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もうさすがに知らないとやばい「リスキリング」について


リスキリングという言葉、なんとなく聞いたことあるけど、いまいち理解ができていない。
少し前に、政府が「リスキリングに1兆円投資する!」という発表もありました。

リスキリング支援「5年で1兆円」 岸田首相が所信表明:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA30ACD0Q2A930C2000000/

弊社のサービス、【プラスキ】は「あなたにプラスのスキルを。」という想いを込めています。
スキルを通じて、選択肢や可能性を広げてもらう。
まさに、リスキリングど真ん中なのではないかと思います。

そこで、今回は現在とても重要視されているリスキリングについてまとめました

1 リスキリングの概要

リスキリングについて、経済産業省は以下のように定義しています。
「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

近年では、特にデジタル化と同時に生まれる新しい職業や、仕事の進め方が大幅に変わるであろう職業につくためのスキル習得を指すことが増えているとのこと。

リスキリングは、単なる学び直しではなく、「これからも職業で価値創出し続けるために」「必要なスキル」を学ぶ、という点が強調されている。

また、リカレント教育とは違う。
リカレント教育は「働く→学ぶ→働く」のサイクルを回し続けるありようのこと。新しいことを学ぶために「職を離れる」ことが前提になっている。

2 リスキリングの歴史

リスキリングの先駆者は、AT&T。2008年時点ですでに、以下の事実を把握。
「25万人の従業員のうち、未来の事業に必要なスキルを持つ人は半数に過ぎず、約10万人は10年後には存在しないであろうハードウェア関連の仕事のスキルしか持っていない」
2013年に「ワークフォース2020」というリスキリングのイニシアティブをスタート(現 在も後継プログラムが続いている)。2020年までに10億ドルかけて10万人のリスキリングを実行。

世界経済フォーラム(WEF)の2020年のレポートによると、2025年までに8,500万人の雇用が機械によって置き換えられると報告。
2020年1月のWEF(世界経済フォーム)年次総会では、「2030年まで に世界で10億人をリスキルする」ことを目標に、「リスキ ル革命プラットフォーム」の構築が宣言された。

3 テクノロジーの浸透によるオートメーション化がもたらす技術的失業

リスキリングを学ぶと、出てくるキーワードとして、「技術的失業」があります。

技術的失業とは、AI、DX化が進む事により、従来人間が行っていた労働が機械に置き換えられ、雇用が失われてしまう事を意味しています。

例えば、執筆活動、台本作成、定型文章作成、新規プログラム作成、プログラムの修正などに関しては早期に置き換えが進んでいくものと想定されています。

また、事務処理などの定型作業など従来人間が行っている業務のうち、単純作業でシステムに置き換え可能なものも置き換えられます。

4 今回のまとめ

現在、テクノロジーがどんどん社会に浸透し、人の仕事がテクノロジーによって無くなっている。
そんな中で、今の社会で新しい価値を生み出すための必要なスキル習得が必須であることが理解できた。

また、海外は国がプラットフォーマーと連携して、多くの人のリスキリングを進めているとのこと。
これについても、今後調べていきたい。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう!

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参考リンク:
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/002_02_02.pdf

https://www.works-i.com/research/works-report/item/reskilling2020.pdf


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