【星を読んでみよう】四区分、三区分、二区分を知ろう
星を読んでみようの四回目です。
ホロスコープ作成サイトなどで出生時のホロスコープを出してみると、同時に四区分・三区分・二区分が出て来ることがあります。
星を読まなくても、こちらだけである程度の性格の傾向などがわかります。
今回はこちらを解説して行きます。
※四区分・三区分・二区分のスコアの出し方に関しては、占星術家によって考え方が違うことがあります。私は、ARI占星学総合研究所のスコアを参考にしています。
まずはホロスコープを出そう
四区分・三区分・二区分を出すのにおすすめのサイトは、ARI占星学総合研究所のホロスコープ無料作成です。
①名前は入れても入れなくてもどちらでもいいです
②生年月日を入れます。(出生時間が分かる方がより正確です)
③生まれた場所を入れます。都道府県までで大丈夫です。
④ハウスシステムはそのまま何もせずで大丈夫です。
⑤ホロスコープを作成するをクリック
ご自身のホロスコープが出てくると思います。
そのまま下の方までスクロールすると、四区分・三区分・二区分が出てきます。
参考までに、私のスコアを見ながら各区分をみて行きましょう。
四区分
上記のように四区分が出てきます。
四区分とは
星座は12ありますが、それを火・地・風・水に分けたのが四区分です。
主に「価値観」をみるときに使われます。
スコアを見て数字が高い区分が、あなたが重要視している価値観です。
火
牡羊座・獅子座・射手座
「火」は上に向かって伸びますので、向上心や精神性の高みを目指しています。情熱の炎が常に燃えていて、心躍るようなワクワクすることを求めています。
目線は常に上を見ているので、現実離れしていたりなかなか答えの出ない抽象的なものに惹かれる傾向もあります。
人と常に一緒というよりは、自由や自主性が大切です。
地
牡牛座・乙女座・山羊座
私たちが実際に足をつけて生きている「地」は、とても現実的で堅実です。目的は心地よく安定した生活です。
心地よくなるために必要なものを用意し、どのように心地よくなるかを分析し、心地良くなるためのルールを作り、心地よさのためにコツコツと働きます。
自由というよりは、枠や範囲がある方が安心します。
風
双子座・天秤座・水瓶座
種などを飛ばす「風」は、私たちに新しい情報や思想をもたらします。物事の理解力が高く、知的で冷静に物事を判断します。
たくさんの情報が行き交い、様々な人とサラッとした付き合いを楽しみ、効率の悪いものを革新的なやり方で変えて行きます。
風は閉じ込められると行き場を失ってしまうので、四方八方に開かれていることが大切です。
水
蟹座・蠍座・魚座
「水」はそのままではこぼれてしまいますので、器が必要です。※器=「地」
単独では変化しづらいですが、人の感情に寄り添い、絡み合い、繋がることで大きく成長していきます。
サラッとした付き合いよりも、常に誰かと繋がっているという安心感を得られるような深い関係が大切です。
三区分
三区分とは
12星座を、活動・不動・柔軟に分けたものです。
主に「行動パターン」をみる時に使います。
スコアを見て数字が高い区分が、あなたの主な行動パターンです。
活動
牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座
物事をスタートさせる積極性のある人です。行動的で、じっとしているのが苦手でしょう。大人数を巻き込むパワーもあります。ただし、継続は苦手です。
不動
牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座
継続する力だったり、目的のためにコツコツと努力できる人です。時に頑固になりがちです。
柔軟
双子座・乙女座・射手座・魚座
その時々の状況に柔軟に対応します。上手に立ち回りできますが、流されやすく揺らぎやすい一面もあります。
二区分
二区分とは
12星座を、陽・陰に分けたものです。
主に、関心の向きが「外か内か」をみる時に使います。
スコアを見て数字が高い区分が、あなたの関心の向きの傾向です。
陽
牡羊座・双子座・獅子座・天秤座・射手座・水瓶座
関心の向きが「外」に行く傾向があります。積極的に外に答えを求めます。
同じ状況にいるよりも新しいものや変化を好みます。
陰
牡牛座・蟹座・乙女座・蠍座・山羊座・魚座
関心の向きが「内」に向かいます。自分の中や近しい場所に答えを求めます。
変化に富まず静かで落ち着いた環境を好みます。
まとめ
四区分・三区分・二区分を組み合わせることによって、ホロスコープを読まなくてもご自身のある程度の傾向がわかると思います。
星座の勉強にもなると思います。
ぜひご自身の傾向を考えてみてくださいね!