2024年に出会った神楽曲30選

今年もいよいよ終わり、ということでやります。今年出会った神曲セレクションベスト30〜〜〜!!

今年も色んなことがありました。色んな音楽がありました。色んな界隈に引っ張られました。本レポートはそんな音楽たちを皆様に紹介し、お届けするものとなっております。

今年はかなり豊作の印象で、渋々切る事になった曲が多数現れてしまいました。以下30曲が今年のセレクションです。

①Luna say maybe /月村手毬
②運命の華 / トゲナシトゲアリ
③shower of light / イルミネーションスターズ
④イロドリ / カノエラナ
⑤With you / アルストロメリア
⑥Shine!! / CINDERELLA PROJECT
⑦迷星叫 / MyGO!!!!!
⑧カクシタワタシ 紫雲清夏
⑨Good Morning 美波
⑩Howling over the World / 初星学園
⑪Beyond the finale / ジャングルポケット
⑫彩りキャンバス / SUGAR RUSH
⑬僕が憧れた青 / シュヴァルグラン
⑭空白とカタルシス / トゲナシトゲアリ
⑮小さな野望 / 十王星南
⑯鼓動 / タイトル未定
⑰素顔のピクセル / スリーズブーケ
⑱烏合讃歌 / 夏川椎菜
⑲夜のまち / 晴景しの
⑳真昼の空の月 / アビドス高等学校対策委員会
㉑春日影 / CRYCHIC
㉒スタートリップ / ジュリア
㉓武名疾走! / ヤエノムテキ
㉔White Night! White Wish! / 初星学園
㉕en / 成田あより
㉖白線 / 葛城リーリヤ
㉗ラブレター / 愛美
㉘時限式狂騒ワンダーランド / アンティーカ
㉙視界の隅 朽ちる音 / 新川崎(仮)
㉚未完成のポラリス / ミリオンライブ 5名連名


多様なジャンル、界隈で構成されていて非常に面白いですね。ここからは各曲に注目して色々と書いていこうと思います。


①Luna say maybe /月村手毬

今年の音楽を語る上で「学園アイドルマスター」の存在を消すことは不可能です。豪華すぎるコンポーザーによる楽曲提供のせいで、僕は本当に頭を抱えることとなりました。

初めは「新しいブランド?やらんわい!」と余裕ぶっていましたが、今やこの有様。直近開催のガシャでも目当てのカードが引けずに5万円を失いました。世知辛い。

さて、本曲は皆様ご存知のSSW美波さんの提供曲。再生して頂ければ恐らく名前を挙げずとも「美波やな」と理解る人も少なくはないと思います。

正直彼女の楽曲は美波本人でないと歌いこなすのは難しいと思っていましたが、新人声優小鹿さん、完璧の歌唱。非の打ち所がない。

メロ、歌詞、歌唱、どれをとっても一級品なのは言うまでもないでしょう。フルMVもあるので良ければぜひご視聴あれ。

「あのね」で始まり「あのね」で終わる美しさや、月村手毬というキャラクターの不器用さ、弱さ、そして強さを純粋に書き込んだ神作だと思います。あとは歌詞とメロディの割り方も結構こだわりがあって、メッセージ性も強いなと思うばかりです。美波は本当に天才。


②運命の華 / トゲナシトゲアリ

アニメ「ガールズバンドクライ」のめちゃくちゃいいところで歌われる楽曲。僕はこの曲の存在を知ってアニメを見始めました。

一言でいうならば、サウンドが良すぎる…
各パートのメロディが凄まじく良くて、バンドサウンドではありながら第一に「心地よい」という感想を与えてきます。

ボーカルもかなりのテクニックを持っていますが、これがまだ10代というのが恐ろしい。
アニメをご視聴の皆様ならお分かりかもしれませんが、かなりの激重感情の乗った歌詞を歌わせているのが大変”良い”です。


③shower of light / イルミネーションスターズ

イルミネは光なんよ。これはね、圧倒的眩しさです。MV見て頂ければその眩しさが物理的に伝わって来ると思うのですが、曲調にも現れた色味が素晴らしい。その割にはBPMがあり、且つドラムがかなり強いのも印象的です。三拍子がベースなのも大きいかもしれませんね。

早口パートがまさに声優の業という感じがして、ある意味アイドルらしくはないんですが、アイマスの信号機ユニットだからセーフ!みたいなところはあるように感じます。これは新しい泣き曲。感情移入と言うよりは、感動のそれ。俺は青森に行くしか無いのかもしれない。


④イロドリ / カノエラナ

今年、彼女を代表する曲がまたひとつ増えました。タイアップアニメの「夜のクラゲは泳げない」が想像以上の伸びをしたのも後押ししたかと思いますが、曲の作りが良くなければ共に名を馳せることは出来なかったと思います。

実際のところ、アニメの方は見ずともこの曲の味はよく感じ取れたと思っている私であります。とはいえ、その良さを言葉にするのは難しいのですが、この1年で1つその答えを見つけられたような気がしています。

多分この曲は、「彼女の他のどの曲よりも多くの人の心を打ち、その心の中で大切にされている」。その事実がより強い箔になつているのではないかと、そう思います。

これからもそういった曲が増えることを、一ヲタクとして願うばかりです。


⑤With you / アルストロメリア

年末ギリギリリリースの楽曲がランクイン。そういう意味では若干展開がこの曲に向いたという部分はあるかもしれません。

シャニアニのアルストロメリア回で初披露となったこの曲。正直なところ、シナリオ「薄桃色にこんがらがって」が作品屈指の名シナリオでもあったので、それに曲を合わせるというのはいささかハードルが高いのではないか、と思う部分もありました。

しかし、アニメの当該エピソードを視聴して思ったのは「きっとアニメのこの話を見たらゲームのシナリオを読みたくなるし、ゲームの本シナリオを読んだらこの曲を聞きたくなって仕方がないだろうな」と感じました。それほど良い意味でマッチした曲だと思います。

構成自体は平凡で、正直ありふれたメロディだとは思います。しかし、そういった曲が評価されるというのはそれだけ素の力があるということだと思うので、むしろ平凡であることがこの曲の強みとも言えそうです。


⑥Shine!! / CINDERELLA PROJECT

少し前の曲になりますが、僕が今年「シンデレラガールズ」のアニメを視聴した事がきっかけで知った曲です。

所謂「デレマス」に関して、ほとんど知識の無かった私でしたが、2クール分で2-3回まあまあ泣きました。何も知らない人にもオススメ出来る作品だと思います。

裏のメロディが良すぎて、そちらを覚えたくらいです。シンプルにいい曲。

「シンデレラ」というもの自体を考えるきっかけにもなりましたし、まだまだ自分の知らない意味が多く織り込まれた曲なんだろうなと思いました。浅く考えただけでも素晴らしい1曲。


⑦迷星叫 / MyGO!!!!!

8月のアニサマをきっかけに知ったMyGO!!!!。まさかバンドリの道にも触れることになるとは。

ライブでは、あまりのバンドマンの顔つきに拳を突き上げそうになりました。実際、この曲でペンライトを振る気にはなれなかったです(振りましたけどね)。

ただ、この曲の疾走感や痛快さに惹かれてアニメを見ると大変痛い目を見るのでそこは注意しないといけない点だと思いました。結果的にはよく出来た作品だと思いますが。

無難に聞きやすい曲だし、バンド好きの方々にはどういう感想を抱くか是非伺いたい曲だなと思います。


⑧カクシタワタシ 紫雲清夏

今年最後の爆弾。俺は紫雲清夏が、ただの眩しい光のギャルだと思っていたんだ…….誰も闇だなんて思いやしない。

武力でないだけで、これはただの暴力だと思いますし、2-3曲目で出すようなソロ曲じゃないんだわ。あまりにも込められた感情が「光」とは程遠いものすぎて丸2日くらい体調を崩しました。

「本当は羨ましくて憧れた 無垢な白い花」じゃねえんだよ、ダメだろそれは。

俺の物語はこの曲を生で聴くまでは終わらなくなったので、さっさと横転させて欲しい次第です。頼んだぞ1stライブ。


⑨Good Morning 美波

美波は天才です。なんというか、これほどに空気を掌握することが出来るアーティストというのはそうそういないと思っています。僕が知る限り、随一と言っても全く過言では無い。

例えば、冷たく透き通った冬の朝、地面に固まった水溜まりを力任せに砕くのを世界の全ての人間に魅せつけるかのような音楽、そういうものを作れる人間なのだと思います。

この曲は朝の情報番組のテーマソングだったらしいのですが、なかなか攻めたことをしていてこの世界も捨てたもんでは無いなと思った次第です。

これほどに、朝の忙しなさや憂鬱さ、希望と絶望を如実に書いた曲は今後現れないと思います。むしろ表れて欲しくないとさえ思います。


⑩Howling over the World / 初星学園

これも相当やってきたな〜という感想。メンバー違いで3人×3バージョン存在しているのですが、それぞれが少しずつ違う雰囲気で、強みが違うのも流石。

今回は信号機バージョンに絞って話をしますが、まさに鈍器。殴りかかってきたなぁという感覚。スポーツ漫画とか好きな人はこういうの好きなんやないですか?(知らんけど)

あとこの曲はハモが大変良いです。


⑪Beyond the finale / ジャングルポケット

「新時代の扉を見ていない!?お前はアホなのか!?」

この言葉を全人類に投げかけたい。僕は基本的に映画を映画館で見るという行為をしない人間で、そもそも映画をほとんど見ないのですが、数年ぶりにみた映画がこれで本当に良かった。

形容しきれないくらい感情が揺さぶられたし、この映像作品を見た時に「大学時代に映画学の授業履修してて良かった…」という意味不明な感覚を抱いたくらいです。

この曲が流れるタイミング、まじで神すぎるんよ。ブルーレイが1月に出るからみんな買おうね(バカほど泣いたので、見ろ)。

ジャングルポケットの話で言うと、演じられている藤本さんが本当に常に全力で清々しいし、このレベルの方がこれまで埋もれていたという事実が僕はもう許せなくて仕方がない(過激派)。

記憶を消してもう一度、この映画とこの曲を聞きたいと願うばかりです。


⑫彩りキャンバス / SUGAR RUSH

ブルーアーカイブというコンテンツのキャラクター数名で構成されたユニット(?)という認識で良いのでしょうか、僕もこのコンテンツ自体はほとんど知りません(アニメは見ました)。

知ったきっかけとしては、本曲のボーカルをしている子の中の人経由です。声楽履修の歌うま声優なので、是非とも皆様この機会にお見知り置きを(夏吉ゆうこ で検索)。

メロディラインが大変良い曲。先述した通り、ボーカルの歌唱力が素晴らしいのもそうですが、いかにも軽音楽!といった演奏がたまらない。

この曲の骨頂は2分半という長さでフルが終わってしまうという所。聞いてみると、こっから大サビに向けて行くところじゃないの!?と思われるかもしれませんが、敢えてここで終わらせるという、高校生らしさまで読み取ればその違和感は消えるだろうと思います。デモとかってそういう感じやったりするやん?

と、いう個人の解釈です。


⑬僕が憧れた青 / シュヴァルグラン

さて、こちらはウマ娘ですが、先程の夏吉氏が演じているキャラクターが連続して登場。

この曲はね、歌唱力が出すぎてますね。
はっきり言ってしまうと、「シュヴァルはここまで流暢ではないだろ!」という感覚も抱か無くはないですが、まあそこはハーツクライ産駒(Hearts Cry)ということで済ませば良いのでしょう。

僕は楽器の中で基本的に鍵盤が一番好きなので、こういう曲は無条件で好きになってしまいます。オススメ募集。

もしこの曲を聴いてみよう!と思われた方がおられたら、途中で微妙だと感じても是非最後まで聞いて欲しいです。大サビの「すべて」で一気に音が下がるのが良い意味で気持ち悪すぎて最高です。これに殴られて死にたい(?)

余談ですが、同じタイミングでリリースされたドゥラメンテの「EXCEED」も全然違う雰囲気で良い曲なのでオススメです。


⑭空白とカタルシス / トゲナシトゲアリ

トゲトゲ強いねぇ…このバンドは基本的にメロディに歌詞を詰め込みすぎなんよ。いいよ、そういうの大好きなので。

あらゆるアーティストに「この曲カバーして!」って渡して回って、全部聴いてみたいなって曲ですね。この曲をどう歌うか、皆さんも気になりませんか?どう料理するのか気になって昼も眠れないよ。

きっかけがあればどこかで見たいですね、トゲトゲ。


⑮小さな野望 / 十王星南

これもまた作り手がえぐいところの人。よく世界観作るなぁ、と関心するばかりです。

コンテンツを作る時に、初期組と追加組とで分けられていると、やはり比較されてしまうのが世の常だと思うのですが、追加組でこの火力出されたらそりゃ誰も文句言えません。

思っていたよりかは中の人の音域が狭めのようで、地声ではない箇所が多いのもかえってこのキャラクターの不安定さを表そうとしているのかも。と考察するのも面白かったりします。さすがにまだそのフェーズよね。

大サビでテンポ落とすのは、若干の物足りなさにも繋がりかねないと思っている側の人間なのですが、世界観が前提にあることを考えると大正解なの素晴らしいですよね。


⑯鼓動 / タイトル未定

FNS歌謡祭でのパフォーマンスが注目を集めていて知った曲。この曲も今月滑り込みました。

実は、界隈でかなりお世話になっている方がこのグループを応援されていたこともあり、お名前はかなり前から存じ上げていました。

はっきり言ってしまうと、僕は3次元の女性アイドルに関心が無いです。今もその気持ちはほとんど変わりませんが、テレビのステージであんなパフォーマンスを、ましてやこの規模のアイドルがしている様子を見て驚きを隠せませんでした。

それだけでなく、この曲の訴えかけるような歌詞、及びメロディラインがあまりにも強く心に残りました。

結局のところ、自分の限界を決めるのはいつも自分でしかありませんし、レッテルや既成概念という物は愚かな人間だけが抱くものなのだと己を恥じました。

「マイクを持つ誰しも、等しく音楽を届けるために歌っていて、そこに垣根はない。」

それに尽きるのだと思いました。


⑰素顔のピクセル / スリーズブーケ

ラブライブも全く分かりません。ただ、やはり曲が良いと聴いてしまいます。

曲の展開がきしょすぎますね〜!この曲(褒めてます)。クセになりまくります。
なんというか、「ヲタクはこういう曲好きやろ〜?ニチャア」を原動力にして作った曲が、まんまとヲタクに評価されている、みたいな感じがして凄く悔しいです。悔しいですが僕には良いものを良いと言うことしか出来ません。無力。


⑱烏合讃歌 / 夏川椎菜

夏川は本当にコンポーザーに恵まれています。曲を漁れば良い曲が出てくるの、普通におかしいよ。

この曲もバンド好きの人に聴いて欲しい曲かもしれません。めちゃくちゃカッコいいんすよ。
サビ入りが「反旗翻しいざ進め」はえぐい(これもヲタク好きやろ〜で作られてそうでダメ)。

エレキギターはこういう使い方されてるのが1番好きかもしれません。

今回は惜しくもベスト30から外れましたが、「キミトグライド」という曲も今年出会っためちゃくちゃ良い曲でした。


⑲夜のまち / 晴景しの

お前はほんまにSSWのヲタクなんか?と言われたらなんも言い返せないくらいSSWの曲が少なくてすみません。が、こちらは新規発掘の超逸材です。

まじでこのレベルの人が埋もれているの、どう考えてもおかしいです。異次元に歌が上手いし、世界観が仕上がりすぎています。この曲に限った話ではありません。

ノスタルジックさもありつつ絵本の世界を感じられるような、そんな音楽性をされている方なので、気になった方は是非とも聴いて欲しいアーティストです。もっと評価されるべき音楽家です。


⑳真昼の空の月 / アビドス高等学校対策委員会

こちらもブルーアーカイブの楽曲。この曲は視聴したアニメのエンディング曲。

内容に関しては、まあまずまずといったところだったのですが、このエンディング曲が醸す雰囲気や切なさがあまりにも良かったこともあり無事に完走しました。

あまり音楽ジャンルについては詳しくないのですが、シューゲイザーの雰囲気も感じるような曲で、耳触りがよかったです。

この曲に於いては、重要人物として描かれている東山奈央さんが演じるキャラクターの存在を語らずには居られません。彼女の歌い方がまた素晴らしく、本当に凄い声優さんだと毎度思わされます。

ちなみになのですが、このアニメの放送クールがゆるキャン▲の3期と同じクールだったので、東山奈央が渋滞する事象が発生するなどしていました(皮肉にも、どちらも髪色が同じキャラクター)。


㉑春日影 / CRYCHIC

MyGO!!!!!のアニメを見るとこの曲に対する見方はまるで変わってしまいます。

めちゃくちゃ良い曲なのに…めちゃくちゃ良い曲なのに……

この言葉の真意を知りたい人は「It’s MyGO!!!!!」を見てください。そして感想を教えてください。分かち合いましょう。

この曲に関してはこれ以上書けることが無いのでこのくらいにしておきます。良い曲です。


㉒スタートリップ / ジュリア

中の人は愛美さんです。ロック系のアイドルであるジュリアさんですが、彼女のソロ曲は良い曲が多すぎる…

ボカロが好きな方ならご存知かもしれませんが、この曲は「Hello, Worker」を作られたハヤシケイさん作曲です。

ギターを弾く時にジャーーーンと弾くのでなく、ギリリリャーンと少し焦れったく始めのストロークをする奏法が好きなのですが、まさにこの曲のサビ入りてはそれをしていてくれていて大変助かります(伝わらない擬音)。


㉓武名疾走! / ヤエノムテキ

中身はさておき、ビジュアルだとヤエノムテキみたいな感じの見た目のキャラを好きになりがちです。

さて、する必要のなかった前置きはさておき。
この曲、良いですね。カノエにカバーして欲しいです(私情)。逆にヤエノにはカノエのヒナゲシを歌って欲しいです。めちゃくちゃな思想です。

和テイストはやや控えめでありつつも、闘志や疾走感がよく表されていて良いなと思います。シングレでこれ流してくれないか?無理かな?

「皐月に咲く 八重桜のように」
↑ここ好きすぎ、ソレすぎる。

あと大サビも好き。


㉔White Night! White Wish! / 初星学園

あんまりクリスマスソングで好きな曲ってないんですが、珍しくこの曲は好きです。

まあ、普通に可愛いですよね。男心くすぐる、みたいな感じなんですかね。別に僕はそういう理由でこの曲をここにリストアップした訳では、全くもってありませんし、そもそもそういう価値観は弱者男性の中でのみ嗜まれているものであると考えている次第でございますので、どうか同一視するのは辞めて頂きたい。

この曲聴くと、ガシャで沼りつつもなんとか自引きしたあの瞬間の事を思い出します。苦い思い出のはずなのに、クリスマスという名の魔法のせいで美化されつつあるのが若干不本意ですが、曲に罪は無いので…

「勇敢な恋かなんてわかんない」って歌詞が良いですね、ちょっとミスチル出てきちゃうけど。


㉕en / 成田あより

en、本当に良い曲です。あよりさんの曲は結構何種類かにカテゴライズできるんじゃないかと思っていますが、こういう熱さの込められた曲は特に真っ直ぐ熱が伝わってきて好きです。

ただ熱と言っても暑苦しいそれではなくて、じわりじわりと染み込んでくる熱さなので油っこくなく、それでいて確たるものなのが凄く味わい深いなと思わさせられます。

例えばemptyやknife、ダイヤみたいな熱情も良いんですけども、こういうのもまた違う観点で大変好いです。


㉖白線 / 葛城リーリヤ

ナユタン星人作曲。担当アイドルのソロ曲です。これはね、正直ベスト30入りめちゃくちゃ悩みました。贔屓があったんじゃないかと言われたら正直否定はしきれないです。

ただね、初心公演で「生で」みた白線が、俺はもう忘れられないよ。言わば補正ですね。

選ばれた人間しか生で見ることが出来なかったステージを刮目して、ましてやそれが担当の晴れ舞台。補正を抜けと言われて抜く方が難しい(花岩さん可愛かったしね)。

当然、曲としても十分素晴らしいです。
それは前提だから───────


㉗ラブレター / 愛美

どちらかと言うと渋い声の愛美さんですが、こういうちょっと甘めの曲との付け合せも良いなと思いました。

ここまで真っ直ぐなラブソングで胸を打てるのも凄いですよね、やろうとしても簡単には出来ない。

正直、いつか対バンライブとかやってくんねえかなって思ってます。カノエと。互いの雰囲気的に全然アリだと思うんですよね、キンレコさん、どう?(岡咲とのスリーマンとかもさ)


㉘時限式狂騒ワンダーランド / アンティーカ

いや〜きっしょいね〜!この曲は作ったやつがアホです。テンポがおかしい(褒め言葉)。

曲調のきしょさで霞みますが、普通にライブで盛り上がる曲なのも有難いですね。ただ、コールが一生覚えられないので、まじで6月までに仕上げないなと思っている次第です。何とかせねば…


㉙視界の隅 朽ちる音 / 新川崎(仮)

トゲトゲ強いな〜と言いたいところですが、この曲は一応この名義なので…エンディング適正めちゃくちゃ高くないですか?この曲。そういう気持ちになりますよね。

サビ入る直前のアレ、好きすぎです。

アニメ、オープニング・エンディング尺に聴きなれていると、フルで聴いた時に印象が変わっちゃう、みたいな事が結構あると思っているんですが、この曲はそういうのがなかったのでそれが凄いなぁと思いました。ブレなさというか、異質な安定感ですよね。


㉚未完成のポラリス / ミリオンライブ 5名連名

これは凄いやつです。なんも知らない人に聴かせたら、3次元アイドルの曲だと思わせられると思います。アイドル全然知らん身でこんなん言うのあれですが、欅坂・乃木坂辺りが歌っててもなんも疑わないメロディ。

さっぱり、あっさりしたメロディだと思うんですが、それでいて芯が立っているのが面白い作り。まじでアイドルの12枚目位のシングルなんだよな…そこそこ力もついてきた辺りで出すクール系のシングル…嵐で言うLotusみたいなさ…(わかる人には分かるはず)

*

と、いうところで以上30曲でした。
是非とも気になった曲だけでも、聴いて頂ければ幸いです。プレイリストも作ったので、よろしくお願いします!

また、もし宜しければ皆さんが今年出会った中でオススメの曲など教えて頂けるとお勉強になり助かります。

というところで、読了ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

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