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Vol.14_スケジュールではなく『プロセス』を考えよう…

あっという間に紅葉の季節も過ぎ去ろうとしており、良い季節は短いなぁ…と思いつつ、「いやいや、冬も結構楽しめるんだぜ?!」とこれからの季節も思う存分楽しむ所存です…笑

さて、企業において施策の計画を立てるということはとても大事だと思いますが、今日はその『計画を立てる』時のポイントについて私なりの考えをお話したいと思います。

計画を出してください…と言うと、出てくるものの多くは予定表的なものが出てきます。展開する活動の期間や実施する会議のタイミングなどをスケジューリングしたものです。

最終的にはスケジューリングも大事なのですが、それよりも前に大事なのが『プロセスを考える』ことだと思うのです。『計画』はこのプロセスの出来次第で良い計画にもなり、ただこなすだけの計画にもなる。そんなふうに思います。

私は今、こういうことがなかなか上手に伝えられなくて苦戦しています。今日は自分の頭を整理するつもりでお話します。

※貼り付けた写真はドライブに行った先々で写したものですが、特に意味はなく、本文とはなんの関係もありません。


1.プロセスってなんだ?

(1)定義

会社施策の計画においては、私は「プロセス」を次のように定義します。

目的や目標を実現するための道筋のこと

そもそも会社の施策というのは目的や目標があって、それを実現するために計画するものだと思いますが、かなり多くのものが、とにかくやることを並べてスケジューリングしていて、どうやって目的・目標を実現するのかというものになっていません。

「どうやって実現するか?」それを表現したものがプロセスだと思います。

(2)プロセスの重要性

一番は、やはり目的・目標の実現の可能性が高まるということ。どうやって実現するのかを表現したものなのですから当然のことです。

次に重要なのは、実現に向かって立てた計画がうまく進んでいないと分かった時、修正することにより実現の可能性を回復させることが出来るということ。

やることだけを羅列した計画では、目的・目標の実現の可能性が高まらないし、途中で修正することにより回復させることも難しいのです。

2.プロセス設定に必要な力

(1)想像する力

これから実現しようとするコトに必要なことはなんだろう?障害となることはどういう事があるだろう?実現したというのはどうやって確認しようか?

これからやることを設定するのがプロセス設定ですから、いろんなことを想像することが必要です。これまでの経験を踏まえ、いろんな想像をしましょう。そして実現への道筋を探るのです。ちなみに私はこの想像する工程が大好きです。

良く「何をしていいか分からない」というようなリーダーもいますが、そりゃわかりませんよ。これからすることなんだから。分かってりゃビジネスなんて苦労しない。大事なのは「正解を出すこと」ではなく『想像すること』です。

この『想像』をサボることが良くあるような気がします。面倒ですからね。想像した事が起きるかどうかもわからないし、想像通りに進むわけでもない。そんなことよりも、起こったことに対して対応するほうが現実的だし確実だ、と考えるのでしょうね。

しかし、「もぐらたたき」「その場しのぎ」では目的・目標は実現できない。

(2)ストーリーにする力

やることだけを並べた計画はどこか無味乾燥的な感じがします。とにかく作業することだけを並べられたらちょっとげんなりしませんか?

やる必要があるという根拠や、なぜそのような組み立てでやるのか、それをやることによりどういう結果を期待しているのか、その結果によりどういう世界が実現するのか、そういったことを加える。それが「ストーリーにする」ということなんだろうと思います。

ここは難しい…
優秀な経営者やリーダーが話すのを聴くと、このストーリーを語る力がとても強い。

メンバーに作業項目を伝えるのではなく、「物語として話して聞かせる」。そんなことを意識したプロセス設定をしたいですね。

3.まとめ

整理すると言いながらとりとめのない話になってしまいました…^^;

良い計画とは、一言で言うと『実現を期待させる』ということだと思います。その計画を見た時に、「おっ、なんか達成できそうだな」と思ってもらえるかどうか…

そのためには「プロセス」をどう表現するか?がとても重要なのではないかと思います。

そんなことを意識しながら計画を立てたいと思っていますし、そう思ってほしいと思うのですが、これがまた難しい…

まだまだです。
今日はここまで。

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