがいきなり現れてブレイさんの犬を威嚇し始めたのです。犬たちはパニックに陥り、ブレイさんがカナダグースを追い払おうとしましたが効き目がなく、彼はおびえて逃げ回る犬たちと一緒に車の周りを駆け回りました。
その様子を見ていた写真スタジオの隣の店の人がドアを開けて、ブレイさんと犬たちをカナダグースのアタックから避難させてくれました。カナダグースはなおもその店のショーウインドウに体当たりして、犬たちを威嚇してきたそうです。
ちょうどその時、写真スタジオに出勤してきたスタッフの女性、レイリーン・フーパ―さんが自分の車に戻ってトランクからシャベルを取り出し、このシャベルを振り回してやっと怒れるカナダグースを追い払いました。
ブレイさんはカナダグースにアタックされたのは初めてだと語りました。彼は「たぶん道路をへだてた向かい側の側溝につがいでいたカナダグースを見かけたので、彼らにひなが産まれたのかも知れません。犬の気配を感じて家族を守ろうとして犬たちにアタックしてきたのではないでしょうか」と言っています。
ブレイさんは「私は自然愛好家ですから、カナダグースの一家と仲良く共存していきたいです。これからは彼らを刺激しないように犬を静かに車から出すようにします」とのことです。
ヘッダーの写真、カナダグースのほうに向かって歩いているのは私たちの孫です。
以下のURLを開いていただくと動画入りのニュースを見ることができます。