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団子魚を目見コピしてみた話。

目見コピ。zaccomethodのハンドメイドルアーメイキング練習法です。動画や画像、大きさ重さのスペックからこんな風に作ったらどうかな?と予測を立ててルアーを作る。楽器の耳コピと同じやつです。

 今回は、団子魚と言うルアーをハンドメイドコピーしてみることにしました。団子魚と言うルアーは最近発売されたマイクロクランクで水中を漂うように弱波動で泳ぐそうです。その優しい揺らぎでトラウトにそっと近づき、目の前を泳ぐ餌かもしれない何かを思わずパクっと食べちゃう。そんなルアーのようです。YouTubeとかTwitterでよく目にするから作ってみたいなと思いました。

 長さは23mmと小さなクランクです。泳ぎの動画に関しては、年末から見てイメージはしていました。今日、新年一発目のルアーという事で久しぶりに時系列のしつこいツイートしながら作りましたよ。

 材料はバルサは10×10×24mmちょい大きく切ってます。、リップは0.5mm圧のもので机に落ちてた有り合わせで作りました。ワイヤーはチタンワイヤー 、比重が軽いので。ウエイトはタングステンの3mm、3.5mm、鉛の2mmの3個としましたよ。

自分が作るならば、チタンワイヤーかな?と。
zacco internal twist!小型ルアーはこれで簡単。
リアは横アイなんですね。
ほぼできた!まだ丸い。
ウエイトはセンターじゃ無いけどまぁ良いのよ。
ハイスピードなルアーじゃ無いし、かえって良いかもね。
コーティングして、まぁ完成!
テストします!どうでしょうかー!


 この団子魚はスケスケモデルで見てみるとウエイトが入っていないんですね。ボディの重さでふんわり沈めてるんだと思う。バルサでウエイト無しのままだと完全に浮いちゃうので、そこは考えました。ボディを均等に沈めるために、ボディ底面に前側、腹側、尻子玉と3つのウエイトを挿入しました。そしてスロウシンキング的にいけたらなと。

スケスケモデルはこんな感じ。

クリアモデルを参考にしています。ウエイトなし。
(ホームページスクショです。)

 透き通る世界。こうして見ると、このルアーにはウエイトが無くて、リップとテールはほぼ樹脂のウエイトのみ。ボディは中空があるから浮力体になってる。でもベリーアイがある。そしてフックが付くんだよね…。ということでフロントとテールで緩くピン留めするイメージ。ボディは浮かしたいけど、バルサは浮力があるから大きめのウエイトを入れる。…こんな暗算で作ってみましたよ。


ショート動画で泳ぎを見てみて下さい。

 どうでしょう?本物の団子魚と比べてまぁ素人に見ればこんなもんかなぁと言ったところです。明日見たらまた違ったふうに見えるかもしれないけれども、初回イメージとしては思い通りにできました。色を塗るとまた変わると思うけど。

 ベリーフックに関しては、基本的には自分のルアーには要らないかなぁと思っています。4〜5センチからのミノーを作るときはつけてみようかなぁと思いますが、このようなマイクロクランクにつける事はやめています。技術的につけられないと困るので、たまに作ってみます。しかし、大会で数を競うような釣りはしないガチエンジョイ勢であり、テールとベリーでガッチリキャッチみたいなのは必要としていません。鱒は小さなクランクのお尻を食べるのがほとんどなんじゃないかなぁと思っています。お尻を食べてフッキングして暴れたときにベリーフックがちょうど鱒の眼をえぐってしまうんじゃないかなと思います。片目が潰れた鱒をよく目にするので、そんな風に考えています。可哀想だよね。キャッチしたら食べる派なので、結局そっちの方が鱒には嫌だろうけど。まぁ自分の価値観は大切にしたい。
それの、まぁまぁ、なんと言ってもね、ベリーをつけるとリングとフックが余計に必要になり経済的で無いのですよね。

あー釣り行きたい!


楽しもう!

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