旅行82 自主的な行動
学生時代、どの人達も京都や奈良、北海道などのどこかへ修学旅行へ行きます。
私自身の高校時代の修学旅行は、京都や奈良、広島などへ行きました。
学生時代の旅行先は、もう学校側で既に行く場所や宿泊先が決まっていて、自分自身の好きには選べませんでした。
この学生時代の修学旅行は自由行動の時間はあっても、先生からの指示に従ってそれを守っていく旅行であって、主に受け身の旅行でした。
学生時代の修学旅行のことを振り返ってみると、同級生との交流で楽しかった記憶はあります。
しかし色々な場所へ行く観光場所に対して、とても素晴らしい場所であったとしても、当時の私自身は興味を持ってじっくりとよく観ていませんでした。
結局観光場所を漠然と観ているばかりで、あまり得られることは少なかったです。
高校時代からはずいぶん年月が経っていますが、一人で高校の修学旅行で行ったことのある京都や奈良、広島へ観光しに行きました。
自主的にそれらの場所での旅行の行動計画をそれぞれ立てて、それらの場所へ行って、とても興味深くじっくりと観光をしてきました。
それによって、高校時代の修学旅行で行った頃よりも色々な人達と会話できたのもあって、色々と得られることが多かったです。
同じ場所へ行っても、受け身と自主的の行動では得られるものがずいぶんと違ってきます。
誰かに誘われて、どこかの飲食店や買い物のお店、美術館や博物館などに連れていってもらう場合も受け身の出掛けです。
それはそれで誰かと一緒に行くことで、楽しい時間を過ごせたり、素晴らしい物を観られて感動する場合もあります。
それによって、観た物や分野に興味を持って、その後自主的にどこかへ出掛けて行動をしたり、誰かと一緒に行くにしても、誰かに誘う側の自主的になれば良いです。
しかし、いつも人から誘われてばかりで受け身ばかりでいると、あまり得られることは少ないですし、人に頼る人生ばかりで、どんどん自分らしさのない人生になってしまいます。
長期的に考えると、勉強やスポーツにしても与えられたことをこなすだけの人よりも自主的に取り組んでいる人の方が大きな成果を出しています。
集団の旅行や誰かに誘われてどこかへ行く場合にも、いつも人任せにしないで、事前にこれから行く場所のことを調べてみるとか、実際に観光した場合に、何か関心を持って観てみるとか、できる範囲で自主的に行動できることはあります。
それに次回一人でその場所へ行く場合に、どのように計画を立てて行動をするのかを考えていくのも良いです。
よく受け身の行動ばかりしている人であれば、意識次第で少しずつ自主的に行動していくことを増やしていくことはできます。
自主的に行動していくことで、自分自身でよく考えていき、得られるものが多くて、喜びが大きく満足度が高くて、本当の自分自身の人生を生きていけます。