ドイツビールについて
最近クラフトビールが好きでちょこちょこ飲んでいます。ただ国内のクラフトビールを飲むことが多く海外のビールについてが全く知識がない状態です。
そこで本場ドイツのビールについてすこし調べてみようと思います。
500年の伝統、古くから受け継がれる製法?
ドイツには ビール純粋令というビールの法律があり、原則「ビール製造にはホップ、麦芽、水、酵母だけを使用すること」と定められています。
1516年に制定されてからは酵母も使っていいと小さい改正はあったものの、醸造家は今でも法を守りビールを作っているのだそうです。
だからこそ、ドイツビールはクリアで後味もすっきりとしているイメージなのかもしれません。
ちなみに日本はその辺が緩く、ビールは麦芽とホップが3分の2以上でビールと名乗れるようです。
ドイツビールは地域によって味わいが変わってくるそうです。
基本的に北はエール、南はラガーが主流であるそう。
それからビアスタイルで選ぶのもいいかもしれません。
ビアスタイルとは原料や醸造方法を組み合わせることで、様々な味わいのビールがつくられます。スッキリしたのどごしのビールやフルーティーな香りのするビールなど、それらの種類は、ビアスタイルと呼ばれ、細かく100種類以上に分類されています。どんなビール(銘柄)でも、これらのビアスタイルに分類されるので、好きなビアスタイルを知っておくと、おいしく飲める銘柄の幅を広げられます。
参考<https://www.kirin.co.jp/entertainment/daigaku/ZMG/dst/no74/>
以下ビアスタイル↓
❶「ヴァィツェン」小麦麦芽を50%以上使用
ヨーロッパでは貴族のビールと呼ばれ、バナナ香などフルーティな香り(エステル香)でほんのり苦味があります。原料の50%以上が小麦麦芽を占めているビールです。すっきりしていて暑い日にゴクゴク飲みたいビールですね!
<おすすめ>
エルディンガー ヴァイスビア ヘーフェ、エルディンガー ヴァイスビア デュンケル、パウラーナー ヘーフェ ヴァイスビア、シェッファーホッファー ヘフェ ヴァイツェンなど
❷醸造方法が古い「アルト」
ドイツ語で”古い”アルト。醸造方法が「古い」ことからあるとピルスナーなどのラガービールよりも昔からあるエール系です。上面発酵と低温熟成しています。苦実の強いものから弱めのものまでさまざま。クリーンでみずみずしい味わいです。
<代表醸造所>
シューマッハ、シュルッセル、フュックスヒェン
❸切れが良く飲みやすい黒!「シュバルツ」
ビールの黒さの理由は、通常のビールよりも焙燥作業を高温で長時間行っているためだそう。重めのクセありであるが見た目はすっきりしているようです。
<おすすめ>
ケストリッツァー シュヴァルツビア、モンヒスホーフ・シュヴァルツビール、カイザードーム ダークラガーなど
❹「デュンケル・ミュンヘナーデュンケル」
口当たりが軽く、苦さが少ないビールが好きな方におすすめです。ミュンヘン地方で昔から作られるラガービールで、ローストされた麦芽の甘みと苦みのバランスの程よく調和されていることから、飲みやすい黒ビールです。
❺日本人に馴染みのある味「ピルスナー(ジャーマンピルスナー)」
「ボヘミアン・ピルスナー」「ジャーマン・ピルスナー」とも呼ばれる。ピルスナーは、日本でもおなじみのビアスタイルの一つ。国産の大手銘柄「アサヒ スーパードライ」「キリン 一番搾り」「サッポロ 黒ラベル」「サントリー ザ・プレミアムモルツ」もピルスナーです。
透き通った黄金色で、ホップ感のある爽快な香りがあるのが特徴。日本だけでなく、世界中でも最も普及しています。
<おすすめ>
ベックス、イェヴァー・ピルスナー、ビットブルガー・プレミアムピルス、 シュパーテン・ミュンヘナーヘル、エルディンガー・ドュンケルなど
❻飲みやすさ重視な人におすすめ!ゴクゴク飲める「ドルトムントビール」
ドルトムントで誕生したラガーです。ホップ感は控えめで、クセがなくすっきり飲めるのが味わいの特徴です。
❼スモーキーな香りのビール「ラオホ」
ドイツ語で「煙」を意味するラオホは、ブナの木などでスモークした燻製麦芽を使用しています。スモーキーな香りとややモルトの甘味を感じることができます。飲んでいくうちに好きになるかも。
シュレンケルラ ラオホ メルツェンなど
❽濃厚な甘さとカラメル香の「ボック」
甘党におすすめ。17世紀に誕生した「ボック」は、ドイツ北部のアインベックを発祥とします。トーストしたパンのような風味があるそうです。
その他、度数が6.5%〜14.5%ある「ドッペル(ダブル)ボック」「トリプルボック」「アイスボック」というスタイルもあり、甘さや香りが強くなったりするようです。
自分もラガーとエールぐらいしか知識がなかったのでここまでビールのスタイルによって味とか香りなどなど変わってくることは初めて知りました。こんど色んなスタイルのビールを上手いあてと飲んでみたいものです。
参考
【徹底比較】ドイツビールのおすすめ人気ランキング19選【エルディンガー、ホフブロイ、ベックスも】<https://my-best.com/1265>
ビール女子<https://beergirl.net/>