「仲の町3バカトリオどたばだ奮闘記」 第2章 町立 勝浦小学校22
第2章 町立 勝浦小学校22
小学校6年生の時、僕たち3バカは人生初めての修学旅行という物にでかけたのである。最初に断っておくが、僕の手元に何故か小学校の卒業アルバムがなく、修学旅行の時の写真も2枚しかなく、あくまでも45年前のことを記憶で書くので、間違っていることがあることを予めご了承いただきたい。特に心優しい同級生の皆様方。6年生になってのしばらくたった時、僕たちは、当時のバスターミナルからクラスごとのバスに乗り三重県の鈴鹿に向かった。2泊3日のコースは、名古屋、大阪のコースだ。朝早く父兄たちの見送りの中僕たちは、バスに乗り込み一路鈴鹿サーキットに向かった。僕の隣の席は、ナカシャで相変わらず道中はアホな話をしながらであった。「皆さん、おはようございます。今日から3日間、皆さんといっしょに行動します、熊川交通の吉田けい子といいます。よろしくお願いします」若い美人なバスガイドのお姉さんが僕たちの前に現れた。タコちゃんとナカシャと集合場所に集まった時、何人かのバスガイドの方がいて「おい、俺らのクラスのバスガイドどの人やろ、あの右から2人めやったら最高やん。」って言っていたら、なんと僕とナカシャの目の前に女神が現れたのである。おもわず僕とナカシャは、握手をした。勝浦っ子純情である。昼前に鈴鹿サーキットにつき、ゴーカートなんかで楽しみ、名古屋市へ。科学博物館や名古屋城を見学し、宿へ。僕たちの部屋は、畳の大部屋でクラスの男子全員が一緒である。サル君や、馬場くん、ミー君にみうらっち、さかじー、ナカシャ、ばーさん、全部で20人。もちろん、夜は枕投げ。おとなしくねるはずがありません。夜遅くまで、男子たちの会話が続きました。翌朝は、一路大阪へ。バスの中はカラオケルームに変身し、しばらくは、歌声が聞こえていたが、やがて静かになり、所々で男子たちのいびきが聞こえだした。皆夢の中である。「はい、皆さんもうすぐ天王寺動物園に着きますよー。」バスガイドの女神の声に皆目覚め、到着後動物園で楽しんだ。初めて見るライオンやキリン、僕たちは十分楽しんだ。昼食後造幣局など大阪市内を見学し今夜の宿へ。ここも畳の大部屋で、クラス男子全員一緒。買ったお土産を見せ合ったり、トランプしたり、時間を過ごし、最後は見回りにくる担任の先生の目を盗んでまたもや枕投げ。この日も夜遅くまでさわいでいた。大部屋で運ばれてきた、朝食を食べて、僕たちは、バスに乗り込み勝浦への帰路についた。「時間の立つのは、早いですね。もう3日目になりました。これから皆さんの地元勝浦に戻ります。途中休憩と昼食をとります。バスの中で歌でも歌いますか。」女神が問いかけた。「皆さんへの感謝の気持ち込めて私が先に歌いますね。」当時流行っていた僕たちが知っている曲を女神は唄ってくれた。周りの男子生徒はうっとりしている。みんな勝浦っ子純情なのである。その後勝浦に着くまでバスの中はまたもやカラオケルームとなった。この2泊3日で各地で集合写真を撮ったり、同行のカメラマンの方に僕たち男子はバスガイドさんとの記念写真を撮ってもらったり思い出の修学旅行となった。僕たち6年4組の男子の団結力も、より固くなった。つづく。
小学校6年生の時、僕たち3バカは人生初めての修学旅行という物にでかけたのである。最初に断っておくが、僕の手元に何故か小学校の卒業アルバムがなく、修学旅行の時の写真も2枚しかなく、あくまでも45年前のことを記憶で書くので、間違っていることがあることを予めご了承いただきたい。特に心優しい同級生の皆様方。6年生になってのしばらくたった時、僕たちは、当時のバスターミナルからクラスごとのバスに乗り三重県の鈴鹿に向かった。2泊3日のコースは、名古屋、大阪のコースだ。朝早く父兄たちの見送りの中僕たちは、バスに乗り込み一路鈴鹿サーキットに向かった。僕の隣の席は、ナカシャで相変わらず道中はアホな話をしながらであった。「皆さん、おはようございます。今日から3日間、皆さんといっしょに行動します、熊川交通の吉田けい子といいます。よろしくお願いします」若い美人なバスガイドのお姉さんが僕たちの前に現れた。タコちゃんとナカシャと集合場所に集まった時、何人かのバスガイドの方がいて「おい、俺らのクラスのバスガイドどの人やろ、あの右から2人めやったら最高やん。」って言っていたら、なんと僕とナカシャの目の前に女神が現れたのである。おもわず僕とナカシャは、握手をした。勝浦っ子純情である。昼前に鈴鹿サーキットにつき、ゴーカートなんかで楽しみ、名古屋市へ。科学博物館や名古屋城を見学し、宿へ。僕たちの部屋は、畳の大部屋でクラスの男子全員が一緒である。サル君や、馬場くん、ミー君にみうらっち、さかじー、ナカシャ、ばーさん、全部で20人。もちろん、夜は枕投げ。おとなしくねるはずがありません。夜遅くまで、男子たちの会話が続きました。翌朝は、一路大阪へ。バスの中はカラオケルームに変身し、しばらくは、歌声が聞こえていたが、やがて静かになり、所々で男子たちのいびきが聞こえだした。皆夢の中である。「はい、皆さんもうすぐ天王寺動物園に着きますよー。」バスガイドの女神の声に皆目覚め、到着後動物園で楽しんだ。初めて見るライオンやキリン、僕たちは十分楽しんだ。昼食後造幣局など大阪市内を見学し今夜の宿へ。ここも畳の大部屋で、クラス男子全員一緒。買ったお土産を見せ合ったり、トランプしたり、時間を過ごし、最後は見回りにくる担任の先生の目を盗んでまたもや枕投げ。この日も夜遅くまでさわいでいた。大部屋で運ばれてきた、朝食を食べて、僕たちは、バスに乗り込み勝浦への帰路についた。「時間の立つのは、早いですね。もう3日目になりました。これから皆さんの地元勝浦に戻ります。途中休憩と昼食をとります。バスの中で歌でも歌いますか。」女神が問いかけた。「皆さんへの感謝の気持ち込めて私が先に歌いますね。」当時流行っていた僕たちが知っている曲を女神は唄ってくれた。周りの男子生徒はうっとりしている。みんな勝浦っ子純情なのである。その後勝浦に着くまでバスの中はまたもやカラオケルームとなった。この2泊3日で各地で集合写真を撮ったり、同行のカメラマンの方に僕たち男子はバスガイドさんとの記念写真を撮ってもらったり思い出の修学旅行となった。僕たち6年4組の男子の団結力も、より固くなった。つづく。