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【北海道】美瑛・富良野で花めぐり旅

北海道は大好きで何度も訪れている。
しかし、北海道は見どころが多すぎてまだ行くことができていない場所がある。
そのひとつがタイトルにもある、美瑛・富良野エリアだ。

加えて、今回の旅では美瑛・富良野の他に、もうひとつ見たい景色があった。それが釧路湿原だ。

そんなわけで、まずは羽田から釧路へ飛んだ。飛行機は満席だった。そしてお爺さんお婆さんばかりで、おそらく、機内の平均年齢は75歳くらいだったと思う。私より若いのは客室乗務員さんだけではないだろうか。

たんちょう釧路空港は小さな空港だ。空港ビル入口には鹿のオブジェがあるのも北海道らしい。バスで釧路駅まで約1時間。
釧路からは釧網本線に乗り、網走へ向かう。
この釧網本線は釧路湿原の中やオホーツク海沿いを走る景色の良い路線である。実際、釧路湿原という名の駅もある。

湿原というと、タンチョウやら鹿やら様々な動物が点在しており、いろいろと見られることを楽しみにしていたのだが、実際は普通の森という印象だった。「あれ?これ、湿原??」と本当に湿原の中を走っているのかわからないほどであった。因みに、釧網本線は釧路〜網走まだ3時間程度乗車したのだが、その間に見かけた動物は鹿9匹のみであった。

2日目は網走を5時58分発の特急オホーツクに乗って旭川へ。旭川からは期間限定で運行されている富良野・美瑛ノロッコ号に乗車。

富良野・美瑛ノロッコ号 旭川駅にて
案内表示にはかわいいトロッコ列車の絵

富良野・美瑛ノロッコ号は富良野・美瑛エリア観光のベストシーズンといえる6月〜9月頃のみ運行されている。
列車名になっているノロッコとは、「ノロノロ走るトロッコ」という意味だが、実際はかなり速く、全くノロノロしていない。むしろ、駅をいくつも飛ばし快適だ。

今回は幼稚園の遠足で可愛い子どもたちがたくさん乗車していた。他は中国人の乗客がほとんどだった。非常に賑やかな車内となった。

さて、この富良野・美瑛ノロッコ号に乗り、50分。美馬牛駅で下車した。

美馬牛駅の駅舎

小さな無人駅だが、きっと枕草子を書いた清少納言も気に入るであろう趣がある。
いとをかし。

ここから目的地である四季彩の丘までは徒歩で約30分。私の他に歩いて向かっている人はいない様子であった。道中、動物園のような獣臭がしたので、姿は見えなかったが、道路脇の森には鹿か熊か、動物がいたのかもしれない。

四季彩の丘までは美馬牛駅から徒歩約30分
広大な丘の土地

四季彩の丘の入場料はなんと無料!
※時期により変わります

ランチは地元美瑛町の猟師さんが獲った鹿肉を使ったカレーをいただいた。
ビエイのジビエ…

鹿肉カレー

帰りは歩く気力がなくタクシーを利用して美馬牛駅へ。タクシーだと5分で約1000円。

美馬牛駅から再度ノロッコ号に乗車し、ラベンダー畑駅で下車。

期間限定でオープンするラベンダー畑駅

ラベンダー畑駅は期間限定で開業する。
因みに普通列車は停車せず、観光用の列車のみが停車する特殊な駅なので、利用する際にはご注意を。

ラベンダー畑駅から徒歩5分ほどで、ファーム富田に到着。中国人の観光客が多かった。

フォトスポットも充実
ファーム富田のラベンダー

ラベンダーの見頃は7月だが、6月中旬でも十分に楽しむことができた。

さて、ラベンダー畑駅からもう一度ノロッコ号に乗り、富良野駅へ。さだまさしが脳内ループである。
富良野駅へ来た目的はこちら。

フラノラベンダーエクスプレス

こちらも期間限定で運行されている特急、フラノラベンダーエクスプレス。
運転日は札幌ー富良野間を1往復している。
その名の通り、ラベンダー色をした可愛らしい列車。富良野から札幌まで直通運転をしてくれるので、富良野観光に非常に便利だ。

札幌に着いたところで今回の花めぐり旅は終了。また次回。

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