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悲願のプラチナバンド獲得は楽天モバイルユーザーにとって朗報!?

楽天モバイルは、遂に700MHz帯の「プラチナバンド」での商用サービスを開始したと発表しました!!(2024年6月27日)
この「プラチナバンド」サービス開始の発表を受けて、現在ネット上では大反響を呼んでいます。

プラチナバンドは、なぜこれほどまでに重要視されるのでしょうか?

この点をみていくと、楽天モバイルがプラチナバンド取得に向けて努力を続けてきた理由がご理解いただけるものと思います。

プラチナバンドが持つ特徴や重要性について、この記事で解説していきます。


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1. プラチナバンドとは?

携帯会社には、以下の中から複数の周波数帯が割り当てられています。

  • 700MHz(プラチナバンド)

  • 800MHz(プラチナバンド)

  • 900MHz(プラチナバンド)

  • 1.5GHz

  • 1.7GHz

  • 2.0GHz

  • 3.5GHz

  • 3.7GHz

  • 4.5GHz

  • 28GHz

このうち700MHz帯から900MHz帯を、「プラチナバンド」と呼びます。
プラチナバンドは携帯電話がつながりやすい周波数帯であるため、どの携帯会社も大切に扱っています。

2. プラチナバンドが持つ3つの特徴やメリット

携帯会社がプラチナバンドを重視する背景には、他の周波数帯では簡単には得られないメリットがあるためです。一方でプラチナバンドには、他の周波数帯に劣る点もあります。プラチナバンドにはどのような特徴やメリットがあるか、3つの観点から確認していきましょう。

①室内やビルの谷間、地下でも電波が届きやすい

携帯電話での通信に欠かせない電波は、周波数が高いと直進性が高くなり、山やビルなどの障害物があると届きにくくなります。屋内や地下に電波が入りにくいことも難点です。

一方でプラチナバンドは他の周波数帯よりも周波数が低いため、障害物があっても回り込みやすくなっています。山やビルなどの影にあたる場所、また屋内や地下でも、他の周波数帯より電波が入りやすくなっています。都市部では室内やビルの谷間、地下街などで通話・通信する機会もよくありますが、このような場所でも電波が届きやすいことはプラチナバンドの大きな強みです。

プラチナバンドと他周波数帯の比較イメージ

②より少ない基地局でエリアをカバーできる

プラチナバンドは他の周波数帯よりも低いため、減衰しにくいことも特徴です。このため見通しの良い地域であっても、1つの基地局で広いエリアをカバーできます。

同じ面積の自治体なら、プラチナバンドのほうがより少ない基地局でエリア全体をカバーできるというわけです。基地局の設置コストやランニングコストを削減しながら通信の品質を上げられることは、携帯電話会社と利用者の双方に大きなメリットをもたらします。

③送受信できる情報量は他の周波数帯よりも少ない

プラチナバンドの周波数帯は他と比べて低いため、一定の時間内に送受信できる情報量は他の周波数帯よりも少なくなっています。同じ量のデータを送るためには、他の周波数帯よりも長い時間を要します。

もっとも少量のテキストデータや音声のやり取り程度であればデータ量が少ないため、プラチナバンドでの通信でも十分速いでしょう。そもそも電波が届かなければ、通話も通信もできません。この点で、プラチナバンドは他の周波数帯よりも優れています。

3. プラチナバンドはなぜ必要なのか?

携帯会社にとって、エリア内ならどこにいても繋がりやすいことはすごく重大です。利用者は見通しの良い場所だけでなく、ビルの谷間や室内にいるケースもよくあるためです。

このような場所にいる方の場合、プラチナバンドでの通信はつながりやすいです。一方で、プラチナバンドよりも高い周波数帯は相対的につながりにくくなります。プラチナバンドを持たない携帯電話会社は、「つながりにくい」と言われてしまうでしょう。まさに、以前の楽天モバイルの評判であり、競争力がないという状況でした。。。

通信キャリアの一角として存在感を示し、利用者に豊富な選択肢を与えるためにも、楽天モバイル回線がつながりやすいことは重要です。このため楽天モバイルは、プラチナバンドの割り当てを繰り返し求め、遂に今日「プラチナバンド」のサービスを開始することができました!!

4. 楽天モバイルユーザーへの影響

楽天モバイルは、これまでの短い運営期間で迅速にインフラを拡充してきましたが、高周波数帯(1.7GHzや3.7GHz)を主に使用していました。このため、地方やビル内部での電波の弱さが課題とされてきました。しかし、プラチナバンドの導入により、以下の改善が期待されます:

  • 通信エリアの拡大: 地方や郊外における通信カバーエリアが大幅に拡大され、これまで接続が不安定だった地域でも安定した通信が可能になります。

  • 通信品質の向上: 都市部でも、ビル内部や地下街などでの通信が改善され、ユーザー体験が向上します。

  • 安定した接続: 特に屋内での電波強度が向上し、接続の安定性が高まります。

  • コストパフォーマンスの向上: 広範囲で安定した通信が可能になることで、楽天モバイルの競争力が高まり、よりお得な料金プランの提供が期待されます。

私は田園都市線の電車を毎朝通勤時利用しているのですが、残念ながら電波が時折途切れてしまいます。ですが、プラチナバンドの導入により電車だけでなくビルの屋内や地下まで繋がりやすくなるとユーザーにとっては申し分ないですね!

また、プラチナバンド獲得によって、繋がりやすい&低価格となれば、楽天モバイルが掲げるキャリアNo.1もそう遠くはないかもしれませんね!

楽天にとっては今苦しい状況が続いていますが、ユーザーとしてはどうか楽天踏ん張って欲しいですね、、!

5. 日本のモバイル通信業界への影響

楽天モバイルのプラチナバンド導入は、日本のモバイル通信業界全体にも大きな影響を及ぼします:

  • 競争の激化: 楽天モバイルが通信品質を大幅に向上させることで、他のキャリア(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)との競争が一層激化し、ユーザーにとって有利な料金プランやサービスが増加する可能性があります。

  • インフラの進化: 楽天モバイルの成功は、他のキャリアにも影響を与え、インフラ投資や技術革新の促進につながるでしょう。

  • 地方創生の推進: プラチナバンドのカバーエリア拡大により、地方でも安定した通信が可能になるため、リモートワークの推進や地域活性化の一助となることが期待されます。

6. プラチナバンドだけでなく、なんと5Gの通信品質も改善

また楽天モバイルは、5G(Sub6)基地局のキャパシティを増強する施策を実施したことも発表しました。基地局の送信出力引き上げとソフトウェアのアップグレードにより5Gの通信速度と安定性を大幅に向上させつつ、基地局のパラメータの最適化で4G・5G間をスムーズに切り替えできるという。

東京都内で従来と比較すると、5G接続におけるセル(基地局の電波が届く範囲)当たりのトラフィックは約2.3倍に向上。ユーザー数も約1.5倍、平均通信速度も約2倍に向上したとしている。

▼詳細の記事はこちら

まとめ

プラチナバンド獲得がどれほど楽天にとって重要かお分かりいただけましたでしょうか?

楽天モバイルのプラチナバンド導入は、ユーザーにとって多くのメリットをもたらすとともに、日本のモバイル通信業界全体における競争と革新を促進する重要なステップです。今後の展開に注目し、快適なモバイルライフを楽しみましょう。

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