とあるKNICKSファンがドラフト沼にハマるまで

1. 90年代のKNICKSの指名権
私がNBAを見始めた92年当時はKNICKSはEASTの強豪チームだった。
ドラフト指名は基本的に1巡目の下位指名しかなかったのでドラフトでスター選手を指名するような期待はなかった。
※92年に20位指名権を持っていたのでスプリーウェルを指名するチャンスはあった。

ちなみにあなたは92年から14年のまでにKNICKSが指名した選手を何人覚えているだろうか？
熱心なKNICKSファンでも全員挙げることは難しいのではないだろうか？

2. 00年代の低迷とドラフト指名への興味
00年代に入りKNICKSが低迷し始めドラフトで10位以内の指名権があったりすることがあり徐々にドラフトに興味を持ち始めた。
02年のネネなどは指名したときワクワクしたが直後にトレード。
03年は微妙な順位だったが3人の屈強なビッグマンを指名したときは心ときめいた。
本格的にドラフトに興味を持ち始めたのは2004年のトレヴァアリーザを指名したときだと思う。
1巡目でBUSTの指名や指名直後のトレードなどでドラフトに希望が持てなくなっていた中で2巡目でこんなにいい選手を指名したのだからテンションも上がる。

3. ドラフト指名のためのリサーチを開始
別に私に指名の権利があるわけではないが誰を指名するか予想するのが趣味になり始めた。
2009年などは結構早い段階でカリーを見つけてもやしだけどディフェンスのプレッシャーなどとは無縁な位置からシュートを決めているのを観て絶対こいつ取るべきだとずっと言っていたｗ

4. 2005年以降の私の一押し選手
ちなみに2005年以降でKNICKSに指名して欲しかった選手は
2005年　ショーン・メイ　ノースカロライナ大学
2006年　シャノン・ブラウン　 ミシガン州立大学
2007年　アーロン・アフラロ　UCLA
2008年　ロビン・ロペス　スタンフォード大学
2009年　ステフィン・カリー　デビッドソン大学
2010年　ランドリー・フィールズ　スタンフォード大学
2011年　トバイアス・ハリス　テネシー大学
2012年　カイル・オークイン　ノーウォーク州立大学
2013年　レジー・ブロック　ノースカロライナ大学
2014年　ドワイト・パウエル　スタンフォード大学
2015年　クリスタプ・ポルジンギス
2016年　ゲイリー・ペイトン2世　オレゴン州立大学
2017年　フランク・ニリキナ
2018年　ミカル・ブリッジズ　ビラノバ大学
2019年　RJ・バレット　デューク大学
2020年　デヴィン・ヴァッセル　フロリダ州立大学
2021年　Jaden Springer予想

5. 指名基準
私の予想はIQが高そうか、シュートが上手いか、ディフェンシブか、NY出身かを重要視しています。

IQの高そうか
バスケットボールIQという言葉があるが、正直そんなもん判断が出来ない。
高そうに見える選手はいるが、具体的に高さの基準が判断しにくいので学力自体が高いかに注目している。
勉強できるってことは割と練習熱心なことが多かったり、ディフェンスの難解な動きをちゃんと理解できる可能性が高いのでかなり重要視している。
シュートが上手いか
これはFT成功率を観ている。正直FG成功率はディフェンス強度によって変わるので大学レベルで通じていてもNBAだと通じない可能性もあるので指標としてはあまり観ていない。
逆にFT成功率高い選手は反復練習でスリーも位置決めればある程度決められるようになるかなって思っている。
ついでにFTはフォームが固まっているかに注目している。
フォームが安定しない選手は入っていてもたまたま調子がいいと思っているので。
ディフェンシブか
オフェンスがいいかどうかは実はそんなに気にしていない。
もちろんカリーやリラードのようなクラッチ力は重要だと思うが、オフェンスは前述した通りディフェンス強度次第で変わると思っているのでディフェンスを頑張る選手かどうかを重要視している。
NY出身か
これは完全に偏見なのだがNY出身の選手って個人的に好みの選手が多い。
ドノヴァン・ミッチェル、モー・ハークレス、タージ・ギブソン、ジョナサン・アイザック

後は最近は1巡目上位では大学の育成力をあまり観ていない。
昔はノースカロライナ出身の選手は基礎が出来ているとか言われたのでノースカロライナの選手を注目することが多かったがワンアンドダン全盛時代ではしっかり教育する暇はなさそうだからより内面的な部分を気にするようになった。
その辺の中では比較的ビラノバ、ゴンザガに好意的。

後、自分は比較的フレッシュマンより上級生押し。
大学で基礎やってる選手の方が個人的には伸びそうって思っている。

残り24試合。どうなるかわからないが今年もドラフト楽しみだな～って思いながらもプレイオフ目指して頑張って欲しいなと思いながら毎日過ごしている。