12/13、弾き語りライブレポート
本記事は2019年12月27日に同作者によって別プラットフォームに投稿されたレポートです。
盾と矛のリリースツアー、弾き語りライブ(大阪)に参戦してきたのでレポを書きます。バンド編成(東京)もまとめてありますのでそちらも良ければ。
(東京 バンド編→yoshitey.theblog.me/posts/7499688)
※曲順等は曖昧ですのでご了承ください。こんな感じの並びだったなくらいで思ってください。あまりにも気になりましたら本人に伝えてくれたら訂正しときます。それでは
地元大阪でのライブが始まる。平日ではあるが大学は関係ないしバイトは休みにした。
どこのライブだろうと楽しみで仕方ないがやはり地元となると違った感触がある。
今日の整理番号は32番。これまで地元ではチケ整番の引きが強かったためまずまずの番号。東京が107番だったことを考えるとはやい。
さて、周りの人たちと話しているとスタートの19時を過ぎていることに気づかず。少し遅れてのスタートとなった。
・嘘とリコーダー
「先生、僕がやりました。」
ある意味特徴的なフレーズから始まる奇妙なツアー。どこかのMCでは実際にリコーダー10本舐めた人いるとか...?リコーダー10本だけでもあんまり言わないのにそれ舐めてんのレベチだな。
比較的言葉数が多いこの曲。トントン拍子に歌詞が流れて言っているはずなのに耳ではその声が訥々と届けられているように感じられる。一言一言の重みを感じる。
あと切捨メンゴってフレーズすごく好き。と思って意味を調べると今で言う正当防衛のようなものだと、近世の武士が耐え難い振る舞いをされた際に正当化される処罰、と
ほう
正当防衛と
一体何から何を守ったのだろうか。この考察は比較的容易にある程度組み立てられたが私の脳内に眠らせておこう...
・ダンストゥダンス
ここから既にセトリの自信が無い私。
この曲はなんだろ、今回のセトリの中では少し奇抜感を覚えた。おそらくその理由は弾き語り公演にも関わらず「東京!」のコールが随所に練り込まれてる点がある意味歪な世界観を生み出して序盤から掻き乱しにかかっているように思えた。この曲についてはあまり長く書き綴るのは相応しくない気がするのでここまでにしておく。
・ひとりかく恋慕
不覚。不意打ちとはまさにこれのこと。しかも初っ端からまじでやばいやんあれはさぁ?
どういうこと?えぐいて
失礼、取り乱しました。
ジャッ ジャッ ジャッ ジャッ
と短いストロークを重ねて曲が始まっていく。無難な、直球な言葉で言うならば鬼気迫るようなイケない好奇心。闇。
もう少し言葉を選んで流していくならば、息切れ。呼吸。傷の跡。紅い文字。黒い笑み
そして放たるるは
「みぃつけた」
・星と太陽
スゥッ...so baby暗闇に〜
の流れを想像していたので度肝を抜かれる。
あれ、違うの?と
でもよくよく考えると音源はそこから始まらないよねってライブでのスタイルに飲み込まれすぎ〜〜〜!って自分ってツッコミを入れておく。みんなもそうだよね?(集団性のなんとやら)
指弾きから始まっていくスタイルは新鮮で、自然と裏のコードにも耳は引っ張られる。なんだか洋楽みたいだなぁと思わせるコード進行。私は洋楽ほぼ聴かないんですけども...英語話せるくせにね
そういう点にもインスパイヤされているテイストが施されているのかと思いつつ新鮮味に魅了される。
・1113344449990
ライブ後に急いでしたメモに334って書いてごめんなさい。なんでや!阪神関係ないやろ!(野球わからないのもごめんなさい)(白目)
緩急のみならず情緒も激しいこの曲。
にしてもギミックの数が尋常でなく、ここで挙げきるにはとても足りない。中毒性高い
癖に刺さる。
その中でも今回取り上げるとするならば
コンコン
の時にノックモーションしちゃうなぁ
とか
あたしを好きになっちゃくれないとこがいい
ってフレーズが、刺さる
自分がどうとかは置いておいて
移入して刺さる
ここでは悲しさとか虚しさの概念は超えてる
・jOKER
メルヘンは当然ながら漂うのは艶やかさ、妖艶さとミステリアスの分留。きっとそこにあるのは全てがあべこべの世界なわけであって秩序はない。アナーキーな世界であるが故の歪み。この曲も掛け声が素晴らしくて楽しい。ところで、大サビのコードムズすぎんかあれえぐいやろ。見ててやばいなって思った(語彙力)
・(タイムカプセル)
バンドスタイルとは異なった世界観でどちらかというとより現実味を帯びた雰囲気を覚える。そこはかとなく漂うえぐみとコクのようなスパイシーなアスペクトを兼ね備えている。jOKER同様歪みを持ち合わせてる曲。特に大サビの辺り。どちらかというとバンドの切ない味付けが個人的は好みであるがこの曲を弾き語りで聴けるのは少し新鮮。数年後にはこの曲を聴く機会もかなり減るかもしれないな。なんて思いを馳せている次第です。売れたらそうなると思う。個人的には
・最後の晩餐
言うまでもなく泣い...てないんですよ今回〜メモにも ないてないもん! って書いてました。笑
いや、もちろん素晴らしいんですよ?バンドでも弾き語りでもなくそうなんですけども、今回は、アルペジオとコード進行に注目して聴いてみました。なんというか水泡が弾けて消えていく感覚に襲われました。自分はこれらに弱いのかなぁと思ってたんですけど泣いてないんでそうじゃないんでしょうね。全体から振る舞われる生活感(芸術の結晶)が通り魔事件起こしにかかってますもん。無差別ね
生活感ってほんとに素敵じゃないですか?そこに人が生きてるんですよ。必死で生きてるかもだし案外楽に生きてるかもしれない。特に前者は生命力振り絞って何とか日々を消化してる。って言うのも幻想かもしれないしもっと壮絶かもしれない。リアルは思っている数万倍は残酷でグロテスクで貪欲。これを如何にハードだとかコケティッシュだとか夢があるってことにできる?そういう次元で私たちと同じく生きてる。それにエモーショナルな短刀を宿し得るんだと私は思いました。今
最後の晩餐には絶対、絶対にアナザーストーリーがあると思ってるので私は
待ってます。
・セミ
えー、そんなこんな考えてたらめちゃくちゃ引きずったんですよねここで。泣いてはないとはいえ攪拌されまくってますからさっきの曲で。セミはあんまり覚えてないんです(ごめんなさい)(そのくらいの最後の晩餐)。
頭の中はそのことで埋もれてるし、目頭は熱いし結局言いたいことはさっき最後の晩餐で書いたことがその一部です綺麗にまとめてやるとあんな感じだと思いますもちろん他にもあるけど今はお預けしておきます聞きたい人はまた言ってくださいな。
・たのしいバストの数え歌
情緒が戻りきらない助けてください〜〜〜状態でした
そりゃそうでしょ生活感とか言ってたやつが急にカップ数の話になるんですよそりゃまあ関係なくはないだろうけどさぁいやあることはないか私の世界観の中には
ややこしくてすいません
そういう中でなんとか渚のエンジェルに手を振っているのでした(前の方全然しないから控えめにしてた←)
・キミにコイしてニジュウネン
いや、あの、バンドの時にも言いましたけど。今年はずるいですよね、、、
20歳になる直前にバンドで、そんでなった直後に弾き語りで。正直、解釈が変わるかって言われたら怪しい。でも泣いてないよ
最初は
最後はダメだったけど
大人になるってこういうことかなぁって強がってたけどやっぱり私は大人にはなれない
それが吉と出るか凶と出るか。もちろんケースバイケース
でもそれでいいやんか、なるならんじゃない、なれるなれんの話
私にはなれん
でもそんなことよりな、大サビ前でギター無しなんて泣かないわけがないやん。
・花束の幸福論
この曲もバンドとはかけ離れたスタイルで始まったので心持ちが違いました。でも一番から二番、そして最後への流れ方、展開がとんでもなかったです。最初は、少し相応しくない静けさから入るような、朝焼けから喧騒に入っていくかの如く的な。でも徐々に始まりは終わりを告げ始めて来たる頃には堪らなくなる。今日はこの曲短めにしたいと思ってました。何故なら、自分の中で咀嚼しきれいない部分が大きいから。
不思議とこの曲聴いていたこの日、右目に「だけ」青い薔薇が咲いてました。
あっ、これは花言葉とかでは無いですよ、ただの比喩です。
・猫の逆襲
さぁさァ、終わりが近いのは分かってる。体感短ぇなぁとか思いながら猫ちゃん。
やっぱり掛け声が一番元気なんじゃないかなぁと演るたびに思いますね。そのくらい声おっきいし
どっかが少し違ったんやけどなぁ〜〜どこやっけな、度忘れしてしまった。また思い出したら追記しておきます。
・タピオカミルクティーのうた
チュルルーンが頭から離れませんが今回は弾き語りですね。チュルルーン無いです。笑
なっちゃったよぉぉの所のリズミカルな感じが良きですな。ですな。ジャッ ジャッ ジャッァァアみたいなね、ノれるね、ノってたしね。
最近飲んでないからそろそろ飲みたいな
てあれ、こいつ東京のときも同じこと書いてなかったっけな
・夏の祭りのわっしょい歌
さて、アンコールです。ラスト。弾き語りでも盛り上がる神曲ですね。ボルテージMAX
この頃には言葉の概念を失っているのであまり感想に出来ないんですよね、多分お分かりかと思うんですけどどんどん曲が進むにつれて感想の量が減ってるんですよ。しかもiPhoneのキーボードの調子が悪くてご認証されまくって誤字直しながらだからめちゃくちゃ時間かかってるのよ。
今回も出し切ったなぁと、最近のライブはもう終わったらクタクタ。全神経注ぎすぎなんですよね。
本当は12/27も行きたかったんですが金曜日で、大阪も金曜日だったのでもうバイトが休めないんですよ。お金はあるのにね
なのでここまで。多分これが公開されてるのはその27日のライブが始まった瞬間だと思うのであれですが。もうすぐ働く時間
今回の大阪は比較的平和だったんじゃないかと思います。うるさい時とか、野次とかあってめちゃくちゃ悔しい(それだけでは言い尽くせないですね申し訳ないし悲しいし)思いをしてきた(きっと他の人だってそう)ので安堵しました。きっとそれで大阪に来なくなる人一定数いると思うんで、自分もガチガチにハマってなかったら他所でみればいいや、とか音源でいいやってなるかもだし、残念です
でもこの日はそうじゃなかった
もっと大阪にも色んな人が来るライブになれば嬉しいなぁと思った次第です。まあお金かかることだからリスク大きいよね。
話変わりまして、サイン会では二十歳になったことをお伝えして、人生の先輩からアドバイスをいただきました。
大人なってもなんにも変わらんよね〜って2人顔合わせて言ってたのがすごく印象的で
「はたちー!!
なんにもかわらんくて
よし!」
この言葉にも救われる日がたくさん来るんだろうな。推しの言葉ってのは推してる側からするととんでもない力になるんですよ
終
P.S.
そんなライブから一週間以上経った時、ふと聴いてた盾と矛から流るるはインプレッション
やっぱりタピオカミルクティーのうたは一番と2番とでサビの入らせ方が違うからいいな〜みたいなことを思いつつ、でも実際(?)のシチュエーション的に 僕を じゃなくて わたし のほうがあっマッチングしてるってことが思わさせられて、これは意図的?あざとい。みたいなことがあったのですな、ですな()
嘘とリコーダーも聴けば聴くほどスルメなお歌でして少しエグめな解釈ができてしまって、あぁもしこれ意図されてたらまじでやばい(ある意味)なぁって感じがすごくてある種の罪悪感に駆られております
と少しの報告だけ付け足した次第でしたとさ
これで終わりです
長々とお読み頂きありがとうございました
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