採用面接マスター #9 就職活動が不安な方へ(1)
まず安心して下さい。新卒で就職活動に慣れている人はいません。誰もがデビュー戦です。
あなたが不安に思うのは、限られた期間で果たして希望の会社にはいれるのか?もっというとどこでもいいので内定が取れるのか?という不安ではないでしょうか?
結論からいうと、それはやってみなければ分かりません。ただし、就職活動への臨み方一つで結果は大きく変わります。
まずは行動量を増やすことは
古い話で恐縮ですが、バブルが弾けた後、就職超氷河期に私は面接感をやっていて感じたのが、男子学生はあまり行動が変わらないのに対し、特に当時は就職活動が不利だった女性の焦りからくる行動量は凄まじいものを感じました。男子学生の何倍も会社を回る姿を見て、ようやく男子と並ぶのです。男女の採用枠を取り外せば、8割女性採用でもおかしくありません。行動量はそれだけ説得力をますのです。
つまり、もしもあなたが焦りを感じているのであれば、どれだけ早く就職活動を始めても遅くはありません。
頭で不安を感じている時間があるのであれば、さっさと活動を始めてしまえば、それだけで焦りは希釈します。
インターンも、その会社に行くかどうかは後で決めれば良く、まずは参加することです。
机上でじっとしてても、前には進みません。
こちらで書きましたが、まずは会社を絞り込まず、幅広に見て回ることが、後々の志望理由を固める上でも重要です。
活動をしながら、自分の志望を固め、自己PRを固めていくのです。
逆に志望を固め、自己PRを固めてから動くのは絶対にやめましょう。失敗する学生に多いのはこのタイプです。
学校の先輩に話を聞く、インターンや面接、就職課に頼むにしても、とにかく多くの人の話を聞き、質問を重ね、はたして自分はこれからの人生をどちらに向かって歩もうとするのかを固めるのが、この就職活動というプロセスの本質です。
合コン行かずに、机上で自分の理想の異性を想っていても、何もうまれないのと同じです。まず行動して、自分がどうすれば相手にされるのか、自分はどんな相手が好きなのか?を知りますよね。
もしも合コンで仲良くなる確率が低ければどうすれば良いのか?
それは打席数を増やすのです。
何回打席に立っても良いのです。
最後結婚するのは1人です。気が済むまで節操なく合コンに行き、沢山の人と付き合い、本当に好きな相手と結婚すれば良いのです。
近道は逆に遠回りです。
就職活動も同じです。
たくさん打席に立っていると、ある時、量が質に変わります。
人生にとって一番マイナスなのは、
無意味な恐怖心。
恐怖心をなくす最良の方法は行動です。
行動は恐怖心を治療し、
自信を植え付けてくれます。
ジョセフ マーフィー
とにかくたった今から行動を始めましょう。不安が吹っ飛びます。