管釣りのアタリに対する反射は意図的に鍛えられないものかと思って数日考えた。
初心者が色々妄想しながら上達を目指すシリーズ〜2
魚の反応に対して、人間の動きは遅すぎて合わせられないと言う話を聞いた。確かにラインから手に刺激が伝わって(もしくは目でラインの動きを確認して)よし!とアワセるまでは、いくつものプロセスがある。
管理釣り場のアワセ。鱒の反応がめちゃくちゃ早いのは生きるための反射だと思う。生き物は基本脊髄反射のみ(のみではないけど)で生きてそうだから反応スピードはめちゃくちゃ速いと思う。
合気道の塩田剛三先生はずっと金魚鉢を観察していたのだ。魚はヤバい!
では、人間はどうなんだろう。俺たちだって動物なんだ。熱いものを触れば手を引っ込める。これは脊髄反射というやつだろう。頭で考える事をすっ飛ばしてビクンと反射すると。
ただ、こんな例はないだろうか?
例えばここら辺、毛虫いるんだよなって思う。
↓
その後に、ケバケバしたものに触れる。
↓
ビクンと手を引っ込める。身体をすくめる。
これ。事前に設定やイメージを自分に刷り込んで、反射に近い反応を起こさせた事にならないのかな?と思う。複雑な動作は出来なそうだけど、体感覚?からアクションまでの時間は反射として鍛える事が出来るんじゃないかなと思う。人の足を踏みそうになって、踏み込み始めて避ける事ができたとか。これは知らないうちにセンサーが働いてないだろうか?
視覚や聴覚から動きに変換は経路が難しそうだけど、バイクに乗っていてとんでもなくデカい蛾が顔に当たりそうなのがスローモーションで見えて避けたりしたことはある。
すごく釣りが上手い人のアワセの動きは、とてもシンプルだった。あるプロの方の動画だと、糸は基本的に見ないっていう話し。すると、この肌感覚から脊髄反射のような初動でアワセているんじゃないかと思う。初動はいくつかの決め打ちパターンがありそうで、+リールの巻きで追いかける感じにみえた。
アタリがあって、針のポイントから最初のベンドまでの数ミリの初動があれば刺さると思うのです。
条件反射でレモンや梅干しで涎が出てくる。
条件反射はだ液分泌など、ゆっくりとした反射だけなのかな?
刺激に対して、いくつかのアクションを決めて、ゆっくり何度も反復する。身体が無理ない動き、重力を利用した脱力した動き。針を刺すための引く動き。刷り込んで刷り込んで、反射みたいに出来たらと思う。これは格闘技の練習方法にあるやつ。ボクサーとか結局これだと思う。勝手に身体が動く。
魚が釣れるという偶然の現実の中で、自分でコントロール出来る要素を数日考えて、こんなファンタジーに行き着いた。
努力や身体操作は、釣具よりずっと安上がり。誰でもできる。
これも #zaccomethod だと思う。
お金が無くても釣りは楽しめると思う。
考える事は面白い。タダだしね。
楽しもう!
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