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2025年の管理釣り場について。zaccomethodの目指すもの話

 さてさて、、、2025年。今年も管理釣り場を楽しんでいきましょう!新年でも良い事ばかりじゃない人もいるのでおめでとうは言わないです。楽しもう!それだけです。そして今年もzaccomethodをさらに発信していきます。どんな風に楽しむかってやっぱり簡単ハンドメイドルアーで楽しむしかないでしょう?

 最近、管理釣り場であまり釣れなくても楽しくなっていっています。新しいルアーを試して、泳ぐ事を確認して、そして釣れて、ある程度釣ったらそのルアーは人にあげたり、釣れなかったら壊してリサイクルしたり。

 正直言ってアホな事なんですけど、沢山釣れたらそのルアーは卒業します。超絶飽きっぽいし、あまりに約束されてしまうと作業化してしまう気がして途端に興味がなくなります。釣れたルアーよりも釣れちゃったルアーが好きなのです。そして怖いのは作業化です。そう思ったら終わりなのです。問題解決がしたいから釣りをしています。解決しない問題にやりたい放題して立ち向かいたいのです。

釣れちゃったルアー!マンガ肉型ポッパー“Fish bait”

 釣った鱒を美味しく食べたいのが物質的な目的です。持ち帰れる程度に釣れたら、途端にテストとかチャレンジをして跳ね返されて。このくらいで楽しめるのが、まぁ幸せなんです。むしろ早めに釣れちゃう事か恐いです。ヒリヒリしたい。

 そりゃずっと釣れたら楽しいとは思うのですけど、すごい人が作ったすごいルアーですごく釣れても、私は楽しくないのです。偶然性や、より自分の力で釣った事が嬉しいのです。そして、管理釣り場にはいつでもその気持ちをガッツリと支えていただいている感じです。つまり、擬似ネイティブ感覚です。自分を錯覚させて幸福度を上げる感じ。

“つ抜け”で楽しむ釣り。

 エンジョイ勢という言葉があります。一般的なエンジョイ勢というのは楽しんでる人達って意味だけど、よくよく雰囲気を感じてみると“エリアトラウトの大会に出ていて、まだ入賞には絡んでないトーナメンターの謙遜した言い回し”がエンジョイ勢なんだと感じます。自分にはですけど。

 魚釣りは、文字通り魚を釣る事が目的だから沢山釣る技術を高めることは何も間違っていないと思うけど、エリアトラウトのエンジョイが大会だけというのも味気ないと思っています。

 これから魚が少なくなって、みたいな話はエリアトラウトの本にも書いてありました。だから、これから新しい楽しみ方を考えないといけないし、これからはじめる初心者アングラーを増やさないといけないと思うのです。

 母数を増やして土台を固めていかないとならないんじゃないかと、勝手に思うんです。遊園地に行く頻度で管釣りに来る人が増えたらいいんじゃないかなと思うんです。たまに来る人や、普通の人がトーナメント的なマナーを取り入れて、正々堂々と楽しんでいったら良いと思うのです。トーナメントから取り入れるのは正々堂々としたルールやレギュレーションを守る事、魚に針以外のダメージを与えないマナーなんじゃないでしょうか?

 初心者でまだまだあまり釣れない人が、トーナメントのとても上手いプロの人や、SNSやYouTubeでいつでもとても大きな魚ばかり釣っているイメージをベースにしているんじゃないか?と思うのです。そんな人が管釣りに来て釣れない事も数々のレギュレーション違反に繋がっていると思うのです。つまり、管釣りポルノの弊害だと思うのです。プロの現実は一般的にはファンタジーの出来事です。しかも、それはきっと切り取られた出来事なんです。安易な幻想を抱かせて“釣って”ばかりではいけないと思うのです。結果でなく過程の面白さを発信しないと。釣れない時間を楽しまないといけないと思うのです。

 ネオエンジョイ勢?いや、ガチエンジョイ勢?まだまだ名前は無いけど、“つ抜け”で楽しい釣りを考えていけたらと思うのです。

 ハンドメイドスプーンワークショップ、またハンドメイドルアーワークショップ、そしてバルサハンドメイドルアーキット、その他色々今年は発信していきたいです。ルアーの仕組みを解き明かしたいです。あとはあの目標…細々とした活動ですが、誰もが管理釣り場を楽しむ方法を考えていきたいです。

2026年も楽しんでいきます!


楽しもう!

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