「リーダーシップ・組織論」あたりのオススメ本(昔の書籍メモを読み返してみた)
はじめに
どうも石野です。
僕は読んだ本で印象に残った文章はSlackの自分timesチャネルにメモを残すようにしています。(多分ここ1,2年ぐらい)
理由としては、まわりに伝える時に引用するとわかりやすいというのと、キーワードで探せて便利ということなのですが、もうひとつは、久しぶりに読み返して新たな発見があるだろうなと思ったためです。
ということで、久しぶりに読み返してみたので、どんな新たな発見があったかを書こうと思いましたが、面白くない&ひとそれぞれ違うはずなので、オススメの本の方がよいだろうなと思ったのでそっちにします。
偉そうに言ってますが、昔からあまり本を読まない上に、「リーダーシップやマネージメントは経験がモノを言うんじゃ!」という、輪をかけてダメなタイプだったのであしからず。
Kindle Unlimitedを漁ったり、著名な方のSNSを参考にしたり、社内の部長輪読会でのオススメ本をきっかけに読んだりしてます。
オススメ5冊
個人的におすすめしたいのは下記5冊です。
『ビジョナリー・カンパニー ZERO』 ジム・コリンズ
『Radical Candor / GREAT BOSS』キム・スコット
『Who you are』 ベン・ホロウィッツ
『ゆがめられた目標管理』 一倉定
『組織戦略の考え方』 沼上幹
いわゆるビジョナリーやエモーショナルな要素が多い本の中で、一倉定さんがビシッと引き締めさせてくれるので、これらを読むとバランス感覚が養えてとても良いと思います。
具体的な文章などはnoteにまとめているのでよろしければぜひ。
その他オススメ
上記以外の、noteにまとめてはいないけど共感部分が多かった本を抜粋
組織系
『組織開発入門』 坪谷邦生
『心理学的経営』 大沢武志
リクルートの人事制度、組織風土基盤を作った大沢武志氏の組織論。組織活性化のために5つのカオスの演出を含め、勉強になることが数多いです。
1に採用、2に人事異動
3に教育、4に小集団活動、5にイベント『多様性の科学』 マシュー・サイド
失敗の科学シリーズなので、実例がとにかく多くて共感ポイント多いです。CIA、Amazonの事例など多数あってわかりやすい。
(一部抜粋)
「クールなテクノロジーを発明したいなら、頭が切れるより社交的になったほうがいい」
スキル・マネージメント系
『コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法』 名和高司
『感情マネジメント』 池照佳代
『モチベーション革命』 尾原和啓
仕事のスタイルの時代変化や、求められる能力の変化などがわかりやすく書かれています。IQやEQも大事ですが、これからは善を見極めるJQが大事というのが面白いです。
(一部抜粋)
「高いIQは、恐れられるが尊敬はされない。高いEQは、共感されるが尊敬はされない。尊敬されるのは、優れたJQだけ」『次世代帝王学:次世代リーダーに継承する愛と感謝のある生き方の極意』 ジョニー岡本
『人望が集まる人の考え方』 レス・ギブリン
(一部抜粋)
「成功の15%は仕事のスキルによるもので、85%は性格的な要因、とくに他人とうまくかかわる能力によるものだと結論づけた」『やる気を引き出し、人を動かすリーダーの現場力』 迫俊亮
今年読んだ中では一番おもしろかったです。
(一部抜粋)
「戦略家たちに欠けているのは、一言で言えば「自分をズラす力」だ。彼らは多くの場合、「自分が正しいと思うことを相手も正しいと思うとはかぎらない」「世の中にはいろんな考え方の人がいる」ということを頭では理解していても、腹には落ちていない。だから自分の考えを相手の考えのほうに「ズラす」ことができず、相手を自分のフィールドに引きずり込み、つい「論破」してしまう。 でも、残念ながらそれでは本当の意味での「優秀な人材」とは言えない。いくらロジカルシンキングが得意でも、エクセルやパワポづくりがうまくても、相手を動かせなければ戦略は実行できないからだ。 リーダーに必要なのは、思考力でもビジネススキルでもない。自分とは違う考え方や感じ方にも積極的に寄り添い、信頼を構築する能力なのだ。」
見城徹系
『憂鬱でなければ、仕事じゃない』 見城徹
『絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ』 見城徹+藤田晋
『たった1人の熱狂』 見城徹
『大きな嘘の木の下で』 田中修治
詳細は割愛させていただきますが、
まぁ、こっち系が僕は好きなんですね。メモも多い気がするw
ということで、簡単ですがまとめてみました。
最近はYoutubeから勉強することも多くなりました。
PIVOTとかグロービスとかTEDとかいっぱい勉強するコンテンツがあって良い時代ですよね。
なんとなく、「リーダーシップとして大事なのはこのあたりかな?」というのはぼんやり見えてきましたが、もっともっと精進が必要だなとも感じている最近なのでした。
おわり
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?