何も知らずに進学した経済学部、学部ミスマッチを避けるには
適当すぎた学部選び、きっかけは世界史の授業
僕の学部選びは非常に適当でした。最初は、親が法曹関係の仕事をしていた影響で、法学部を受けるつもりでした。
しかし途中から国立合格の方が優先事項となり、志望学部に統一感はなくなりました。その一つに経済学部を含めたのは、世界史のテーマ史で扱った経済史が面白かったから。実に安直な理由でした。
経済学への感情が一変、思いがけない幸運
そんな理由で入学したので、授業はどれも退屈で、これは何の役に立つのだろう?といつも思っていました。しかし、三年生のある時、経済学への感情は一変しました。
応用科目の授業を受けるうちに、入門科目で学んだことが、何を意味していて、どんなことに活用できるのか知ったからです。
素振りしかせずに、野球はつまらないと思っていたようなものだと痛感しました。
学部ミスマッチ回避には本屋の○○学コーナーへ行け
僕の場合、進学した学部が偶然にも好みに合っていましたが、やはり可能な限り事前に見極めをすべきだったと思います。
おすすめの方法は、大きな本屋(神保町三省堂書店、新宿紀伊国屋など)の○○学コーナーに行き、手当り次第ページを開いてみることです。中身が分からずとも、雰囲気を掴めるはずです。
プロ野球を観戦したり、実際に試合をする中で野球を好きになるように、自分の興味ある学問を肌で感じてみることが大事だと思います。