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リリーサーだけでなく、何よりフォーセップが大切だと思う話

 トラウト管理釣り場では釣った魚をリリースする事も多い。「なるべく大きな魚を持って帰りたい!」ガチエンジョイ勢の自分はいつだってそう思っています。あの子リリースしなきゃ良かったと思う事もありますが…

良い感じの鱒♩クォーターノートで釣りました。


 ピーナッツリリーサー、活躍してます。そりゃ大手メーカーやカリスマアングラーが作るものより機能は劣るでしょうけど、可愛さでは結構良い線いってると思っています。一点ものですしね!販売を望む声もあります。(極少数ですけどね)

ガチ落花生使用のリリーサーです。

 管理釣り場でフックリリーサーは持っている人が多いのですが、フォーセップは持っている人は少ないですね。何故なのだろう。私はフックリリーサーとフォーセップのどちらかを持つならばフォーセップから先だと思うのです。まずフォーセップを買ってからリリーサーじゃないかな?

 管理釣り場で身体中に火傷を負って皮膚病になった鱒を見ることがあります。そして、割とデカい魚がそうなってたりする。とてもとても可哀想です。そして、釣り場の損失、食べたい派のアングラーの損失も計り知れないのです。1匹の生産コストとかドライな事だけでなく、やっぱり何年もかけて努力して大きくした魚は大切だと思うのです。一匹の魚をどのくらいかけて大切に育てたんでしょうか。本当にすごい事だと思うんです。

 いやいやお金払ってるしって言う人も一定数いるかもしれないけどそれは違う。そんな人はこのnoteを読まないとは思うけどね。釣り場に限らず、何かの施設の利用料はルールやマナーを守る人を前提にとした最低限のお金として設定されていると思う。そうでしょ?だって、全員がモラルなく魚を扱うヤバいヤツだったら、商売にならないですよね。例えば、ホテルの宿泊料にいつも壁の修理費が乗せられてたら、とんでもない料金になります。

 魚が釣れた時に素手で触るのはいけない。だからリリーサーなんだけど、リリーサーは万能ではないのです。大きな魚は大暴れするし、針を外すのも大変だ。ガッチリ口に掛かってしまって、リリーサーで外せないパターンもある。また、大きな魚はスレ掛かりする場合もある。スレ掛かりを持っていってしまう人も中にはいるけど、常識的にな判断でスレ掛かりを外してリリースする場合にもやっぱり大暴れする。魚を陸にあげて、魚体を押さえて指でフックを外す。このダメージは本当にヤバいと思う。

 割とすごい装備の釣り人もリリーサーが効かない時に指で外している事もある。触れないように外す事が出来ることもあります。自分も過去には指で外したこともあります。今は全てフォーセップです。だけど危険な事もありますよね。とくにクランクなどで2つフックがある時などはね。

 魚のダメージも自分のダメージも極力少なくするには、水の中に入れたネットの中でフォーセップを使って針を外す事が大切。決して手では触れてはいけないと思う。

 釣りがとてもうまくて何匹も釣る人はリリーサーも上手く使えて上手にリリースできる。だけど、初心者や1匹を大切に扱いたい人、美味しい魚を食べたい人はフォーセップだと思う。

 フォーセップはきっと安いと思う。医療用品のディスポーザブルで使い捨てられている。だから大きなメーカーが大量に買って売れば、割と安く提供できるとは思うのです。ただ、薄利だとは思うし現状買う人は少ないと思う。アングリングファンとか、釣りの初心者用の本に付録としてつけられないかと思うよ。

 このnoteを見た人はぜひフォーセップを買って欲しい。フォーセップでなくても、100均のスプリットリングプライヤーでいいと思う。

こういうヤツでも使えると思う。安いし。

とにかく、魚に触れずに針を外して欲しいと思う。可哀想だ。そして綺麗な魚を食べたいし、管理釣り場がいつまでも健全に運営されていて欲しい。

 リリーサーだけでなく、何よりフォーセップが大切だと思う。釣りが好きなら魚を大切に扱う事が必要です。

カッコいい写真も撮りたいですけどね。

楽しもう!

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