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家族を大切にしながら不倫をする夫の心理

不倫問題カウンセラーの花田好久です。

不倫後の夫が、「不倫している間も家族のことは大切にしていた」と言うことがあります。

実際、不倫中でもきちんと給料は入れ、朝帰りもせず、家族旅行を楽しみ、子供の行事にも参加をし、妻との会話もある、という夫はいます。

こういう夫は、不倫相手に給料の大半をつぎ込み、家にもロクに帰ってこない夫に比べれば、まだマシだと言えそうです。

しかし、妻からすれば、夫が「良き夫」「良き父親」としての役割を果たしていたとしても、その一方で不倫をしていたのなら、とても「大切にされていた」とは思えないでしょう。

「不倫はしていたけど、家族は大切にしていた」ことを信じて欲しい夫と、「家族が大切なら、家族を傷つける不倫などするはずがない」と感じる妻。

この感覚・価値観のギャップはかなりのものです。

妻にしてみれば、悲しいことではありますが、「家族より不倫相手が大切だから不倫をした」と言われた方が、まだ腑に落ちるわけです。

(とは言え、そんなことを言う夫とはやり直す気になれませんよね)

「不倫はしたけど家族は大切にしていた」と言われると、その言葉を信じたい気持ちと信じられない気持ちの板挟みになり、実に苦しい思いをすることになります。

また、夫との感覚・価値観のあまりのギャップに、夫という人が全く分からなくなり、夫とのやり直しをちゅうちょしてしまうこともあるでしょう。

もし、夫が本当に家族を大切にしていたとしても、不倫が許されるわけではありません。

ただ、「夫はこういう感覚だったのか」と分かると、夫という人への理解も進むはずです。

夫の言葉を「信じたい」「信じられない」の板挟みの苦しさも和らぐでしょう。

そこで、本記事では、家族を大切にしながら不倫をする夫の心理について解説していきます。

ご興味のある方は、是非ご覧になって下さい。


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