韓国カジノをやっつけろ!⑧
「100億円は行ってないと思う。」
長尾社長は語り出した。
韓国カジノに落として来たお金。
悔しくてたまらない。
どうにかしてカジノに一矢報いたい。
大のバカラ好きで、
今まで散々負けて来た長尾社長は
ある結論に至った。
ブラックジャックだ!
自身の人脈をフルに使って、
カジノで勝っている人を探して
弟子入りする事を考えたらしい。
当時、
日本人で世界を股にかけて稼いでいる
凄腕のプレーヤーが3人いた。
その内の1人が何と名古屋出身で、
ちょうど帰国中と言う。
知人にアポをとってもらい、
そこに現れたのがここにいる石田さんだった。
頼み込んで必勝方を教えてもらい、
何と勝てる様になったのだった。
(しかしブラックジャックで勝つと、
本職のバカラですぐ溶かしてしまうらしい。
石田さんの後日談。)
それからの親しい仲との事だ。
凄いな。
自分の知らない世界がそこにあった。
あっという間に夜も良い時間になっていた。
場所を変えて飲み直す事に。
錦という中部地方でも1番の歓楽街がある。
その中でも有名なマリオッティビルに
高級キャバクラが何店も入っている。
その中のキャンドゥというお店に入った。
リンちゃんとあみちゃんが無茶苦茶可愛い。
俺はあみちゃんがお気に入りだ。
可愛くてセクシーだからだ。
なぜキャバクラの話が出て来るかって?
俺が好きだから。
飲む打つ買うが好き。
何か?
最近はホストクラブがバブルらしい。
お客さんは金持ちのマダムか風俗嬢。
そんな時代はとっくに過ぎていて、
今はOLさんから学生さんまで
普通に遊びに行く時代になった。
当然だ。
韓国アイドルやジャニーズ系の美男子が溢れてる。
今やすっかり市民権を得たと思う。
2丁目のオカマ達も世間から認められて来ている。
ちゃんとコロナ自粛してる。
偉いぞ。
でももう限界と思ったら営業しちゃえ!
国は守ってなんかくれないから。
水商売の諸君、飲食店の諸君、頑張れ!