カインズホームのワークスペースでハンドメイドスプーンを作ってみた話
ハンドメイドスプーンワークショップのブランクは全て手作りしています。一つ一つ切り出して作っているんです。
家で作っていると、作業効率が悪いです。それというのもバルサルアーとブラススプーン両方やっているのでとにかく散らかっています。もう一度言わせてください。本当に散らかっています。そして、掃除をすると途中でアイデアが降りてきたりして、ルアーメイキング的には正のスパイラルですが、散らかりぶりは負のスパイラルで、作業スペースは目の前のちょっとしか無くなってしまうのです。
それと、ルアー部屋はクーラーが無いんです。なので、夜とか涼しくなった時に扇風機を掛けて作っています。この時期しんどいです!今年こそはクーラー入れようと思ったけどズルズルと9月も真ん中を過ぎました。
快適な環境でスプーンを作りたいなと。そして、ハンドメイドスプーンワークショップの新しい形態として、上手くなるまで出来る取り組みも出来たらなと考えてからです。
そんなわけで、カインズホームに行ってワークスペースを借りてみました。
まずワークスペースの係の人に声を掛けて使えるか聞いてみます。OKとのことだけど、火花が散るような金属加工はダメなんですって。なので、スプーンベンダーを作る事はできません。
今回は1mmの真鍮板を買ってブランクの作成をしようと思います。
この板をカットしてスプーンにします。こんなにあって1580円。ザックリ計算すると、このflutter2.0のサイズだと120枚作れます。時給換算はしちゃダメです。
ひとまず24枚だけど3枚くらいは切りすぎてしまいました。細いタイプとか作ればいいんですけどね。
穴を開けたら、マスターの板に爪楊枝で固定してマークするんですけど、忘れてきた。だけど大丈夫。現地調達としました。
こんな感じでマークして、、、。
金属ハサミでアウトラインをカット。
棒ヤスリとサンドペーパースティックで研磨します。
実は養生テープも忘れてきた。まだまだ残りがあるし、お腹が空いたので帰りたくなっているので使わずにベンドしました。
家に帰って磨きました。
こんな感じ。下ごしらえが大変だけど曲げるとなったらすぐなんです。なのでワークショップで誰でも作れるんです。
材料費としては安いけど、やっぱりハンドメイドだから手間は掛かります。その点簡単じゃないです。一枚600円で確実に釣れる作りのスプーンが買えます。だけど作る。これは幸せな事です。
数釣りする人がトーナメンターに憧れるとするならば、私は開発者に憧れます。そんな楽しみ方もあっていいし、きっとスプーンベンダーがあれば誰でも出来ることだと思っています!
カインズでスプーンは作れます。…正直言ってベンダーがなくても作れるんですけど、それは今度書こうかな?
楽しもう!