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エイバルの降格に想うこと

みんなが言います「よくやったよ、エイバルは。あの低予算で1部に7年も、いたのだから」と。7年間のうちで一度、降格したが1部に残れたことがあった。降格順位となり、残念な気持ちで翌シーズンを迎えた時、私の頭の中が理解できていなかったことが懐かしい。「あれ?降格したんじゃなかったっけ?なんでエイバルが1部にいるの?」。エルチェのファイナンシャル違反によりエイバルは1部に残れたのだった。乾が所属していたからこそ、エイバルの試合を見ることができたのは幸運だった。グーグルで場所を確認すれば「こんな場所に、こんな小さなスタジアムで、リーガで試合するの?」。1部に残れた理由はいくつかあるが、その一つが高い位置をキープするディフェンスラインだ。どんなチームにも、レアルにも、バルサにもそれは変わらない。レアル相手にイプルアで3点取って、快勝したこともあったよね。ホント、感動するディフェンスラインの高さだったな。無観客が影響したのか、それとも長年の疲弊だったのか、本当に残念でならない。簡単には1部に戻れないと想うけど、低予算で、地元に密着して、程よい大きさのスタジアムで、それでいて、恐れを知らず、勇敢にサッカーをするこのエイバルを忘れることはない。

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