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採用面接マスター #2 なぜ働くのか?
ある大学の教授に頼まれて、キャリア論のようなゼミに参加した際の話、裕福な師弟の多い大学のせいか、質問の中に
「そもそも就職をしなければならないのですか?」
というものがありました。衝撃でしたが、これは本質的な疑問でしょう。
この問いは良い面接対策の第一歩になります。
なぜ働くのか?
①お金、生活のため
②親の期待に応えるため
③社会に貢献するため、社会を変えるため
④自己成長、自己実現のため、等
本来は①お金のためでしょう。
でも、これを言ってしまっては元も子もありません。
お金のためだけならバイトでも水商売でも良いからです。ちなみに、東京都の清掃員は簡単に年収1千万を超えると言います。
お金だけでなく③社会貢献や④自己実現のような、より高度なモチベーションになると、働く場を選ぶことになり、これが会社選び=その会社の志望理由に繋がります。
働く/働かない
民間/公務員/家業
地方/首都圏、国内/海外
国内企業/外資系
金融/IT/メーカー/商社/流通小売...
◯◯銀行/△商事/ソニー....
なぜ働くか?から始まり、自分で働く理由を明確にするプロセスで絞り込んでいった結果が、その会社の志望理由になります。
最初からソニーに入りたい、というようなショートカットで考えると、ソニーは海外でも有名で世の中を豊かにすることに貢献しているから、のような表面的な志望理由に留まってしまうので、是非一度立ち止まって、
そもそも何で働きたいんだっけ?
という原点を確かめるところから始めると、より本質的にな志望理由に辿り着くと思います。