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疲れが取れたら、整理整頓ができるようになった話し②


人生であれほど苦手だと思っていた収納が楽しくなってきた。

自分にはその能力はないと思っていたので、こうなったことに驚いている。

収納のテレビ番組を見ても、YouTubeを見ても、自分の家と繋げてイメージすることができなかったけれど、少しずつ見えて来るようになった。

何が起こっているのだろう。

副腎疲労には脳が大きく関わっている。

とすると、副腎疲労を治すためにやっていた低血糖対策やカイロプラクティック、ランニンングなどが効いたのかもしれない。

あとは、大きなストレス源だった仕事をやめて数カ月間ゆっくり休めたのも大きかったと思う。

私は空間認知能力が劣っていると思っていたが、他にも、冷静に考えられない、客観的に考えられない、計画を立てられない、など先のことを全く想像できないところがあった。

これは!と思ったものに対して深く考えもせず飛びついていしまったり、目の前のタスクはこなせるけれど、数ヶ月先を見越して準備をすることはできなかった。

冷静になれないから、思い通りにいかないとパニックになって情緒不安定になるし、視野が狭いので他の選択肢を考えられない。

常に失敗できないと不安と緊張でいっぱいで、物事の応用が効かなかったのだと思う。

私にとって片付けは、引き出しに入れる。それだった。
そこから取り出しやすいように収納するところまでには至らなかったし、考えられなかった。

外出するために必要な物をカバンに入れる。それで精一杯で取り出しやすいかどうかは考えられなかった。
家に戻ってきても、カバンに入っているものを取り出す元気がない。そのまま次の外出時に必要な物を上から入れるからぐちゃぐちゃになった。

片付けが苦手とかそういうことではなく、あまりに体も脳も疲れすぎていたのだと思う。

表面的なところで必死すぎて、他人に見られないところにまで気を配る余裕はなかった。


時間はかかったけれど、コツコツと体に向き合ってきたことが少しずつ身を結んできたように思う。

体も楽になってきたけれど、脳にも良い影響が出ている。

私がやったことは、

低血糖対策→エネルギー切れを防ぐ、睡眠の改善
カイロプラクティック→体の歪みを取りながら自分の歪みも治す
ストレス源から逃げて休む(仕事をやめる)→心と体・時間に余裕が生まれる
ランニング→体力をつける
Kasamura Method→自分の感情と向き合う・自分を客観視できるようになる


どれか一つだけではなく、複合的に組み合わさってうまく行ったのだと思う。

整理整頓が出来なかったのは、私自身もバラバラだったから。
それを、パズルのピースを合わせるように一つ一つはめていった。

こうでもないあーでもないと、試行錯誤しながらこの2年進んできた。

まだまだなのは自覚している。
でも、大きな前進も自覚している。




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