「女は○○」というクリティカルシンキング
女はゴミ
女はクソ
ナンパ、モテ界隈ではこういう言葉が飛び交っている。
そして、たまに界隈の外のオンナさんからは、
「ゴミだクソだと言っているのに女を追いかけてるとかウケるwww」
などと言われることがある。
きっとクリティカルシンキングという発想がない、仕事ができない人なのだろう。
ビジネスの最前線で戦っている男性の皆さんは聞き慣れた言葉かと思うが、クリティカルシンキングとは「批判的思考」のことであり、人間の思考には偏りがある、という前提で物事を捉えていく思考法である。
つまり「女はクソ」というのは、我々が知らず知らずのうちに植え付けられた「女性」に対する前提を疑おうという姿勢なのである。
●前提を疑え
心優しい男性の皆さんは、前提として
女性とは優しく
温かい心根を持っていて
愛で包んでくれる存在である
だから
女性は大切に扱うもの
女性は丁寧に扱うもの
女性には優しく接するべき
そのような価値観を持っていないだろうか?
かつての自分は間違いなくそう思っていた。
恐らく母親から受けた愛情や言葉により、そう思っている部分は大きいだろう。
そこからさらに、耳触りのいいJPOPを聴いて、甘ったるい流行りの恋愛ドラマを観て、わかりやすいベタな展開の漫画やアニメにハマり、フィクションの世界にすっかり洗脳されていく。
そう、その世界では大抵、女性を守り、大切に扱う人間が主人公(もしくは人気を集める登場人物)だからだ。
だから、心優しい男性はフィクションの世界の主人公よろしく女性に優しく接して、それがカッコいいと悦に入る。もちろん、かつての自分がそうだった。
しかし、現実はどうだろうか?
リアルな世界のオンナは、
当たり前のようにドタキャンし
当たり前のように既読スルーし
当たり前のように奢られて
当たり前のようにお礼もない
そして、当たり前のように自分の目の前から消えていく。
これを読んでいる皆さんはそのような経験をした方が殆どなのではないだろうか?
しかし、産まれた時から母性に包まれ、フィクションの世界に洗脳された心優しき男性は「女性は大切に扱うもの」という前提を疑うことができない。
だから、ナンパ、モテ界隈の皆さんは言うのである。「前提を疑え」と。
「あなたの思考は偏ってますよ」と。
その一番わかりやすい言葉が「女はクソ」なのである。
敢えて完全に真逆の価値観の言葉を投げかけることによって、気づいて欲しい。その一心である。
●なぜクリティカルシンキングが必要なのか?
「批判的思考」により結果が逆になり、あなたが望む結果を手に入れられる「かもしれない」からだ。
わかりやすい例で言えば「ポストイット」がある。
この研究員が「接着剤は強いものでなければいけない」という前提を疑い、「弱い接着剤にも活用方法がある」という考えに至ったことで、3M社は莫大な利益を得ることになった。
トイレの貼り紙もまさに「クリティカルシンキング」の賜物だ。
トイレをキレイに使って欲しければ「トイレをキレイに使ってください」、または「トイレを汚すな!」「汚したら罰金」などの貼り紙をするのが普通である。
しかし「そのような言い方は逆に反発を招くのではないか?」と批判的思考で物事を捉え、敢えて逆に感謝を伝えることで利用者の善意に訴えることで目的を達成し、更に店のイメージも良くするという結果となった。
このように、自分の前提としている価値観が「間違っているかもしれない」という発想により成功した例は枚挙にいとまがない。
もちろん男女関係において、自分の価値観を変えずとも成功している(ように見える)人もたくさんいる。
ただ、上手くいってない人は自分の前提を疑った方が望む結果を得られるのではないだろうか?
ポストイットの例で言えば「弱い接着剤は使い物にならない」という前提を疑い「いや、これも使い道があるかもしれない」という逆転の発想になったからこそ「では何に使えるだろう?」と改めて具体的に考えられるようになり、新しい成功に繋がった。
女性に対して「(自分の母親のように)温かい心根を持っている」という前提を疑い、
「いや女性はクソだ」と真逆の発想を取り入れることで、
じゃあそれに対して自分は何ができる?
と、具体的なアクションを考えられるようになる。
全く同じことだ。
目の前にある事実から目を背けていたら、具体的な解決方法を考えようともしない。
どうしたら「クソ」な相手から自分の身を守ることができるだろう?
「クソだ」ということを理解した上で、自分が幸せになるためには何ができるのか?
具体的なアクションはその事実を受け入れなければ考えることはできない。なぜなら「考えようともしないから」だ。
ナンパ、モテ界隈で「女はクソ」という発信をしている人間は、それを伝えたいだけである(ここではその具体的な発信は割愛し、クリティカルシンキングの提案だけに留めさせていただく)。
●宗教に勧誘したいわけではない。むしろ己に頼るしかない苦難の道を示している。
我々はミソジニーやミグタウなどの道に男を引き摺り込みたいわけではない。先述の通り、こちらは女はクソだと言っているその口でたくさんの女の子を口説いているわけであり、女を憎もうとか嫌いになろうという気持ちはサラサラない。
前提を疑った方が上手くいくのではないか、という提案をしているだけである。
貴方が「いや!女の子は大切に優しく接するべきだ!今まで出会った女性が自分に合っていないだけで、いつか自分の気持ちに応えてくれる素敵な人に出会えるはずだ!」と思いたいなら仕方がないが、そう主張する人にはこう言いたい。
それって逃げてるだけじゃね?
向き合いたくないからじゃね?
だとしたらめちゃくちゃカッコ悪くね?
自分の価値観を変える、信じている前提を変えるのは大変なことだ。
ましてや生まれてからずっと「女性を大切にするべきだ」と信じてきて、自分の人格を形成する思春期に音楽や物語による刷り込みでそれが正しいと思い込み続け、それが世の中のスタンダードになっている、となればそこに逆らうのは大変なことだ。
SNSでオンナに対してクソだゴミだと否定的なことを言えば、自分が「愛したい大切にしたい」と思っている女性の側から袋叩きに遭いかねない。
そんなリスクを取るくらいなら「世の中のみんなが信じてるし」という価値観に従った方が楽だ。
オレは間違ってない
だってみんなが信じてるもん
そう考えた方が楽だし、多分正しいし。
上手くいかないのは自分のせいじゃない。タイミングが合わないだけだ。今までの女が悪いだけだ。オレの考え方は間違ってない。
だってみんなと同じだもーん!
世の中そう思うのが普通だもーん!
少しでもそう思ってるとしたら、そっちの方がよっぽど宗教だ。
信じるだけで救われますよ、という甘い道を示して、そこに依存するだけでいい。
自分自身に問うてみてほしい。
自分の信じてきた価値観が誤っているという事実と向き合うことから避けているだけではないか?
思考停止して世の中という「神」に従った方が楽だから、自分のせいにしないで済むから、目の前の事実と価値観のギャップに向き合っていないだけではないか?
●思考に幅を持たせるべき
もちろん、上手くいっているならそれで構わない。ただ、結果が出ずに苦しい思いをしているならば、中途半端ではなく、敢えて完全に真逆の価値観まで思考を振ってみてはどうだろうか?
自分の尊敬しているアーティストである、starRoさん(日本の数少ないグラミーノミネートアーティスト)の言葉を借りると、
自分がこのような文章を書いているのも「女はクソだゴミだという考え方が正しいんだからそう思え!」というような押し付けではなく、あくまでも思考の幅を持たせるために逆の価値観の土俵に上がってみることへの提案に過ぎない。
そして真逆まで振って、その考え方に準じて行動することで、絶対に今までとは違った価値観を見つけられるはずである。それによって、リスペクトするべき人の幅が広まる。自分が変わり、今までとは違う結果も生まれる。
そして深くまで理解しようと努め、その価値観を知った上で「No」だと思えば、より今までの自分の信念が強固になる。もちろん相手の表面だけ見てNoを突きつける人間の信念などペラッペラなものだろう。
これを読んでいる皆さんの中には「ナンパ師」というものを心の中で侮蔑している人もいるかもしれない。しかし、相手の土俵に立たなければ本当の意味で他者を理解などできないし、理解していないくせに相手を軽んじる態度こそ最も人に好かれない=モテない原因ではないか。
逆にモテの側にいる男達が「女はクソ」と言うのは、モテたいからこそ女性の価値観を理解しようと努めて、相手の土俵に立って理解しようとした結果産まれた言葉である。だからこそモテ側の多くの男達はそれを納得し、その通りだと思うのである。
●女はクソというクリティカルシンキング
これにより思考の幅が広まれば、この画像の意味もまた変わったものになる。
「うん、女の子は大切にするべきだから疑っちゃダメだよね。多少のウソくらい許してあげるのが器の大きい男だもんね」
これを「女はクソ」というクリティカルシンキングで考えれば、
「あーはいはい。ウソつくのがオンナの生態だもんね。もう慣れっこでイチイチ気にもならんわ笑。うん、嘘つきだって知ってたから全然許すよ。男だったらそれくらい理解しとかなきゃ」
となる。
さて、どちらの考え方が「長期的に見て」男が幸せになれる考え方だろうか。
一生都合のいいATMとして使われる、オンナの奴隷になりたいと思うなら前者でいいのかもしれないけどね。
そして、どちらの考え方が女の子にとって「居心地のいい」関係になるだろうか。
こちらの土俵に立てばわかると思うよ。
一つの考え方だけが結論じゃない。二つの結論が出た上で、どちらが自分の信念に合致しているか、考えて選んだ方がより自分の信念に近づくし、それこそが人生における成功だろう。
以上、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
「もういい人でいるのヤメよ」
どうも、ヨシです。
男が自由を手にして、恋愛強者の側に行くための情報を発信しています。
文中にある、どうやって「クソ」なオンナと向き合っていくのか、その具体的な方法はこの「恋愛強者の七つの習慣」で伝えていますので、よければご覧ください。
まずはここから読んでください。
ぜひ一緒に自由を手にした恋愛を楽しみましょう。これを読んでくれたあなたの幸せを心から願っております。
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