『俺達の伝説"Clyst"-原点の場所-』
岐阜の大学で運命的に巡り会えた4人
LUNA SEA,ラルク等
それぞれコピーバンドはやってきていたが
オリジナル曲で夢を目指し始動
初めてのオリジナル曲は5曲
・Cry off loving/詩 亜夢呂 曲 YOSHI
・Limitation/詩 斗樹 曲 YOSHI
・Love & Blue/詩 斗樹 曲 YOSHI
・Coated/詩 斗樹 曲 YOSHI
・Sadness/詩 亜夢呂 曲 YOSHI
早く活動したいという衝動から初めからあえて
30分の対バンライブ構成を考えた曲達を作った
詩が苦手な自分にとって
メンバーが作詞をしてくれたことは大きかったし
お陰で1ヶ月程で曲が形になった
当時の自分は実力もセンスも
経験値も無いくせに変な自信と態度で
早々とV系の聖地名古屋進出を目論んだ
そしてそれは
自信満々にデモテープを持ち込んだライブハウスで
見事に打ちのめされる事になるのである
「何やってんのコレ...曲なの？」
メンバー唖然...呆然...何も言えない
録音技術がまだ未熟だったとはいえ
自信作だった曲を完全否定されたことに
自分もショックを隠せなかった
おまけにバンド名まで否定されたのである
その帰り道の事は全く覚えていない
同日の朝まで意気揚々としていたメンバー達とも
無言になっていたのはうっすら覚えている
でもそれは挫折しての無言というより
見返してやるという怒りにも似た気持ちが
湧いてきていたからである
そしてすぐに音源がダメなら
ライブで魅せてやろうと
ライブオーディションへの出演を決意する
しかも選んだハコは名古屋ハートランド
普通なら初めての名古屋でハートランドなんて
緊張しまくるに違いないが
ステージに上がればスイッチが入る自分に
ハコはどこでも関係無かった
岐阜から応援に駆けつけてくれた
3人の子達も有り難かった
結果としては残念だったが
非常に良い経験となったし
初めてバンドで自信を持つことが出来た
自分の輝ける場所はこれだと実感出来た
Clystとしての活動は短い期間ではあったが
その後メンバーそれぞれ違うバンドをやったり
新たな事にチャレンジしたりと
友人でもありライバルでもある
互いに高め合える存在になれた
自分もCresという最高のバンドに出会い
V系の聖地名古屋ミュージックファームにて
たくさんのライブをすることができ
有名にはなれなかったが
満足のいくバンド人生を終えることが出来た
今思えばやっぱりClystが俺達の原点
未熟で下手くそだったかもしれないけど
俺達にとっては伝説のバンド
最高の仲間達
運命の出会いに感謝
これからもずっと...
みんなありがとう♡
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