[北欧旅]フィンランド湖水地方キャンプ旅 〜ヌークシオ国立公園キャンプ〜
こんにちは。国内外でのキャンプ旅の記録を発信しています。
ヌークシオ国立公園
ヘルシンキからヌークシオ国立公園にキャンプにきました。車で約40分です。
フィンランドは他のEU諸国と同様、左ハンドル、
右側通行です。基本マニュアル車が多く、レンタカーで借りたゴルフのワゴンもマニュアル車です。左ハンドルのマニュアルの運転は2022年のフェロー諸島キャンプ旅以来です。
高速道路は無料で料金所はありません。サービスエリアは高速道路の標識にしたがって進むと、一度出口を降りて一般道にあります。ガソリンスタンドとファストフード店、キオスク、トイレがあるといった感じで、サービスエリアというか、コンビニが併設されたガソリンスタンドという感じです。
見落としただけかもしれませんが、ヌークシオ国立公園というような看板はなく、地図上では国立公園に入ってきました。
途中から未舗装の道になり、Haukkalampi Small Parking Lotという駐車場が、Holma-Saarijärvi campsiteの最寄りの駐車場になります。
辿り着けないキャンプサイト
Google mapでHolma-Saarijärvi campsiteまでの経路を検索すると、途中から道がなくなります。道なき道を歩いていくようです。駐車場からは片道約30分かかります。キャンプギアが入っているコンテナを持ちながらは歩けないので、ザックに移し替えながら2往復するしかありません。
ところが、Holma-Saarijärvi campsiteのある池まででれたのですが、キャンプサイトの反対側で、キャンプサイトに行く道をどうしても見つけることができず、この後探し続けること、もう1往復することに心が折れかけていました笑
もともとHolma-Saarijärvi campsiteはGoogle mapで経路表示されなかったので、万一到達出来なかったときのバックアッププランも考えていて、結局、駐車場近くまで戻り、駐車場から徒歩10分のHaukanholma Campfire Site and Cooking Shelterでテントを張ることにしました。
インド人のパーリーナイツ
Haukanholma Campfire Site and Cooking Shelterで設営して、ハンモックで寛いでいると、犬の散歩にくる地元の人たちが何組かきて、みんな次々に桟橋から池にドボンしていきます。サウナもないのに、めちゃくちゃ冷たい池にドボンするなんてフィンランド人凄すぎます。
続いて、インド系の7〜8人のグループがやってきました。彼らはテントを張らずにBBQを始めたのですが、めちゃくちゃ騒いでてうるさかったです💦
夕方くらいから彼らの宴会は尋常じゃないほど盛り上がりをみせ、22時くらいまで、アカペラでの大合唱で歌って踊って騒いでいました💦
静寂な中ゆっくり景色を楽しむのがソロキャンの醍醐味ですが、すっかり台無しにされてしまい、
早々と就寝。彼らは22時くらいに撤収したようでそれ以降は完全なる静寂となりました。
やっぱりアクセスしやすいところには人が集まりやすく、騒ぐ人もいるよなとHolma-Saarijärvi campsiteを諦めたことを反省しました。Holma-Saarijärvi campsiteはアクセスが困難なだけに
おそらく静寂ななかで最高のキャンプができたと思います。
ネズミとの格闘
テントの近くで夕食を作っていると、こっそりこちらに近づくネズミを見つけました。
出国前に、キャンプサイトにグリズリーやクズリが出ないか心配で、国立公園の事務局にメールで問い合わせたのですが、フィンランドでは熊は人前に姿を現さない。気をつけるべきはネズミだよ。あなたのごはんを食べられないように、と言われていたのを思い出しました。
実際にネズミが食べものを狙って近づいてきました。しかも2匹で。なんとかネズミを追い払い続けて、ごはんを食べられることは阻止しましたが、テントで寝ているとガサゴソとテントにネズミが侵入してきました。さすがにインナーテントはファスナーをしっかりしめているので大丈夫でしたが、フライシートの中に侵入され、インナーテントのメッシュ部分の外側から、こちらを覗くネズミを見つけ、30cmくらいの距離で目が合ったので慌ててインナーテントを叩いて追い出しました😂
そんな騒がしい夜は更けていき…
翌日はAM10:00にパイヤンネ国立公園でカヤックレンタルの人と待ち合わせているのと、途中、ラフティの街で朝ごはんと食材の調達をするため、AM3:30起床、撤収、AM5:00に出発します。
キャンプサイト
Haukanholma Campfire Site and Cooking Shelter in Nuuksio national park
アクセス 車の場合、Haukkalampi Small Parking Lotから徒歩10分、バスだとHaukkalammentieのバス停から徒歩約40分
料金 無料
設備 キャンプファイヤーピット2箇所、クッキングシェルター、バイオトイレ、薪置き場
このキャンプサイトはヌークシオ国立公園のHPにあるマップには載っていませんが、現地のインフォメーションには、テント設営可とありました。
水場はありませんので、池の水を汲んできて、
クッカーやカトラリーを洗ったり、顔を洗ったりします。シャワーもないので、身体を洗いたい場合は池にドボンです。ただし、石鹸やシャンプーなどは池に流してはいけないため使えません。
トイレはバイオトイレなので、用を済ませたらトイレ内にあるおがくずを入れます。
次回は、パイヤンネ国立公園でのキャンプについて書きます。