(初心者保存版)プログラミング全体にとりあえず触れてみる②
今回WEBアプリ制作全体に触れるにあたって、作るアプリを決めていこうと思います!
今回は ”マッチングアプリ” を作ろうと思います。
マッチングアプリは皆さんよく親しんでいるし、クラウドワークスなどでも制作案件が多数ありますので、今後この知識がとても役に立つと思います。
では、作っていこうと思い
マッチングアプリの概要
マッチングアプリは、ユーザーがプロフィールを作成し、共通の興味や目的に基づいて他のユーザーとマッチングするアプリです。
最近では、企業と求職者のマッチングやサービス提供者や利用者などのマッチングなども増えてきました。今回は・・・
”訪問美容師とお客さんを繋ぐマッチングアプリ”
これを想定して作って作ることにしましょう!
まず、今回使う技術を整理します。今回は”LAMPスタック”で作ります。
<LAMPスタックとは・・・>
Linux: オペレーティングシステム。サーバー環境構築に使います。
Apache: Webサーバー。
MySQL: データベース。データを管理し、検索、挿入、更新、削除を行います。
PHP: サーバーサイドのスクリプト言語。データベースとのやり取りや、フォームデータの処理、セッション管理などを行い、ユーザーの要求に応じてコンテンツを動的に生成します。
”LAMP”について少し理解できたら、まず自分のパソコンに”LAMP”を実行するための仮想環境を作っていきます。この開発環境でマッチングアプリを作っていきます。(※仮想環境で完成したマッチングアプリは、後に本番環境に移行します)
<仮想環境を構築する>
LAMPの開発環境の構築にはいろいろありますが、今回はXAMPPというサービスを使いたいと思います。XAMPPはLinux、Apache、MySQL、PHPを全部を使えてしまう優れたサービスです。
XAMPPのダウンロードとインストール
公式サイトにアクセス:
XAMPPの公式サイトにアクセスします。
使用するOSに対応するXAMPPのバージョンをダウンロードします。
インストール手順:
ダウンロードしたインストーラーを実行します。
インストールウィザードに従って進めます。インストールするコンポーネント(Apache、MySQL、PHPなど)を選択します。
インストール先のディレクトリを指定し(デフォルト設定で問題ありません)、インストールを完了させます。
XAMPPの基本操作
XAMPPコントロールパネルの起動:
インストールが完了したら、XAMPPコントロールパネルを起動します。
コントロールパネルの各部分(Apache、MySQL、スタート/ストップボタン)の説明を行います。
ApacheとMySQLの起動:
ApacheとMySQLの「スタート」ボタンをクリックして、それぞれを起動します。
正常に起動しているかを確認するために、Apacheのステータスが「Running」と表示されることを確認します。
4. 基本的な動作確認
ローカルホストの確認:
ブラウザを開き、アドレスバーに「http://localhost/」と入力してXAMPPのデフォルトページが表示されることを確認します。
このページが表示されれば、Apacheが正常に動作していることを確認できます。
phpMyAdminのアクセス:
ブラウザで「http://localhost/phpmyadmin/」にアクセスして、phpMyAdminが正常に動作していることを確認します。
phpMyAdminはMySQLデータベースを管理するためのWebベースのツールです。
5. PHPスクリプトの作成と実行
プロジェクトディレクトリの作成:
XAMPPのインストールディレクトリ内の「htdocs」フォルダに移動します(例:C:\xampp\htdocs\)。
新しいフォルダを作成し、プロジェクトの名前を付けます(例:「my_first_project」)。
PHPスクリプトの作成:
テキストエディタ(例:VSCode、Sublime Text、Notepad++など)を使用して、新しいPHPファイルを作成します。
以下のコードを入力し、「index.php」という名前で保存します。
<?php
echo "Hello, World!";
?>
PHPスクリプトの実行:
ブラウザを開き、アドレスバーに「http://localhost/my_first_project/index.php」と入力します。
「Hello, World!」と表示されれば、PHPスクリプトが正常に実行されています。
6. MySQLデータベースの使用
データベースの作成:
phpMyAdminを開き、新しいデータベースを作成します(例:「my_first_database」)。
テーブルの作成:
phpMyAdminで「my_first_database」を選択し、新しいテーブルを作成します(例:「users」)。
テーブルには以下のカラムを追加します:
id (INT, PRIMARY KEY, AUTO_INCREMENT)
name (VARCHAR, 50)
email (VARCHAR, 50)
データの挿入と取得:
PHPを使用して、データベースにデータを挿入し、取得するスクリプトを作成します。
<?php
$servername = "localhost";
$username = "root";
$password = "";
$dbname = "my_first_database";
// Create connection
$conn = new mysqli($servername, $username, $password, $dbname);
// Check connection
if ($conn->connect_error) {
die("Connection failed: " . $conn->connect_error);
}
// Insert data
$sql = "INSERT INTO users (name, email) VALUES ('John Doe', 'john@example.com')";
if ($conn->query($sql) === TRUE) {
echo "New record created successfully";
} else {
echo "Error: " . $sql . "<br>" . $conn->error;
}
// Retrieve data
$sql = "SELECT id, name, email FROM users";
$result = $conn->query($sql);
if ($result->num_rows > 0) {
// Output data of each row
while($row = $result->fetch_assoc()) {
echo "id: " . $row["id"]. " - Name: " . $row["name"]. " - Email: " . $row["email"]. "<br>";
}
} else {
echo "0 results";
}
$conn->close();
?>
このスクリプトを「index.php」としてプロジェクトディレクトリに保存し、ブラウザで実行します。