昨夜見た夢の話

 昨夜は部活に遅刻して「すみません、寝坊してしまいました。」と監督に頭を下げる夢を見た。夢はかつての自分が本当にしてしまった寝坊とほぼ同じシチュエーションだった。

 本当に寝坊をしてしまった当時の自分は、監督への謝罪の第一声からダラダラと言い訳を並べてさらに叱られてしまった。でも自分には言い訳の自覚なんててんでなくて、「自分は本当のこと言っただけだ」と怒られた後はどちらかと言うと不満な顔をしていたと思う(馬鹿)。それを見たコーチに「まず”すみません、寝坊しました”と謝らなあかんかったな」と諭す様に被せて注意され更にさらにムスッとなった(大馬鹿)。

 なぜ自分が怒られたのかが当時は解らなかったが、卒業後の生活とともに次第に解っていった。今でも時々この出来事を恥ずかしさと共に思い出すことがあるが、今なら自分もコーチや監督と同じ意図で当時の自分を叱ることが出来ると思う。
 その結実が夢の自分の第一声だったと思うし、しっかり頭も下げていた。そしたら監督もコーチも「おう、そうだな。次はすんなよ。」みたいな感じで淡々と許してくれた。(無論自分の夢やからハッピーエンド。リアルならバチバチにいかれてる。)

 あの時もこうやって素直に謝れるような人間だったらもう少し野球を見る目線も違っていたかもなあ、いやいや現在進行系で育てねばならん"目線"があるなら当時の反省を今に活かさないと同じことの繰り返しだ…。
 こんな感じで謝れたり内省しようと出来るぐらいには自分もちょっとはマシになったんじゃねえのと起きてから夢を振り返ったが、とりあえずまじで心臓に悪すぎたので二度と見たくない夢でした。

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