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小学校高学年理科専科(1年の流れ)
理科専科という担任と違う仕事に初めて取り組まれる方もいらっしゃると思います。理科専科は担任と違うところがいくつもあり、動きも準備も独特だと感じることが多くあります。
自分自身が初任者の頃を思い出してみると、学校のことが全く分からず、周りの先生方についていくだけで必死だった記憶があります。しかし、小学校の理科専科は1人職のことが多く、ついていくべき先輩の先生がいらっしゃらないことが多くあります。授業のことなど同僚に質問したり共に解決したりしていくことが難しい立場です。また、自分の実践が良いものだったのか判断することも難しいです。もちろん管理職や音楽などの他の専科方、保健の先生など担任外の先生もいらっしゃり相談することもできますが、授業の準備、担当の仕事など、やはり1人でやらなくてはならないことが多くあります。
ここでは、理科の学習の1年間の流れを知ることで、計画的に仕事に取り組めるような手助けになればと考えています。(単元の流れと単元名は教育出版の教科書を参考にしています。)
年度当初 ①理科室の確認
②児童の引き継ぎに参加
③実験用植物の準備とメダカの確認
毎月 薬品管理
1学期
5年①天気の変化
②植物の発芽と成長
③メダカのたんじょう
④ふりこ
6年①ものの燃え方と空気
②人や他の動物の体
③植物の体
夏休みの宿題から理科の展覧会等への出品作品を決める
2学期
5年⑤花から実へ
※(台風接近)
⑥流れる水と土地(川と災害)
⑦電流が生み出す力
6年④生き物と食べ物・空気・水
⑤てこ
⑥土地のつくり(地震や火山と災害)
⑦月の見え方と太陽
3学期
5年⑧ものの溶け方
⑨人のたんじょう(受け継がれる生命)
6年⑧水溶液
⑨電気の利用(人の生活と自然環境)
余裕があるときに
◯廃棄物の処理
◯新年度に向けて購入が必要なものの確認
◯来年度に向けた授業改善
次回以降、それぞれのタイミングでするべきことや授業の実践などを載せていきたいと考えています。