マジックジャーク系ミノーにチタンワイヤーとスライドウエイトの話
以前、マジックジャーク系ミノーを研究していてある程度できたと思っていた。あとは、自分が釣り方をマスターすれば良いんじゃないかと思ってた。
だけど、まだまだダメだとわかった。浮き上がり速度が遅いんです。本物は見た事ない。一応GJは買ってみたけど、触ってちょっと泳がせただけ。あくまで自作で釣りたいんです。
前にできたと思ったけど、甘かった。まぁ甘いとは思ったけど、使ってみなきゃわからないし問題点が見つかったのも前進です!
以前は静止時の浮き視線を気にしていました。重心を考えて色々試行錯誤した。あとは浮き上がり姿勢も気にしていた。だけど、使う上で必要なのは浮き上がりスピードだと感じます。綺麗に作ろうとすると重くなるし、シャープに作ろうとすると浮力はダウンする。両方組み合わせるとかなりもっさりとした浮き上がり方になる。鱒の本能に訴えるスピードじゃなくて、じっくり見ちゃう感じになってると思う。
今回、軽量化して浮力スポイルさせないミノーを作りたかった。
①ワイヤーをチタンにする。
②皮膜を薄くする。
この2つを盛り込んで作りました。
①のチタンワイヤーとステンレスワイヤーの違いはそんなになさそうだけど、小さなルアーにとってはかなり違うと思うんです。強度はステンレスの方が強いけど、管釣りには必要十分な強度です。
②の皮膜を薄くするのは、以前より瞬間接着剤コーティングが上手くなったのでコーティングを薄くできた。加えてオレンジ色はホビーカラーで塗っているので少しだけ時間は掛かるけどジェルネイルよりも軽いと思う。模様はマッキーで塗ってる。インチキです。
そしてもう一つ、バルサより軽い素材をボディの中に仕込む事で浮力をアップさせる。ボディにエアを入れます。そして、そこにスライドウエイトを仕込んで飛距離アップとラトル効果を狙います。スライドウエイトの場合は浮力が強くなりすぎる気がするのでウエイトをちょい足ししてる。
5センチのミノーにスライドウエイトを仕込んで1時間以内に完成させる。これがインチキルアーメイキング方法、zaccomethodです!
簡単ハンドメイドルアー。竹とんぼみたいにできると思う。8mmのバルサ板から60分以内にハンドメイドルアーを作ります。釣りのテクニックはまだまだですけど、ゆっくり楽しんでいこうと思う!
楽しもう!