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Google.com.ar(アルゼンチン)が$5で売却?

Googleがアルゼンチンのウェブサイト用に使用するドメインネーム「Google.com.ar」がアルゼンチンのドメインレジストリ「NIC.AR」で再販対象となり個人が$5で購入した、という内容の記事です。

Argentina Loses Country's Google Domain After Random Citizen Buys it for $5 - Newsweek

ドメインネーム・ウェブサイト共にGoogleの権利として復活し、問題無く運用されていますが、実際のところ、Googleが当該ドメインネームの更新を怠ったのか、アルゼンチンのドメインを管理するレジストリ「NIC.AR」に不備があったのか公表されていないようですが、google.com.arのウェブサイトが数時間ダウンしたのは事実です。

この記事で興味深かったのは、「Such activity is termed "Cybersquatting" which refers to the act of holding, registering, buying or selling a domain in order to profit off of the rightful owner's name recognition(本文より一部抜粋)」という一文です。
日本語にすると、「正当な権利所有者の名称」として認識されるもの(文字列)を含むドメインネームを、(第三者が)保有、登録、購入、販売し利益を得る行為を「サイバースクワッティング(Cybersquatting)」という感じでしょうか。

今回のGoogle.com.arの件は、サイバースクワッティングに定義されるものでは無いのですが、著名商標にフリーライドした行為の説明を簡潔に述べており、個人的には一番目が行ってしまいました。

詐欺ドメインを使ったオンラインでの詐欺行為は年々複雑になり、ちょっとしたセキュリティの脆弱性を突いてくるものもあります。

DX化においても外部とのコミュニケーションを図るウェブサイト・メールの稼働の根幹はドメインネームです。
これを機に、貴社のドメインセキュリティ戦略を見直してはいかがでしょうか。

法人ドメイン管理のお問い合わせは、Com Laude株式会社まで!
japan@comlaude.com



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