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”問い合わせ“をして感じる戸惑い。

つくづく自分は古い人間だと感じる。

最近、何かと問い合わせをすることが多い。
すると一定の割合で  ”ホームページをご覧ください” の返答がある。
特に電話での問い合わせに対して多い。
フリーダイヤルの問い合わせ番号が掲載されているにもかかわらずである。

ホームーページはざっくりとは見ている。
しかし、プラスアルファの情報、生の情報が聴きたい、確認がしたくて問い合わせをしているのだが・・・。

例えば今回の場合。

ある資格の取得を考えていた。
全く初めてのことなので取得までの日程、スケジュールに関して詳細を聞きたかったのだが、第一声が ”ホームページはご覧になりましたか?” である。
見たがよくわからない旨を説明すると、別の担当者に回され、同じことを聞かれる。 ”ホームページはご覧になりましたか?” 

問い合わせ先も、人件費の削減やホームページの管理など、”効率化” が厳しく要求される時代ではある。上司もそのように指示しているのかもしれない。

こちらがきちんと ”お勉強”をした上で、どうしても不明な点を”お伺い”しなければならないのが今の  ”常識”  かもしれない。

しかしである。
”客” の問い合わせに対してまずは ”応える” のが応対ではないのか?と。

”これ、おいくらですか?”
”あそこにかいてあります!”

実際に私が大手量販店で体験した出来事である。
(確かに " 答えて " はいるが)

問い合わせに対して、”~です” ”ご案内します” ではなく
”あそこにあります” ”ホームページを見てください”。

上記は極端な例かも知れないが、最近、中々の確率で似たような出来事に遭遇している。

自分の考えが古いと言われればそれまで。対応する努力や、頭の切り替えが必要なのかも知れない。
また、自分の質問の仕方が誤解を生んでいるのかもしれない。
自省する点は多々あるとは思う。
進化論ではないが環境に対応できない者が”淘汰”されるのだ。(大袈裟か?)

でも何か悲しい…と感じるのは何故だろう。

せめて説明していただいた上で、 ”よろしければホームページにも最新の状況が記載してありますのでそちらもご参考ください”  だったらなぁ と、遠くをみつめながらひとり感慨にふけってしまう50代オッサンである。








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