いよいよ迫るサイレントテロ

“「就職氷河期世代」の集中支援を”

産経の記事を読んだ。
誰もが言っている通り、確かに遅いなぁと私も思った。
今就職氷河期世代の支援を行ったとして、それはテロの到来を少し遅くするだけでしょうに。
警鐘は鳴ったまま止まない。

正直に言って、生きていて楽観する要素より悲観する要素の方が多いだろう。
それは日本社会に適合しなかった人だけじゃなくて、適合して働いている人でも思うんじゃないか?

自殺、引きこもり、NEET、少子化、聞き慣れた言葉達が静かに息の根を止めに来ている。

この進行を止める方法を考え、国民を動かすのが政府、それに則り実行するのが国民。あるべき形。
国民の政府に対する信用度、或いは期待。
それはどれだけあるのだろうね。

誰もが加担する可能性を秘めたサイレントテロさ。
大きな転換が必要なはずだ。
このままちびちび一つ一つ消化してどうにかなるとは思えない。
まあだからといってこうすれば、ああすれば、といった案も無いけどね。
いや、考えつくけど非人道的だから誰も手が出せないと思う。

このまま静かに破綻していくのを私たちは眺めるのだろうか。
サイレントテロは現状を変える革命の一種には違いない。日本人全てが被害者になる悲しい革命だな。
サイレントテロが先か、サイレントテロを止めるための革命を先にできるか。
革命以外の道があるならそれはそれでいい。
何にしたって今のままじゃだめなんだよ。

赤の女王仮説みたいなもの。
立ち止まって、蹲っていても現状維持にはならないことを理解して。




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